＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

意識が浮上する。
だが、おかしい。
あまりにもゆっくりなそれに危機感を覚え、無理やり跳ね起きる。
室内の明るさとは逆に、頭が重い。
酒を酩酊するほど飲むことはなく、薬品や毒物の影響というほど酷くもない。
これは、まるで。

「ん・・・ヴァ、ツァー・・・？」

声が聴こえて、飛び退りそうになった。

──人がいるのに、熟睡だと・・・？

下半身を受け止める寝具は適度な弾力で、さらりとしたシーツの感触も相まって高級であろうことが感じ取れる。
今は何の任務だったか、と頭を巡らせ、視線を声をした方へ向け──目を瞠った。

「んむー・・・さむい・・・」

長い銀色の髪、細い肩。
露わになった背中は白く、薄い。
女のようにも思えるが──違う。
髪の間から覗くその顔は。

「──・・・銀色・・・？」

あぁ、そうだ。
間違いない。

「ふふ・・・懐かしい呼び方」

ゆっくりと開かれた瞼の奥には、けぶるような紫水晶の瞳。

「おはよう」

しどけない様子で横たわり、ふわりと微笑む顔は、見知ったものよりもいくらか年を重ね、艶を増したように思えた。
固く閉じた蕾であったものが、いつ、このようなむせ返るほどの芳香を放つ開花を迎えたというのか。
何より、この状況は──。

「──夢か・・・？」

今抱えるどのような任務であろうと、この銀色と同衾するような展開にはなり得ない。
だが、この銀色が任務でもなく自分に微笑みかけることがあるだろうか。

「どうしたんだ、ヴァン──」

訝しげだった表情が、みるみるうちに強張っていった。
あぁ、そう。
この表情ならば知っている。

「おまえ・・・」

ゆっくりと上体を起こした銀色は何も身に着けてはおらず、その事実に思わず顔を顰めた。

──夢にしては、随分と性質の悪い・・・。

少しでも情報を得ようと周囲を見渡す。
見慣れない調度が多くあるが、悪くない部屋だ。
逢引宿などではあり得ない。
銀色の様子と『懐かしい』という先ほどの言葉から判断すれば、ここは──。

「コンコン、入るよー」

新たに聴こえた声と同時に、部屋の扉が開いた。
そこにいたのは。

「おっはよー、シェラ、パパ！」
「銀色・・・？」

だが、黒髪だ。
それに、体つきは少女のようだ。
膝がすっかり見えてしまうほど丈の短い、見慣れない服を着ている。
何よりも。

「・・・パパ？」

誰がだ、と口にする前に、黒髪の少女の後ろから、銀色の頭がひょっこりと覗く。

「おはよー、って、あれ？　何か雰囲気変じゃない？」

朝から喧嘩？　と呟く少年は、銀髪に菫色の瞳の──。

「俺・・・？」

いや、俺自身よりは随分と表情と色彩が明るく、幼い。

「これは」
「──カノン、ソナタ。ちょっと向こうに行ってて」
「「え、でも」」
「こいつと・・・ヴァンツァーと、少し話がある」

強張りの解けない銀色の様子に少年と少女は顔を見合わせたものの、黙って扉を閉めた。
部屋の前から遠ざかる足音は聞こえないものの、気配はなくなった。
彼らも我らと同じか、それとも。

「ヴァンツァー」

声を掛けられ、視線を動かす。
怯えるでも、臆するでもなく、静かに真っ直ぐ見つめてくるその様子に、続く言葉が想像出来る気がした。

「ここは・・・アベルドルンではない」
「そうか」
「リィの・・・デルフィニアの妃将軍の生まれ故郷だ。お前は・・・」

一瞬固く目を閉じ、ゆっくりと震える瞼が持ち上げられた。

「・・・お前は、私が倒した」
「そうか」
「アベルドルン大陸の戦乱は、デルフィニアの勝利で幕を閉じた。お前と、リィに倒されたレティシアは、リィの友人である聖霊の力によってこちらの世界へ連れて来られ、生き返った」
「迷惑な話だな」
「っ・・・」
「続けろ」
「・・・この世界で私たちは学生として過ごし、お前はデザイナーとなって会社を興した」
「デザイナー？」
「この世界に私たちを連れてきたリィとルウ──聖霊は、一般市民として生きている。だから、私たちもそれに倣い、学生として勉強し、仕事をすることになった」
「それで、デザイナー？」
「レティシアは医者になった」
「──・・・医者？」

