小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
良かったなぁ。おまい、述べ何百ってお嬢さん方、たぶんお兄さん方にも祝われてるぞ? あんな・・・あんな残念な子になっちゃったのに・・・最近☆矢のギャグしか読んでなかったから、ノリがそっちなんだよなぁ・・・。いや、でも楽しかった。
それにしても、あーにゃばし! 茅田さんの新刊・・・というか、デル戦の外伝!! 出てるのは知ってたんですけど、ほら、計画停電の影響でお店早くしまってしまうので、本屋とかすごい行列なわけです。さすがに仕事で疲れた上に並ぶの嫌で、「まぁ、いっか」と思ってたんですが・・・シェラが出てるじゃないか!! ってか表紙!!
・・・しまった・・・中編2本らしいですけど、1本はあれだろ、たぶん。画集に載ってたやつ。ってことは、ヴァンツァーが、ココア色のボンネットにピンクのドレスのシェラを見て「可愛い」って微笑むヤツだろ? いや、間違ってないって。口では言ってないかも知れないけど、顔がそう言ってた。いや、そういう描写もあった。で、もう1本はシェラが頑張る話らしい・・・あああ、買わなくちゃ。
ホントは某大河で注文しようと思ってたんですよねぇ・・・あ、いいか、大河でも。翌日配送してくれるし。何時に届くか分からないのだけが困るけどな。他にも欲しい本あるし。医龍の最終巻とか、妖狐(いぬ)×僕とか。
さて、今回のヴァンツァー誕で出てきたネタで、ちょこっとだけ。
それにしても、あーにゃばし! 茅田さんの新刊・・・というか、デル戦の外伝!! 出てるのは知ってたんですけど、ほら、計画停電の影響でお店早くしまってしまうので、本屋とかすごい行列なわけです。さすがに仕事で疲れた上に並ぶの嫌で、「まぁ、いっか」と思ってたんですが・・・シェラが出てるじゃないか!! ってか表紙!!
・・・しまった・・・中編2本らしいですけど、1本はあれだろ、たぶん。画集に載ってたやつ。ってことは、ヴァンツァーが、ココア色のボンネットにピンクのドレスのシェラを見て「可愛い」って微笑むヤツだろ? いや、間違ってないって。口では言ってないかも知れないけど、顔がそう言ってた。いや、そういう描写もあった。で、もう1本はシェラが頑張る話らしい・・・あああ、買わなくちゃ。
ホントは某大河で注文しようと思ってたんですよねぇ・・・あ、いいか、大河でも。翌日配送してくれるし。何時に届くか分からないのだけが困るけどな。他にも欲しい本あるし。医龍の最終巻とか、妖狐(いぬ)×僕とか。
さて、今回のヴァンツァー誕で出てきたネタで、ちょこっとだけ。
**********
「フーちゃん、フーちゃん!」
麗らかな春の木漏れ日の中、明るい声に呼ばれてフーガは読んでいた本から顔を上げた。
さらり、と長く伸ばした黒髪が風にさらわれる。
駆け寄ってくるのは、彼の半身──正確には4分の1身だろうか──であるロンドだ。
ふわふわの黒髪に、きらきらと輝く大きな青い瞳。
同じくらい輝く笑顔を浮かべて駆けてくる少年の頭には、シロツメクサで作った花の冠。
あと5歩、というところでフーガは腰を上げた。
「──あっ!」
平坦な野原だというのに、何かに足を取られたようにつまづくロンド。
「やると思った」
フーガは、転ぶ前にしっかりと抱きとめてやった。
言葉は呆れているようなのに、その声はどこまでもやさしい。
怜悧なまでに整った美貌の少年の深い菫色の瞳は、愛しげに眼下の少年を見つめる。
「へへ・・・ありがと、フーちゃん」
「ロンのドジには慣れてるよ」
「いっつも転ぶ前にフーちゃんが助けてくれるもんね」
