小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
シャカが常に目を閉じ、五感のうちのひとつを閉ざすことで小宇宙を溜めたのと同様、盲目の聖闘士アスミタは、盲目ゆえに強大な小宇宙をその身に秘めており。聖闘士で唯一、神だけが持つ究極の小宇宙・第八感(エイトセンシズ)に目覚めている存在。シャカは、聖闘士で唯一エイトセンシズに目覚めているがために、『もっとも神に近い男』と呼ばれていました。
生まれながらに目の見えないアスミタはその分他の感覚が発達しており、だからこそ世界は苦悩に満ちていると感じていた。神でありながら人として生まれ、人としての感覚に苦しみ、胸を痛めているアテナ(サーシャ)を愚かだと言い、苦悩に満ちた人の生を終わらせようとしているハーデス(アローン)にこそ理があるのではないか、と考えていたアスミタ。
けれど彼は気づく。人の生とは、苦悩に満ちたもの。それは、変えることの出来ない真理。アテナは、人としてのその感覚をこそ己が感じるため・・・神として、超然とした存在としてではなく、自らが護るべき地上の人々と同じものを感じられるように、今世では人として生を受けたのだ、と。
かなり自己解釈。この辺漫画でどうだったかかなりあやふやです・・・いや、だって、テンマとかサーシャとかアローンが絡む本筋は空気なんですって。記憶にあるのが一部の黄金の戦いのみ。
・・・さて。そんなことよりアスミタです。ハーデスの力がある限り何度でも蘇るスペクターたちを完全に倒すため、スペクターと同じ108の珠を連ねた数珠を作る必要があった。それには小宇宙を究極まで高めて数珠に注ぐ必要があり、それはエイトセンシズに目覚めたアスミタにしか出来ないことだった。
死の世界はある意味感覚のみの世界であり、だから生前は盲目であっても冥界ではその目がものを映したりする。アスミタもそうで、彼は死の間際、ずっと閉ざされていた双眸を開くこととなる。美しく澄んだ青い瞳。
数珠を完成させたアスミタは、テンマに言う。
「世界は美しいな・・・見たまえ、あそこに光が見える。集落があるのだろうな。人々が暮らしているのだ。悩み、苦しみながらもときには笑って・・・あぁ、きみは想像よりも幼い顔をしているな」
盲目のアスミタの目に、世界の様子が映っている意味。爆発的に膨れ上がった小宇宙が、収束していく気配。ゆっくりと、薄れていくアスミタの姿。テンマは、聖衣だけの姿になったアスミタに涙する。全俺も泣いた(笑)
OVAの感想を見てると、『本筋以外は面白い』というのが大筋の見解かと(笑)そして、本筋も、後半になってくると作者の戦闘シーンを描くテクニックが上がって、それなりに熱い戦いが楽しめる、という。
それでも、テンマVSハーデスよりも、黄金に焦点当ててる方がずっと燃える。萌えではない。燃えるのですよ、めらめらと。
シャカは電波ですが、それはきっと彼が既に悟っているからなのでしょうね。その前の聖戦の時代に生きたアスミタは、苦悩していた。それが、最期の瞬間に悟りを開いた。アスミタは苦悩~悟り、シャカはその後という関係なのでしょう。LCの黄金は、皆人間くさいです。
あ~、もうすぐ蟹ですよ、蟹。蟹のくせにタナトスとヒュプノスのとこ乗り込んでいって、チェス盤蹴り壊すんですよ、確か(笑)蟹なのに(笑)
デジェルって、眼鏡かけてたっけ? 銀縁の。博識なんだよね、ウィキペで読んだ(笑)原作では弟子以外眼中になかったくせに。いや、でも、カミュは師匠としては最上級だと思うよ。逆さ吊りにされて「死ぬぅぅぅぅぅ!」って叫んだ星矢にあっさり「死ねば?」言い放った魔鈴さんの方がよっぽどクールだけどな(笑)シオン様も、どこをどうしたら、LCのちょっぴり無表情・無感動で、でもそれなりの熱さを秘めたシオンが、ムウに「跪け」とか言う教皇シオン様になってしまうのか・・・。
あぁ、楽しいな。何かイロイロ逃避してるけど、まぁいいや。
PR
この記事にコメントする