馬鹿な。
あれは、天性の殺人者だ。
無差別に人を傷つけることはしないが、あれほど鮮やかに人を殺せる男を俺は知らない。

「かつての私たちとは、まったく違う生き方だ。だがそれは、誰かに押し付けられたものではない。私たちが、自ら選んだ道だ」

銀色の言葉に、自嘲の笑みが浮かぶ。
自ら道を選べるようであったなら、あんな生き方はしていない。

「本当だ。本当に、私たちは」
「それで？　俺自ら選んだ道の先に、お前がいたと？」
「・・・」
「あの子どもたちは？　同族か？」

しばらく俯いていた銀色が、ポツリと呟いた。

「・・・私の子だ」
「──お前の？」

ゆっくりを顔が上がり、ひた、と視線がぶつかる。
ゾクッとするような、挑戦的な瞳。

「お前の子でもある」
「・・・」
「あの子たちは、お前の種を胎に受け、私が生んだ子だ」


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

から始まる、二度目ましての恋とかどうでしょう？

１つだけ失敗したことがある。
視点をシェラにすべきだった・・・もしくは三人称。この男は考えていることが表に出ると途端にヘタれるというのに、分かっていながらなぜヴァンツァー視点にしたんだ、俺。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「──・・・大丈夫」

あの青い空が頭の上に落ちてきたって、大地が割れたって・・・世界中のどんな重要な出来事だってどうってことない。
手の中の金属は、強く握りすぎてもう体温との境目がわからない。
足にも力が入り、地面に縫い付けられたよう。
けれど、そうしていないと、これから自分が行おうとしていることへの恐怖に立っていられなくなりそうだった。

「大丈夫」

何度も何度も繰り返すシェラの耳に、一際大きな歓声が届く。
まだ見えないが、きっとパレードの先頭が街の端に入ったのだ。

ドクドクドクドク。

心臓は胸を突き破りそうで、手足はガタガタ震えている。
汗で滑りそうになる手の中の刃を、ぐっと握り直す。

「大丈夫」

あの人が望むなら、どんなものだって──月だって盗んでみせる。
祖国や友人だって裏切ってやる。
誰かに笑われたって、後ろ指さされたって、そんなことは何でもない。

「だいじょ──」
「──やめておけ」

右手首を掴まれ、シェラは反射的に短剣を取り落しそうになった。

ドクドクドクドク。

更に早くなった鼓動が頭の中に響いて、もはやパレードを迎える歓声など耳に入らない。
ゴクリ、と。
何とか唾を飲み下し、シェラは頭を動かさずに視線だけを右手に向けた。
黒い服。
厚みがあり、丁寧な刺繍の施された仕立ての良さそうな袖口。
腰にはレイピア。

──けいび、たい・・・。

ドクドクドクドク。

「今手を放せば、不問にする」

その偉そうな物言いに、シェラはキッ、と顔をあげた。
そうして、だいぶ高い位置にある横顔を見てぽかん、と口を開けた。
同時に手からも力が抜けて、短剣は隣りにいる男の手に落ちた。
艷やかな黒髪が縁取る白皙、通った鼻梁、すっとこちらに向けられた瞳は深く吸い込まれそうな藍色。
見たこともないくらいの、絶世の美貌。