「転んだら、お前泣くだろ?」
「もう泣かないよっ」
ぷくっと頬を膨らませる少年に、フーガはくすくすと笑って芝生の上に腰を下ろした。
「で、何だって?」
「──あ、あのね・・・はい」
ロンドは、彼の頭にあるのと同じ花の冠をフーガの頭に載せた。
「・・・俺に?」
「うん。アーちゃんとリっちゃんと一緒に作ったの。フーちゃん黒髪だから、白い花の冠載せたら綺麗だと思って」
にこぉっと幸せそうな微笑みに、フーガもつられて微笑んだ。
「ありがとう」
「フーちゃんは、何してたの?」
「ん? 本だよ」
「難しい本?」
「いや、お伽話」
ロンドはフーガの読んでいた本を手に取った。
「──ラテン語だけどな」
お伽話と聞いて自分でも読めるかと思ったロンドだったが、何が書いてあるのかさっぱりだ。
眩暈がする。
目を白黒させている様子に、フーガは楽しそうに笑った。
「読んであげようか?」
「──いいの?」
「うん」
やった、と青い瞳を輝かせ、すとん、と腰を下ろした。
当然のようにフーガの脚の間に座り、背もたれ代わりにするロンド。
こちらも当然のような顔をしているフーガは、ロンドを抱き抱えるようにして本を開いた。
**********
ほんわからぶい。
ロンド>フーガ>リチェルカーレ>アリアの四つ子?
「フーちゃん、フーちゃん!」
麗らかな春の木漏れ日の中、明るい声に呼ばれてフーガは読んでいた本から顔を上げた。
さらり、と長く伸ばした黒髪が風にさらわれる。
駆け寄ってくるのは、彼の半身──正確には4分の1身だろうか──であるロンドだ。
ふわふわの黒髪に、きらきらと輝く大きな青い瞳。
同じくらい輝く笑顔を浮かべて駆けてくる少年の頭には、シロツメクサで作った花の冠。
あと5歩、というところでフーガは腰を上げた。
「──あっ!」
平坦な野原だというのに、何かに足を取られたようにつまづくロンド。
「やると思った」
フーガは、転ぶ前にしっかりと抱きとめてやった。
言葉は呆れているようなのに、その声はどこまでもやさしい。
怜悧なまでに整った美貌の少年の深い菫色の瞳は、愛しげに眼下の少年を見つめる。
「へへ・・・ありがと、フーちゃん」
「ロンのドジには慣れてるよ」
「いっつも転ぶ前にフーちゃんが助けてくれるもんね」
「転んだら、お前泣くだろ?」
「もう泣かないよっ」
ぷくっと頬を膨らませる少年に、フーガはくすくすと笑って芝生の上に腰を下ろした。
「で、何だって?」
「──あ、あのね・・・はい」
ロンドは、彼の頭にあるのと同じ花の冠をフーガの頭に載せた。
「・・・俺に?」
「うん。アーちゃんとリっちゃんと一緒に作ったの。フーちゃん黒髪だから、白い花の冠載せたら綺麗だと思って」
にこぉっと幸せそうな微笑みに、フーガもつられて微笑んだ。
「ありがとう」
「フーちゃんは、何してたの?」
「ん? 本だよ」
「難しい本?」
「いや、お伽話」
ロンドはフーガの読んでいた本を手に取った。
「──ラテン語だけどな」
お伽話と聞いて自分でも読めるかと思ったロンドだったが、何が書いてあるのかさっぱりだ。
眩暈がする。
目を白黒させている様子に、フーガは楽しそうに笑った。
「読んであげようか?」
「──いいの?」
「うん」
やった、と青い瞳を輝かせ、すとん、と腰を下ろした。
当然のようにフーガの脚の間に座り、背もたれ代わりにするロンド。
こちらも当然のような顔をしているフーガは、ロンドを抱き抱えるようにして本を開いた。
**********
ほんわからぶい。
ロンド>フーガ>リチェルカーレ>アリアの四つ子?
PR
この記事にコメントする