小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
気持ち悪いはずです。熱が出ました(笑)また喉ですよ。腫れてます。とりあえず、解熱剤と抗生物質。まぁ、7度台なら動けるので、今日1日頑張ろうかなーと思います。そんなに急ぎの仕事はないんですけどねぇ。でも、今年入ってから体調崩しすぎだからな・・・昨日は21時に寝たので、8時間も寝られました。ふふふ。やっぱり寝ないとダメってことですよね。
今朝はやふの記事で懐かしい名前を見ました。首相が立ち上げた『東日本大震災復興構想会議』の議長さんなんですけど、私の大学の恩師のお父様でしてねぇ。息子さんの講義は抜群に面白かった。私が在学当時は神戸大にいたと思ってたんですが、今は防衛大学なんですねぇ。確か日本政治史の第一人者です。学者が何人か寄ったからって文殊の知恵になるか、と言われれば、そうでもないこともあるんですけど、でも全然ミンスよりマシ。なんか、やっと安心出来る面子が出てきた(笑)もう、ほんと政府そっちのけでいいんで、官僚含め、皆さんに期待します。
さて。ネタ的に政治関係ないですけど、最近頭の中で煩いので書いてみましょう。
今朝はやふの記事で懐かしい名前を見ました。首相が立ち上げた『東日本大震災復興構想会議』の議長さんなんですけど、私の大学の恩師のお父様でしてねぇ。息子さんの講義は抜群に面白かった。私が在学当時は神戸大にいたと思ってたんですが、今は防衛大学なんですねぇ。確か日本政治史の第一人者です。学者が何人か寄ったからって文殊の知恵になるか、と言われれば、そうでもないこともあるんですけど、でも全然ミンスよりマシ。なんか、やっと安心出来る面子が出てきた(笑)もう、ほんと政府そっちのけでいいんで、官僚含め、皆さんに期待します。
さて。ネタ的に政治関係ないですけど、最近頭の中で煩いので書いてみましょう。
**********
煌々と明かりの灯された広い室内。
樫の木で作られた大きなデスクの前に、彼らはいた。
「あ・・・ゃ、やだ・・・」
「落ち着け」
「っ、・・・だ、だって」
「ほら。ゆっくり」
「ん・・・」
「だいぶ巧くなったな」
くすり、と淡麗なまでの美貌を誇る男が、ちいさく笑った。
「ほ、ほんと・・・ですか・・・?」
額に汗を浮かせ、必死な様子でそれだけ返した美女──否、長い銀髪の美しい青年に、男は頷いた。
「あぁ。最初の頃は瞬殺だったからな」
「い、言わないで下さいっ」
恥ずかしそうに頬を染めた銀髪の美青年は、直後「あっ」と声を上げた。
「ほら。気を抜くなよ」
「で・・・でも」
「そぉら・・・スピードを上げるぞ」
「あ、っ、やっ・・・や、あああああっ!!!!」
悲鳴同然の声を上げた銀髪の青年は、すべてが終わるとぐったりとした様子になった。
「何だ。これくらいで音を上げているのか?」
「・・・だって・・・今までより激し・・・」
「今更だろう、そんなの。シェラ、お前何回目だ」
「・・・・・・」
むぅ、と悔しそうにシェラと呼ばれた青年が唇を尖らせると、部屋のドアをノックする音。
もとよりドアは開け放してあるので、そこにいる青年は一応の断りとして戸を叩いたにすぎない。
「お楽しみのところ、申し訳ありません」
にっこりと上品な笑みを浮かべるのは、すらりとした立ち姿が何とも風情のある青年。
歳の頃は20代半ばといったところだろうか。
色素の薄い髪と瞳の、端正な容貌の青年だ。
「構わん」
「わたしは構うんですけどねぇ──というか、部屋の外でそんな声を聞かされる方が」
笑顔のままツカツカ、と室内に入ってきた青年は、手にした書類の束を机の上に置いた。
「まったく。やるなら執務室でないところにして下さいよ」
「どこだって一緒だろう?」
「せめてドアを閉めて下さい」
「開放しておく決まりだったと思ったが?」
「だったら声を出さない」
「俺に言うなよ、アスティン」
苦笑した黒髪の男は、まだ机の上にぐったりと伏せているシェラの頭をコツンと叩いた。
「おい。起きろ」
「・・・はぁい」
「不満そうだな」
「・・・ってゆーか、反則です。あんなの」
「あれくらい耐えられなくてどうする」
「むぅぅ・・・次は絶対負けないんだからっ」
闘志を燃やすシェラに、アスティンはくすくす笑って言った。
「わたしも経験がありますけど・・・この人のトラップは性質が悪い」
「──そうなんです! 言ってやって下さいよ!!」
「どんな歪んだ性格をしていれば、あんな動きになるのか、と思いますね」
「そーですよね?! アスティンさんも、そう思いますよね?!」
「お前ら、人を何だと思ってるんだ」
「「──真性ドS」」
声を揃えられ、男は嘆息した。
「でもまぁ、そのおかげでわたしはここにいるわけですし」
アスティンはそっと口許に笑みを浮かべた。
「あれはやり甲斐がありましたねぇ。結局負けてしまいましたけど、でもあんなスリリングなハッキングは初めてでした」
どこかうきうきした口調の男に、黒髪の男は呆れた顔を向けた。
「まったく、いい趣味してるよ」
「ありがとうございます」
褒めてない、と言おうとしてやめる。
彼は無駄なことはしない主義なのである。
「わたしも試してみてもいいですか?」
「首相補佐官殿は、よほど暇と見える」
「えぇ──官房長官、あなたよりは」
ぽんぽん、と山積みの書類を叩き、アスティンはにっこりと笑った。
美貌の男は、うんざりとした顔になった。
「・・・これは、俺の仕事か?」
