すると、不思議な夢を見ました・・・。
皆様、いわゆる『死帳』ってご存知ですか? えぇ、某少年誌で連載され、映画にもなったアレです。
私はアレを本誌で読んだとき、
「・・・すげー・・・何て頭の良いシナリオライターなんだ・・・」
と感心したものでございます。漫画描いている人も、昔から好きな方だったので、ハマりはしたんですが、連載途中で本誌を読むのをやめてしまいましてねぇ・・・
友人に漫画を借りたりもしたんですが、それも半分くらいまで・・・
──で、どんな夢だったかと申しますと・・・。
【──Lが並木道を走るタクシーの車中で月に抱きついている】
そんな夢です・・・。
いえ、ちゃんと理由があるのです!(焦)
車で走っていると、とある女子高が左手に。
この女子高、何やらいわくありげな雰囲気で、その前を通ったとたん、Lの身体に悪寒が・・・
思わず左横に座っている月の腰に抱きつき、「・・・こわい・・・」と呟くL。
そのLの肩をそっと抱き、「どうした?」と甘くささやく月。
──どんなBLだよ・・・。
「・・・気持ち悪い」
「酔ったか?」
訊ねられ、首を振るL。
青褪めたその顔を見て、月は眉宇をひそめた。
「・・・何か・・・変、です・・・」
「変?」
「何か・・・────いる」
腕に力を込めるLに、月は窓の外を見る。
「──あぁ、あの女子高か・・・」
「月くん・・・?」
そろり、と顔を上げるLに、月は艶やかでいて、背筋の寒くなるような笑みを向けた。
「──・・・あそこ、『出る』らしいんだ」
「『出る』・・・?」
「心配ない。──あんな低級とは格の違うヤツがついているからな」
「・・・月くん・・・?」
声を低くする月に、Lは不思議そうな顔を向ける。
「何でもない。──安心して、おやすみ」
「・・・はい」
髪を撫でてやると、本当にすぐさま、Lは子どものように眠りに落ちた。
その様子に口端を吊り上げ、月は再び窓の外に視線を飛ばす。
──しかし、いつもそこにいる死神には気づかないのに・・・面白いな・・・。
って、話なんですけどね・・・?(^^;)
別に、夢の中でまでBLしなくていいんですよ?
しかも、なぜに『デ○ノート』よ? いや、好きだけど。大好物だけど、ああいう息の詰まる心理戦。
夢までBLか・・・・・・ははっ・・・・・・。