誰よりも高いところを目指して、ときに涙しながらもスケートを愛していたあなたが大好きです。
たとえ跳べないときがあっても、ふわりふわりと蝶が水場で遊ぶように滑るあなたはとても綺麗でした。
出来れば、またあなたが笑顔でリンクに立ってくれる日が来たら、とても嬉しいです。
本当にありがとう。お疲れ様!
神社巡りのお話で長くなるので、続きを読むという奇特な方はリンククリックでどうぞ。
興味がある方はどうぞ。
何と言っても、アホみたいな4回転を跳ぶ日本人男子たちがいますからね(笑)これは良い意味で笑わせてもらえそうです。4回転のフリップやループは、公式戦以外の練習で跳んでいる選手は昔から多数いますが、リスクを顧みず試合で跳んでくるのがすごいですよね。
さて。まずは女子です。あ、解説が殿ですね。織田くんの解説は愛が溢れていて大好きですよ。しーちゃんもいますし、落ち着きますね、この解説コンビ。鉄板です。
ご興味のある方は続きからどうぞ。
──と思いながら手に取ったのは、そう、あれです。
小説『君の名は。』
映画、ものすごい評判ですよね。私も、時間が取れれば見に行こうかと思っていたんですけど、人混み嫌いだし・・・(コラ)
友人が、「これすごくいいらしい。ヴァンシェラで書いて」と言うので。「まぁ、新作どころか連載中のも進んでないし」と、何かのきっかけになれば、と思い。
高校生の女の子と、高校生の男の子が、夢の中で別人に入れ替わっているのに気づき・・・という、ネタとしてはありがちなヤツです(コラ)
それがまぁ、何というか、人間というのは『感情』の生き物なのだと気付かされる作品です。一人称で、視点はコロコロ変わるんですが、高校生の女の子と男の子がそこに生きて、見て、知って、感じて。そういうのが、何の敷居もなく、こちら側に入ってくる。
小説の冒頭。男の子の視点なのですが。
目が覚めた。夢を見ていた。ただの夢だ。意味なんかない。それでも、俺の鼓動は異常に高鳴っている。奇妙に胸が重い。とりあえず息を吸い込んだ。空気の通り道が、いつもより細い。胸が奇妙に重い。物理的に重い。自分の身体に目を落とす。そこには胸の谷間がある。胸の谷間がある──もんでおくか。
──もんでおくか?!(笑)
どうしてそうなった、と思いつつも、そうだよな、男子高校生ならそうだよな、と。風景や情景、身体の状態、感じたこと。冷静に、刻銘に描写しているようでいて、やっぱりそこには少年としての感情があって。
そんなヒーローの様子を見ていて、私は思いました。
──あかん、これヴァンツァーやない、キニアンや・・・。
だって! だって!! ヴァンツァーがこんなに可愛げのある男の子なわけないじゃないですか!! シェラがヒロインをやるのは可としても、ヴァンツァーに初々しい男子高校生の役なんて出来るわけが・・・初々しい・・・うい・・・ほら嫌な予感しかしない。
キニアンが演じれば可愛い男の子になるでしょうが、ヴァンツァーがやったら取り返しのつかないことになるに決まっています。
そんなわけで、『ヴァンシェラde君の名は?』は始まる前からお蔵入りです。うーん。『あらしのよるに?』を書いていたときの自分は天才だと思っていましたが、あのときのように上手いこと書ける気がしない。ですので皆様どうぞ、映画もしくは小説を大いに楽しんで下さい。