「何だか、先ほどから首相のお姿が見当たらなくて」
のほほん、と笑顔で言う男に、官房長官は頭を抱えた。
「・・・死ぬ気で探して来い」
「ほんとに死んでしまうかも知れないじゃないですか」
「知るか。先に俺が過労で死ぬわ」
「大丈夫ですよ。世の中には殺しても死なない人間がいるものです」
「俺は違う」
「さぁ、さくさく働いて下さいね。その間にわたしは・・・」
部屋の端から椅子を持ってきて、机の上に置いてあるノートパソコンを膝の上に載せるアスティン。
「──めくるめく、官能の世界へ」
コンプリートしたときが快感なんですよね~、と微笑んだ青年は、嬉々として官房長官お手製のプログラムへのハッキングを開始したのである。
**********
ペンタゴンにハッキングしようとした中学生を、逆にスカウトしたって話がアメリカであった気がする。そういう感じ。有事以外は、常にこんな感じ。
煌々と明かりの灯された広い室内。
樫の木で作られた大きなデスクの前に、彼らはいた。
「あ・・・ゃ、やだ・・・」
「落ち着け」
「っ、・・・だ、だって」
「ほら。ゆっくり」
「ん・・・」
「だいぶ巧くなったな」
くすり、と淡麗なまでの美貌を誇る男が、ちいさく笑った。
「ほ、ほんと・・・ですか・・・?」
額に汗を浮かせ、必死な様子でそれだけ返した美女──否、長い銀髪の美しい青年に、男は頷いた。
「あぁ。最初の頃は瞬殺だったからな」
「い、言わないで下さいっ」
恥ずかしそうに頬を染めた銀髪の美青年は、直後「あっ」と声を上げた。
「ほら。気を抜くなよ」
「で・・・でも」
「そぉら・・・スピードを上げるぞ」
「あ、っ、やっ・・・や、あああああっ!!!!」
悲鳴同然の声を上げた銀髪の青年は、すべてが終わるとぐったりとした様子になった。
「何だ。これくらいで音を上げているのか?」
「・・・だって・・・今までより激し・・・」
「今更だろう、そんなの。シェラ、お前何回目だ」
「・・・・・・」
むぅ、と悔しそうにシェラと呼ばれた青年が唇を尖らせると、部屋のドアをノックする音。
もとよりドアは開け放してあるので、そこにいる青年は一応の断りとして戸を叩いたにすぎない。
「お楽しみのところ、申し訳ありません」
にっこりと上品な笑みを浮かべるのは、すらりとした立ち姿が何とも風情のある青年。
歳の頃は20代半ばといったところだろうか。
色素の薄い髪と瞳の、端正な容貌の青年だ。
「構わん」
「わたしは構うんですけどねぇ──というか、部屋の外でそんな声を聞かされる方が」
笑顔のままツカツカ、と室内に入ってきた青年は、手にした書類の束を机の上に置いた。
「まったく。やるなら執務室でないところにして下さいよ」
「どこだって一緒だろう?」
「せめてドアを閉めて下さい」
「開放しておく決まりだったと思ったが?」
「だったら声を出さない」
「俺に言うなよ、アスティン」
苦笑した黒髪の男は、まだ机の上にぐったりと伏せているシェラの頭をコツンと叩いた。
「おい。起きろ」
「・・・はぁい」
「不満そうだな」
「・・・ってゆーか、反則です。あんなの」
「あれくらい耐えられなくてどうする」
「むぅぅ・・・次は絶対負けないんだからっ」
闘志を燃やすシェラに、アスティンはくすくす笑って言った。
「わたしも経験がありますけど・・・この人のトラップは性質が悪い」
「──そうなんです! 言ってやって下さいよ!!」
「どんな歪んだ性格をしていれば、あんな動きになるのか、と思いますね」
「そーですよね?! アスティンさんも、そう思いますよね?!」
「お前ら、人を何だと思ってるんだ」
「「──真性ドS」」
声を揃えられ、男は嘆息した。
「でもまぁ、そのおかげでわたしはここにいるわけですし」
アスティンはそっと口許に笑みを浮かべた。
「あれはやり甲斐がありましたねぇ。結局負けてしまいましたけど、でもあんなスリリングなハッキングは初めてでした」
どこかうきうきした口調の男に、黒髪の男は呆れた顔を向けた。
「まったく、いい趣味してるよ」
「ありがとうございます」
褒めてない、と言おうとしてやめる。
彼は無駄なことはしない主義なのである。
「わたしも試してみてもいいですか?」
「首相補佐官殿は、よほど暇と見える」
「えぇ──官房長官、あなたよりは」
ぽんぽん、と山積みの書類を叩き、アスティンはにっこりと笑った。
美貌の男は、うんざりとした顔になった。
「・・・これは、俺の仕事か?」
「何だか、先ほどから首相のお姿が見当たらなくて」
のほほん、と笑顔で言う男に、官房長官は頭を抱えた。
「・・・死ぬ気で探して来い」
「ほんとに死んでしまうかも知れないじゃないですか」
「知るか。先に俺が過労で死ぬわ」
「大丈夫ですよ。世の中には殺しても死なない人間がいるものです」
「俺は違う」
「さぁ、さくさく働いて下さいね。その間にわたしは・・・」
部屋の端から椅子を持ってきて、机の上に置いてあるノートパソコンを膝の上に載せるアスティン。
「──めくるめく、官能の世界へ」
コンプリートしたときが快感なんですよね~、と微笑んだ青年は、嬉々として官房長官お手製のプログラムへのハッキングを開始したのである。
**********
ペンタゴンにハッキングしようとした中学生を、逆にスカウトしたって話がアメリカであった気がする。そういう感じ。有事以外は、常にこんな感じ。
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