「いい子だ」

髪の毛一筋ほども表情が動かないままそう言われ、シェラは

──あぁ、あの人と一緒に死ねなかったな・・・。

そう、思った。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

的なところから始まり。
シェラは伯爵家のお姫様ですかねー。父親に反発して家を飛び出したお嬢様。目立つ銀髪は黒く染めて。今まで知らなかった世界を見せてくれる男に恋をして。

ヴァンツァーは侯爵家の三男か四男くらいがいいですかね。家を継ぐことはないので、剣の腕で食べて行こうと軍にでも入りましょうか。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「丁重にもてなせ」

主人の言葉に完璧な礼をもって応え、メイドたちは戸惑うシェラをどこかへ連れていった。

「坊ちゃま・・・あのお嬢様は・・・」
「ファロット伯爵家の令嬢だ」
「──なんと！　あの行方知れずの」

この言葉に、ヴァンツァーは冷笑を返した。

「伯爵がその気になれば、この王都で子猫一匹探すことなどわけはない」
「それは・・・」
「見張りや護衛がついている様子もないのでは、そういうことだろうよ」
「あのお嬢様は、黒髪でしたが」
「染めているのだろう。生え際は銀だ」
「伯爵家の正当な血筋の証ですな・・・」

それがなぜ、と喉元まで出掛けた言葉を男は飲み込んだ。

「客間と、湯殿の用意をいたします」
「あぁ」

深く腰を折った執事に背を向け、ヴァンツァーは自室へと向かった。

「・・・分かっていてやっているのか」

手の中の短剣には、ファロット伯爵家の紋が入っている。
こんなものを使えば、どれほど王国への貢献があろうと伯爵家は一族郎党に至るまで斬首の上に取り潰しだ。
あの、こちらを睨みつけてきたときの視線の強さ。

「男であったなら、内から変えられたかも知れんな」

国家反逆罪など、もっとも分が悪く割に合わない。

「さて、どうするか」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

どうしようかね（コラ）
頭の中ではいろんな場面が浮かんでいます。恋人たち一味が企てた計画は失敗して捕まり、最終的には斬首になったのを知って自分も死ねるのだろうと思ったシェラだったけれどなぜか生かされ。

「だって私は！」
「主犯の男には黒髪の情婦がいたという」
「・・・」
「だが、その女は一味のアジトにはいなかった」
「それは！」
「それ以外に、その女に関する情報は得ていない」
「・・・私が、貴族だから？」
「言っている意味がわからない」
「あなたは知っている。私がしようとしたことも、私の髪が黒かったことも」
「きみは伯爵家の令嬢だ。護身用に短剣くらい持つだろう。黒髪の女はこの国にいくらでもいる。ファッションで染めるものもいるだろうな」
「・・・腐った国」

とかね。
食べる気がしないのでお世話係のフーちゃんに自分の分の食事を勧めたところ

「ぼくはあなたが召し上がった分だけ、食べることを許されています」

と返ってきて愕然としたり。
シェラがガラスの欠片やナイフでわざと怪我をすれば、フーガも同じようにするのを見て真っ青になったり。

「──何してるの！」
「ご主人様の言いつけです。あなたが自分自身を傷つけるようなことがあれば、ぼくも同じようにしなさいと」

苦海から連れ出してくれたヴァンツァーを一心に慕うフーちゃん天使（笑）

「・・・あの子はあなたのことが好きなのね──どこがいいのか知らないけれど」
「それに関しては俺も同感だな」
「表情が動かないのに、あなたの前にいるときは恋をしている子の瞳だわ」
「それはよく分からん」
「恋人にしてあげたら？」
「いくら美しくとも、弟に手は出さん」
「──弟？！」
「言うなよ。本人は知らない」
「侯爵家の人間ってこと？　どうして使用人なんかに・・・」
「さぁな」

