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小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
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ヴァンツァー+彼氏sのY談(コラ)


えー、だって絶対休みの日にシェラ+彼女sが買い物行ってうふふあははしてる間、男どもだけが取り残されたら、やるじゃん? やらないわけがないんだよってかやれよ(コラ)

たとえば・・・別に大したことは書かないけどさ。


**********

「・・・ふたりとも、今までに・・・その・・・何人くらい、あるんですか?」

カップではなくマグに淹れられた珈琲を啜りながら、キニアンはぽつり、と訊ねた。
最初はきょとん、とした顔をしていたヴァンツァーとライアンだったが、そこは察しのいい男たち、示し合わせたわけではないが、声を揃えた。

「「──さぁ?」」

ずんっ、とキニアンの頭の上に10トンほどの錘が落ちてきた。

──・・・覚えてないほどあるのかよ・・・。

もう、既に何か負けた気分である──いや、このふたりに勝とうなどとは最初から思っていないのだが。

「アー君はアレだ。相手の顔と名前と──ヤった回数まで覚えてたりするわけだ」
「・・・っ」

すぐ顔に出る純情な少年に、年長者たちは『ふぅ~ん、そ~う』というぬるい笑みを浮かべた。

「だっ・・・か、顔と名前は当たり前じゃないか!」
「親切だな」

どうやら本気でそう思っているらしい最年長者に、キニアンは愕然とした。

「・・・覚えてないんですか・・・?」
「必要がないからな」
「・・・・・・」

ひょえぇぇぇぇぇぇええぇ?! と新緑色の瞳を真ん丸にする少年に、ヴァンツァーはにっこり笑って言った。

「──あぁ、でもシェラとのなら初夜から昨夜のものに至るまで克明に覚えているぞ。そうそう、最初は」

『うきうき』と顔中に書いて喋っている男の話を、ライアンは「あはは」と笑いながら、キニアンは泣きそうになりながら、しかし後学のため、と思って賢明に耳を傾けたのである。


**********

馬鹿だな、こいつら・・・。

あ、あとね、『関白宣言』も書きたい。イロイロ言いつつ、最後は「やれる範囲で構わないから」とデレてしまうヴァンツァー。あ、キニアンもそうだな(笑)

面白いと思うんだ。座っているシェラとカノンの前に仁王立ちして、「俺より先に寝てはいけない」「俺より後に起きてもいけない」「飯はうまく作れ」「いつも綺麗でいろ」とか散々言ったんだけど、うるうるした瞳で見上げてくる嫁たちに「「──いや、やれる範囲でいいんだ! なっ?! いいんだ、いいんだ、全然いいんだ!!」」って言っちゃうお馬鹿な子たち・・・ライアンは、きっと一番デキる子なので、その辺もきちんとやってくれるに違いない。

あー、今日も1日始まった・・・。
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