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小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
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しました。昨日。

ひと月程度の間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。なかなか評判が良かったので、春や秋のスペシャル番組で帰ってくるかも知れません(笑)ねずみーしーde初デート編は書く予定なんですけど、まぁ、気長に。

なかなかの豪華キャストでお送りしておりました。特にバルナシは、自分でもびっくりするくらいイイカンジです(笑)あのふたりも、もうちょっと書いてあげたいですね。いや、ねずみーしー編を書けばいいんだけどさ。
パパは相変わらず素敵すぎて、顔だけ出す予定だったのにうっかり喋らせてしまいました・・・ナチュラルな鬼畜っぷりですが、元奥さんにはベタ惚れだととてもイイ。

あー、いかん、記念すべき小ネタ100個目が、パパになってしまう(笑)

**********


「そろそろ戻ってきてはくれないかい?」
「やぁよ。──浮気癖が直るなら、考えてあげなくもなくてよ?」
「それはお互い様だろう?」

苦笑して銀灰色の目を細める男に、ジンジャーはちょっと唇を尖らせた。

「それなら、女はいいわ。でも、男はダメよ」
「どうして?」
「あなたがみんな綺麗な男の子を取って食べちゃうから、わたしの分が残らないんじゃないの!」

ぷりぷり、と眉を顰めて怒る姿も若々しい美貌の大女優に、壮年の男はくすくすと笑った。

「なるほど。一理あるね」

でも、と言葉を続ける。

「今一番のお気に入りが男の子でね。とても綺麗な上に、頭も良くて、芝居っ気もあるんだ」

『芝居っ気』があるのではなく、その青年は『俳優』だった。
すると、ジンジャーはポン、と手を叩いたものだ。

「あら。それならシェアしましょう」
「・・・ジンジャー」
「困ったことに、わたしとあなたの男の好みはとてもよく似ているもの──その子、女はダメなのかしら?」
「残念ながら、ね」
「あら、そう・・・」

花の顔を曇らせる元妻に、大政党の党首を務める男はもう一度告げた。

「さて。天下の大女優様は、寂しい中年男に愛の手を差し伸べてくれるのかな?」
「ヴァンツァーの機嫌を直してくれたら、考えるわ」
「・・・それはまた難しいね」
「だって、もう、一度シェラちゃんと別れさせてから、まともに口きいてくれないんだもの」
「それは、わたしも似たようなものだと思うが」

元夫婦は、顔を見合わせてため息を零した。


**********

・・・せっかくの100個目なのに、何が書きたいのか不明・・・
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