とかいうのが延々続いて・・・終わりはどんな形にせよ悲劇としか思えないんだが（コラ）
だから書きません（笑）

まぁ、そんなこんなで、『愛の讃歌』のように激しく人を愛せるのは、やはりアムールの国の歌だからなのかなぁ、と思ったりなんだり。
歌の世界を小説にすることが出来たら、素晴らしく美しい物語になるよなぁ。私の筆力では無理だけど。

※あるやつはようつべのコード載せるので、興味ある方は原曲をどうぞ。

オープニング。
『埼玉のうた』（はなわ）
https://youtu.be/behNsx7XQ_s

橘、実は『翔んで埼玉』観てません（笑）話題にはなったよね。興行収入すごかったし、ファンは何回もリピートしてるだろうし。友達から「どっかの映画館、チケット売り切れらしいよ」と聞いて、「は？！　映画で？！」とドン引きしたのはここだけの話。いや、褒めてる。

今回は、10周年とのことで、この10年の楽園祭ライブを振り返る内容とのこと。いいねー、私は最初から参加していたわけではないので、聞きたかった曲たくさんあるよ！

「10年前はZIGGYの『GLORIA』を歌いました」

みたいなことを話し出した会長に、橘大興奮！　まじか！　『GLORIA』来るのか！！　と。
大好きなんですよ。いや、私の世代じゃないけどな。11個年の離れた姉が好きで聴いてたからな。BOOWYとかもそうだな。
あ、知らない方のために、『GLORIA』ってこれな。（https://youtu.be/DDlC22Exc8I）

『GLORIA』ではなかったけど、ZIGGY繋がり。

2曲目。『I’M GETTIN’ BLUE』（ZIGGY）
https://youtu.be/wpZ2EKCwy58

ZIGGYは歌詞もいいけど、メロディラインが最高にいいよな。今聴いても、いい曲だと思える。80年代は神曲多いわー。

3曲目。『口唇の誘惑／口唇+誘惑』（GLAY）
口唇：https://youtu.be/AAXbLmAeAdk
誘惑：https://youtu.be/fGlDHwlq5SQ

これね、昔ここでも書いたけど、GACKTパネェって思ったやつ。

「芸能界には、触れてはいけないタブーがいくつかあります。『何を聴いても同じ歌に聴こえる』『あの歌手の歌はどれも同じ音』。これを歌ったときは、各方面から反響がありました。『勝手に曲を混ぜるなんて失礼だろう！』『侮辱だ！』『炎上だ！』『ブラックだ！』色々言われました。大丈夫です──ギリギリ、”グレー”です」

うん、誰が上手いこと言えと（笑）それはそうと、これ、『口唇』と『誘惑』を交互に歌います。

時に愛はふたりを試してる　Becouse I love you
キワどい視線を振り切ってWOW
悪魔の囁きに　今オマエの手招きに揺れてる
破裂しそう・・・
今はオマエが誘うままに　Oh　溺れてみたい

みたいな。いや、難しいよ。『破裂しそう』から『今はオマエ』の流れは結構音下がるし。音取りづらいと思う。でも、「同じ曲に聴こえる」というのも、よく分かる（笑）さして違和感はない。

お次はメドレー。いつもの、『ウルトラソウルメドレー』なんですが、なんて言うか、うん、──ブラック（笑）

「会長、会長～かいちょかいちょ会長～～～」
「やぁ、どうしたんだい？」
「会長に教えて欲しいことがあるんですぅ！」
「どうしてぼくに？」
「だってぇ、会長って何でも知ってるじゃないですかぁ～」
「まぁ、ぼくは神威学園の歩くGoogleって呼ばれてるけどね。で、何だい？」
「芸能人って～、どうしてみんなあんなにクスリやってるんですかぁ～」

コラ（笑）あ、これ一人芝居です。女子性徒と会長の会話。会長すごいんですよ、役の切り替えが。たぶん、本能で切り替えてるんじゃなくて頭で切り替えてるのね。相当頭いいです、彼。

