小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
投票怖い(笑)いや、もう、結果を見ればまさに『どうしてそうなった?!』ですよ(笑)
難しいながらも楽しく書いてますので、もうちょっと待ってて下さいね。
試行錯誤しながらの執筆だというのに拍手を下さっている皆様には、感謝感謝です。
それはそうと、息抜きにニコ動でディシディア関連の腹筋崩壊動画を見ていて、ちょっと笑ったのがあったので、うちの子たちにやってもらいましょう。もとは2chネタらしいですね。若干シモいので、苦手な方はご注意下さい。例によって、ヴァンツァーとライアンがキニアンを愛でているだけの小話です。
難しいながらも楽しく書いてますので、もうちょっと待ってて下さいね。
試行錯誤しながらの執筆だというのに拍手を下さっている皆様には、感謝感謝です。
それはそうと、息抜きにニコ動でディシディア関連の腹筋崩壊動画を見ていて、ちょっと笑ったのがあったので、うちの子たちにやってもらいましょう。もとは2chネタらしいですね。若干シモいので、苦手な方はご注意下さい。例によって、ヴァンツァーとライアンがキニアンを愛でているだけの小話です。
**********
たまに、男三人で飲むことがある。
この夜もそうだった。
バーカウンターの中では、ヴァンツァーがシェイカーを振っている。
4杯目を空けて、キニアンがちょっと眠そうな目つきでボソッと呟いた。
「・・・俺、納得いきません」
すぐに5杯目のカクテル──ギムレットを出してやりながら、ヴァンツァーは「何が?」と訊ねた。
少し酔っているのだろう、紅く染まった頬と舌っ足らずな口調が可愛いなぁ、と目を細めている年長者ふたりの前で、キニアンはパシン、とカウンターを叩いた。
「だって、し、処女は人気があるのに、ど、童貞は人気がないっておかしくないですか?!」
そもそも俺、童貞じゃないのに! と酒のせいだけではなく顔を紅くしている青年に、ヴァンツァーとライアンは目を丸くした。
そうして、ふたり揃ってくすくすと笑ったのである。
「な、何で笑うんですか!」
「またお兄ちゃんにからかわれたの?」
「なっ、べ、別に・・・・・・・・・・・・はい、そうです」
素直を絵に描いたような青年の台詞に、ライアンはまたおかしそうに笑った。
ジロッと睨まれても、ほとんど眼力のない視線など怖くもなんともない。
ライアンはモスコミュールのおかわりを受け取り、キニアンににっこりと笑いかけた。
「おれも、アー君の処女なら喜んでもら」
「うっさい!」
まるでカノンのような物言いに、怒られた当人も思わず笑ってしまった。
「まぁ、『恋は戦争』と言うからな」
「・・・はい?」
ヴァンツァーの言葉の意味が分からなくて首を傾げるキニアン。
自分用のウィスキーフロートをひと口飲んだヴァンツァーは、よしよし、とキニアンの頭を撫でて説明をしてやった。
「要するに、『攻め込まれたことのない城』と、『攻め込んだことのない兵士』、どちらが強いか、という話だな」
「あ、パパさん巧いこと言う!」
あはは、と陽気に笑う男の隣で、キニアンはカウンターに突っ伏しながら呟いた。
「・・・俺は、ラスボス前にLv100まで上げるタイプなんですよ」
今に見てろ、と口の中で喋っている青年に、年長者ふたりはやはり声もなく笑いあったのであった。
**********
キニアン可愛いよ、キニアン。
さ、俺ももうちょっと頑張ろう。
たまに、男三人で飲むことがある。
この夜もそうだった。
バーカウンターの中では、ヴァンツァーがシェイカーを振っている。
4杯目を空けて、キニアンがちょっと眠そうな目つきでボソッと呟いた。
「・・・俺、納得いきません」
すぐに5杯目のカクテル──ギムレットを出してやりながら、ヴァンツァーは「何が?」と訊ねた。
少し酔っているのだろう、紅く染まった頬と舌っ足らずな口調が可愛いなぁ、と目を細めている年長者ふたりの前で、キニアンはパシン、とカウンターを叩いた。
「だって、し、処女は人気があるのに、ど、童貞は人気がないっておかしくないですか?!」
そもそも俺、童貞じゃないのに! と酒のせいだけではなく顔を紅くしている青年に、ヴァンツァーとライアンは目を丸くした。
そうして、ふたり揃ってくすくすと笑ったのである。
「な、何で笑うんですか!」
「またお兄ちゃんにからかわれたの?」
「なっ、べ、別に・・・・・・・・・・・・はい、そうです」
素直を絵に描いたような青年の台詞に、ライアンはまたおかしそうに笑った。
ジロッと睨まれても、ほとんど眼力のない視線など怖くもなんともない。
ライアンはモスコミュールのおかわりを受け取り、キニアンににっこりと笑いかけた。
「おれも、アー君の処女なら喜んでもら」
「うっさい!」
まるでカノンのような物言いに、怒られた当人も思わず笑ってしまった。
「まぁ、『恋は戦争』と言うからな」
「・・・はい?」
ヴァンツァーの言葉の意味が分からなくて首を傾げるキニアン。
自分用のウィスキーフロートをひと口飲んだヴァンツァーは、よしよし、とキニアンの頭を撫でて説明をしてやった。
「要するに、『攻め込まれたことのない城』と、『攻め込んだことのない兵士』、どちらが強いか、という話だな」
「あ、パパさん巧いこと言う!」
あはは、と陽気に笑う男の隣で、キニアンはカウンターに突っ伏しながら呟いた。
「・・・俺は、ラスボス前にLv100まで上げるタイプなんですよ」
今に見てろ、と口の中で喋っている青年に、年長者ふたりはやはり声もなく笑いあったのであった。
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キニアン可愛いよ、キニアン。
さ、俺ももうちょっと頑張ろう。
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