小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
えー・・・大変申し訳ありません。前回更新から2ヶ月以上空いてしまっております。最近は土日も自宅に仕事を持ち帰る有り様で、フィギュアすら見てない・・・。まぁ、仕事といってもHP作りなので、趣味の範囲内と言えば範囲内なのですが、画面見続けたままなので眼精疲労と脳疲労が酷くて。
記念小説のミニ企画、ヴァンシェラのはもうちょっと待って下さいね。既に6話目に達しているって、どんだけ書くつもりなんだ、私・・・。
何も更新しなくて申し訳なさすぎるので、ミニ企画のヴァンシェラの冒頭をば少しだけ。表紙詐欺にならないよう頑張ります。
記念小説のミニ企画、ヴァンシェラのはもうちょっと待って下さいね。既に6話目に達しているって、どんだけ書くつもりなんだ、私・・・。
何も更新しなくて申し訳なさすぎるので、ミニ企画のヴァンシェラの冒頭をば少しだけ。表紙詐欺にならないよう頑張ります。
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止まない轟音。
上がる火の手。
優美であった城は瓦礫の山。
悲鳴は怒号に掻き消され、もはや敵味方の区別すらない。
救うことはおろか、止めることも、戦うことも出来ずに立ち尽くした。
『光あれ』と唱えた神の言葉に違わず真白かったその世界は、赤炎と黒煙に覆われ、楽園は瞬く間に地獄と化した。
「──わたしとともに来い」
泣くことすら出来なかった私に手を差し伸べてきたあの方は、抜身の刃を携え、屍の山を築き、純白であった衣服は埃と返り血に汚れていたというのに、過去のどんなときよりも美しかった。
なぜ、と問うた私に、たったひと言。
「お前が欲しい」
それだけを告げて。
忌避すべき傲慢さも、あの方の身に宿れば星屑のように輝く。
あの方に望まれて、拒めるものがいるのだろうか。
けれど私は、伝えなければならない。
「……神が、お赦しになりません」
神の言葉を伝えること。
それが、私の役目。
──……私の心は、必要ない。
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・・・そんなわけで、こんな話になるはずです。たぶん(コラ)
励ましのお言葉や拍手もたくさんいただいております。本当に、本当にありがとうございます。楽しみにして下さっている方のためにも、早めの更新を心がけます。
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