「おっとぉ・・・意外と重たい質問だ・・・これは下手に答えるとこっちにも飛び火しそうだ・・・」

そうね（笑）あなたがマフィアのボスとか言われても、納得します（笑）

「会長も、クスリやってるんですかぁ～？」
「あぁ、ぼくも大抵のクスリはやってきた・・・──バファリンはいいぞ。イヴは効くぜぇ・・・コーラックはおすすめだ！」

みたいな小芝居を、わっるい感じの低い声でやるのが面白すぎてな・・・ライブ観に来てるんだけど、もう、この小芝居だけで涙出るくらい面白いわ。

あ、で肝心の歌だ（コラ）まぁ、何て言うか、『おクスリをやって芸能界からいなくなった人たちの歌メドレー』です（笑）

4～11曲目。これらの曲の途中で「ウルトラソウル！」とぶった切るのが、このメドレーの名物です。

『LOVE PHANTOM』（B'z）
https://youtu.be/ON4NXPUx-E8

この曲、イントロが大好きなんですよ。すごく綺麗ですよね。あ、るろうに剣心のキャラソングアルバムで、左之助の歌がまんまこれで笑った記憶がある。メロディまんまこれで、「大丈夫か・・・？」と心配になるくらい同じ曲でした。興味ある方は探してみて。

『YAH YAH YAH 』（CHAGE&ASKA）
https://youtu.be/dRMoM9H4OCU

ASKAの声はすごいな。また、CHAGEの安定感が驚異的。CHAGEがいるから、ASKAの歌が遊べる的なところあるよね。あ、そうそう、ライアンとキニアンのアイドルユニット『ライキニ』はこういうイメージです。
あのね、ASKAがミスチル桜井さんとやってるフェスの『はじまりはいつも雨』、興味あったら探してみて。ASKAのすごさがわかる。桜井さんもすごいけど、悪いがASKAは圧倒的だ。

『碧いうさぎ』（酒井法子）
https://youtu.be/PkvUd0pJZNE

小学校の頃だったかな。クラスメイトと手話で会話したりしてました。懐かしいなぁ。しかし、主人公がとことん不幸すぎて、ノジマの脚本と同じくらい苦手だった記憶がある。いや、見るんだけどさ（笑）たぶん、あの時代はこういう分かりやすいのが良かったんよな。

『ツッパリHigh School Rock'n Roll（登校編）』（横浜銀蝿）
https://youtu.be/tmCdhWWN-68

銀蝿は、『哀愁のワインディングロード』が名曲だよな。ご興味ある方は探してみて。今聴いてもサビのメロディが美しいと思う。歌詞も素敵。もちろんリアルタイムで知っているわけではありませんが、やはりこれも姉や義兄の影響から。

『どんなときも』（槇原敬之）
https://youtu.be/mCVDI5j_Ga0

5分30秒くらいから。広告出るやつ嫌だったので、コンサートの一部。まっきーの声って、すごく綺麗。やさしい声ですよね。作る曲もすごく好き。なんだったかな、玉置浩二と一緒に歌う番組があって、玉置浩二って化け物かってくらい歌上手いんですけど、まっきーと『田園』かなんか歌ってて、感動したんだよな。すごく染み込んでくる声。

『め組のひと』（ラッツ＆スター）
https://youtu.be/7gckW7F8id0

鈴木雅之の声もかっこいいよな。マーシーもさ、志村けんとバカ殿とかやってる頃面白かったよなー。うぃきぺでぃあ先生に聞いたら、「めッ！」のポーズもマーシーだってさ。才能ある人なんだと思うよ、ほんと。

『LOVE LOVE LOVE』（DREAMS COME TRUE）
https://youtu.be/kEPznDgVv8w

吉田美和の声はすげー。ちょっとハスキーで、低めなのに、高音も出る。崩して歌っても、崩れないんだよ。女玉置浩二みたいな。『きみにしか聞こえない』とか、初めて聴いたとき涙出ました。歌や声の力はすごいなぁ、と感じます。

『恋心』（B'z）
https://youtu.be/fkBIont-aCo

稲葉さんの声量とか肺活量とかさ、もうあの声チタン合金だよな（笑）ほんとかっこいいと思いますよ。

あぁ、音悪くて聴きづらいけど、ノリはこんな感じです。
https://youtu.be/PBZqQseH2vs


さて、お次もメドレー。ここの小話も笑ったなー。今度は山下清（？）風の男子性徒に話しかけられる会長。唾を飛ばしながらちょっとおバカっぽく喋るキヨシ君と、それを冷静に受け止める会長のギャップがまたすごい。ほんと、たぶんまともに演技するより、こっちの方が全然すごい。真面目すぎるんだよな、まともに演技すると。楽園祭の一人芝居やってるの観たら、がくちゃんのファンもっと増えると思う。

さて、お次のメドレーは、キヨシ君から「なんでもっと長いメドレーやらないんですか？！　短い歌しか歌えないんですか？！」という言葉に触発され（笑）9曲連続、実に15分にもおよぶメドレー（笑）去年とかの楽園祭で歌ったやつかな？　ここ最近聴いた曲というイメージ。

いってみよ。12～20曲。

『ワタリドリ』（[Alexandros]）
あー・・・もう、いいや、これ観てくれ（コラ）
2年前の楽園祭（ヒラキナ祭）です。
ttps://youtu.be/cw37WImUVmQ

『天体観測』（BUMP OF CHICKEN）
会長のバンプも悪くないですよ。Aメロの低音とサビの高音の差がすごくて、低音は会長ですら辛そうだけど。そして、決して爽やかではないけどな（笑）
これ、ニコ動にはあるから、興味ある方は探してください。

『前前前世』（RADWIMPS）
これもヒラキナ祭でどうぞ。会長のRAD好きだな。『有心論』とか歌われたら泣くと思うわ。

『1/3の純情な感情』（SIAM SHADE）
これはさー、ABCのときにも思うことだけど、ボーカルって大事よな（笑）まあ、会長の声は重すぎて、『純情』って感じではないけどさ（笑）

『unravel』（TK from 凛として時雨）
これ、全部ファルセット。何回も書いてるけど、会長のファルセットすごいんだよ。ものすごい透明感があって綺麗。男のファルセット嫌いだけど、っていうか女のファルセットも「出ないなら歌うなよ」みたいなのあるけど、会長のはほんと力強くて美しい。

『紅蓮の弓矢』（Linked Horizon）
会長が、人類最強のちっちゃいおっさんに見えました（笑）会長の低音で『紅蓮の弓矢』はまじでやばい。しびれる。

『WHITE BREATH』（T.M.Revolution）
「愛をどうこう言うの・・・まったく意味がわかりません」の会長の言葉に爆笑。「ここは、みなさんが歌うパートです。ぼくはそれを『何言ってるんだろうなぁ』と思いながら聴いています」って（笑）西川君の声も大好きだし、会長も大好きです。

『READY STEADY GO』（L'Arc〜en〜Ciel）
ラルクのバラードを会長に歌って欲しいなー。『虹』とかいいよね。ヒラキナ祭でちょっとだけ歌ったけど、肝心の高音出すとこなかったからなー。

『サラバ、愛しき悲しみたちよ』（ももいろクローバーZ）
これもヒラキナ祭でどうぞ。布袋さんの音は、ほんと最高にかっこいい。

この辺はみんな知っているでしょうからね。省エネ、省エネ（コラ）広告無しの動画探すのめんど・・・難しいですよね。

お次はいつもの音ゲー。今回は『情熱Graffiti』。がくちゃんの持ち歌『情熱のイナズマ』と『Graffiti』を、これまた同時に歌うやつ。

『情熱のイナズマ』（GACKT）
https://youtu.be/TfYn3hNjp0U
『小悪魔ヘブン』くらいからだっけ。音ゲー始まったの。楽しいですよ。体動かないけど（笑）みんな、よくついていくよな。

『Graffiti』（GACKT）
んー、広告なしのがない・・・これもニコ動にはある。いい曲ですよ。珍しくがくちゃんが書いたのではない曲。なんだっけ、ライダーに出たときにも歌ってましたけど、そのときの人が作った曲だったかな？
『壁にぶち当たったときは　悩むよりも落書きしてやれ』って歌詞が好き。

バラードは、2曲。

『抱きしめたい』（Mr.Children）
https://youtu.be/CMJQ_v1lMUU

あ、これ会長が歌ってるやつです。正直、本家より好きです。もう、GACKTの歌だよね。

『最後の雨』（中西保志）
https://youtu.be/qFQSZ4bxOsE

これは元歌。これもすごい名曲ですよね。これを上手く歌ってくれる男性がいたら惚れるわ（笑）これね、会長歌い出しがア・カペラで。

「本気で忘れるくらいなら　泣けるほど愛したりしない」

こんなんあの低音でア・カペラで歌われたら惚れるだろ？！（笑）歌い出し聴いた瞬間、頭の中がヴァンツァーで埋め尽くされましたからね。これは彼のテーマソングです。

「誰かに盗られるくらいなら　強く抱いて　君を壊したい」

まさに（笑）妹もこの曲好きで、楽園祭の帰りにメールで「楽園祭帰り。GACKTの最後の雨やばいで～」って送ったら「聴きたい！　会社休んだの？！」って返ってきた。おー、休んだぜ（笑）休日に開催されるライブだったら妹も誘ったんですけどね。うちの妹様、役職者だから忙しいのよね。


そしてお次はバルーハーツ。品はない、だが愛はある（笑）橘の書く話と一緒（笑）最近、バルの言葉がいちいち胸に沁みる。

「止まない雨はないんだよ。明けない夜はないんだよ。冷めないご飯はないんだよ！」

いや、最後（笑）でも、これに続いた彼の「いつか報われるときが来るから」って言葉に、この日初めて泣きそうになった。会長の歌ですら泣かなかったのに（笑）何というか、バルの言葉って、真っ直ぐこっちに届くんですよね。
でもやっぱり、ガーシーが好き～～～。だるん、としたシャツから除く胸筋と肩の厚みが素敵。いや、ほんと肩厚いんだよ。学生服着てると気づかないけど、着痩せするよね。

で、このあとはX JAPAN をコピーしたS.E.X JAPAN（Super EXcellent hight school students in Japan）による楽曲。今年もトシ（？）さんがやってきて。曲はこれ。

『愛をとりもどせ』（クリスタルキング）
https://youtu.be/zEaL3JlIH3Y

北斗の拳の主題歌ですね。クリスタルキングの高音もすげーよな。綺麗なんだよ。

『CAT'S EYE』（杏里）
https://youtu.be/gIwLlAtKjls

これカラオケで歌うやつ（笑）会社で歌うときにアニソンを所望されたときは、これかタッチ。おじさんに年代を合わせてあげるわたしやさしい（笑）

『Silent Jealousy』（X JAPAN ）
https://youtu.be/B7r34F9aZ_4

上半身裸で、金髪のカツラで、ドラムを叩く会長の胸筋と腹筋にクギヅケ（笑）

アンコールは、女装で。
『FANTASTIC BABY』（BIGBANG）
https://youtu.be/TKtd7FPu15Y

この曲聴いたとき、女装してファルセットで歌ってるから女性の歌だと思ってた。KARAとかさ。違ったんだね（笑）


以上！

俺頑張った！　今日半日かけて書いた！！（笑）是非皆さんにも参加して欲しいです。楽しいですよー。あのノリに引くことなく付いていける人であれば（笑）

今日の私の頑張りは、会場に行けなかった私の愛する友人たちに捧ぐ！！