小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
大型連休~。
早く来い(笑)おはようございます。昨日は昼寝をしたので、今日は割と元気です。元気になると、どうも頭の中で小ネタが騒ぎ出します。それも、ほのぼのしたいらしいので、カノキニです。ここは何サイトなのか、もう考えても仕方ないので、『俺が楽しい俺得サイト』だと思うことにしました。
今浮かんでるネタを、ちょこっとだけ書いてみましょう。
早く来い(笑)おはようございます。昨日は昼寝をしたので、今日は割と元気です。元気になると、どうも頭の中で小ネタが騒ぎ出します。それも、ほのぼのしたいらしいので、カノキニです。ここは何サイトなのか、もう考えても仕方ないので、『俺が楽しい俺得サイト』だと思うことにしました。
今浮かんでるネタを、ちょこっとだけ書いてみましょう。
**********
──人間は何度でも、ひと目惚れをするらしい。
「こら。くすぐったいってば」
「いいなー、ずるいなー。ソナタこんなにおっきくない・・・」
部屋に入るなり目に飛び込んできたのは、緩く波打つ長い銀髪に、湖畔に咲く菫のような紫の瞳。
白い肌にはしみひとつなく、通った鼻梁も、赤い唇も、薔薇色の頬も、これ以上はない神の造形。
着ている服はキャミソールに薄手のカーディガン、ショートパンツといたって軽装だが、すんなりと伸びた四肢と細い腰、豊かな胸が目に眩しいくらいだった。
「別に、大きいからっていいものでも・・・」
両手に余るその胸を、後ろから軽く揉まれている美女は、困惑の表情だ。
あまりに美しいものを見ると息が出来なくなるというのは、比喩でも何でもない。
実際、キニアンは呼吸どころか心臓の動きすら一瞬止まったように感じた。
「──カノ・・・」
「はじめまして」
名前を呼ぼうとして、こちらに気づいたらしい美女の方が一瞬早く口を開いた。
にっこりと魅力的な笑みを浮かべたその挨拶に、キニアンは目を丸くした。
「綺麗な子でしょ? パルティータちゃんよ」
「・・・パルティータ・・・?」
まだ銀髪美女の胸を触っているソナタが口にした名に、キニアンは首を傾げた。
聞いたことのない人間の名前だったが、音楽家である彼にとって、その響きは馴染んだものだった。
「遠い親戚なの。たまたま遊びに来てて」
「あぁ・・・そうなの・・・?」
まだ、じーっとパルティータの顔を見つめているキニアン。
カノンが女だったらきっとこんな感じだろう、という美女だ。
さっきから心臓が煩くて仕方ない。
また、パルティータの方も真っ直ぐにこちらの瞳を見つめてくるものだから、余計に目を逸らせない。
「キニアン、見惚れすぎ」
ソナタがちいさく笑う。
はっとして、「悪い」と呟く青年。
「別にいいわ。慣れてるもの──ソナタは胸触りすぎ」
苦笑し、ソファの上で長い脚を組む。
耳によく馴染むアルト。
ツン、と顎を持ち上げるようにしてこちらを見つめてくる女王の貫禄に、キニアンは思わず喉を鳴らした。
「・・・カノンは?」
何か言わないと穴が開くほど見てしまいそうだったので、キニアンはどちらにともなく訊ねた。
「ルウのところに遊びに行ってる。明後日まで帰って来ないけど・・・約束してた?」
首を傾げるソナタに、キニアンは首を振った。
「メールしたんだけど、返って来なかったから・・・そっか。なら仕方ないな」
嘆息し、帰ろうとしたキニアンに、待ったが掛けられた。
「暇なら、パルちゃんと遊んであげて?」
「え?」
「連邦大学惑星初めてなの。ほんとは私が案内してあげればいいんだけど、これからライアンと出掛けるから」
「・・・シェラは?」
「パパと夕飯の買い物。パルちゃん来てるから、ごちそう作るんだって」
「あぁ、なるほど」
「メニューは内緒にしたいからって、パルちゃんお留守番なの」
「そっか」
シェラの張り切っている姿が浮かんで、キニアンはちいさく笑った。
「わたしは平気よ」
パルティータがソナタに顔を向ける。
「ここでのんびりさせてもらうわ」
「えー、でもせっかくなんだし」
「彼にも迷惑でしょうから」
ちらっとキニアンに視線を向ける。
それだけのことで、また心臓が跳ねた。
──・・・俺、そんなに銀髪に弱いのかな・・・それとも瞳かな・・・。
ちょっと心配になったキニアンだが、彼は無愛想な外見とは裏腹に心根のやさしい青年だ。
「俺で良ければ」
と、ほとんど反射的に口にしていた──打算がなかった、とは言わないけれど・・・。
**********
にょたーん(笑)
パルちゃんの胸は、ソナタよりも大きいのです。
──人間は何度でも、ひと目惚れをするらしい。
「こら。くすぐったいってば」
「いいなー、ずるいなー。ソナタこんなにおっきくない・・・」
部屋に入るなり目に飛び込んできたのは、緩く波打つ長い銀髪に、湖畔に咲く菫のような紫の瞳。
白い肌にはしみひとつなく、通った鼻梁も、赤い唇も、薔薇色の頬も、これ以上はない神の造形。
着ている服はキャミソールに薄手のカーディガン、ショートパンツといたって軽装だが、すんなりと伸びた四肢と細い腰、豊かな胸が目に眩しいくらいだった。
「別に、大きいからっていいものでも・・・」
両手に余るその胸を、後ろから軽く揉まれている美女は、困惑の表情だ。
あまりに美しいものを見ると息が出来なくなるというのは、比喩でも何でもない。
実際、キニアンは呼吸どころか心臓の動きすら一瞬止まったように感じた。
「──カノ・・・」
「はじめまして」
名前を呼ぼうとして、こちらに気づいたらしい美女の方が一瞬早く口を開いた。
にっこりと魅力的な笑みを浮かべたその挨拶に、キニアンは目を丸くした。
「綺麗な子でしょ? パルティータちゃんよ」
「・・・パルティータ・・・?」
まだ銀髪美女の胸を触っているソナタが口にした名に、キニアンは首を傾げた。
聞いたことのない人間の名前だったが、音楽家である彼にとって、その響きは馴染んだものだった。
「遠い親戚なの。たまたま遊びに来てて」
「あぁ・・・そうなの・・・?」
まだ、じーっとパルティータの顔を見つめているキニアン。
カノンが女だったらきっとこんな感じだろう、という美女だ。
さっきから心臓が煩くて仕方ない。
また、パルティータの方も真っ直ぐにこちらの瞳を見つめてくるものだから、余計に目を逸らせない。
「キニアン、見惚れすぎ」
ソナタがちいさく笑う。
はっとして、「悪い」と呟く青年。
「別にいいわ。慣れてるもの──ソナタは胸触りすぎ」
苦笑し、ソファの上で長い脚を組む。
耳によく馴染むアルト。
ツン、と顎を持ち上げるようにしてこちらを見つめてくる女王の貫禄に、キニアンは思わず喉を鳴らした。
「・・・カノンは?」
何か言わないと穴が開くほど見てしまいそうだったので、キニアンはどちらにともなく訊ねた。
「ルウのところに遊びに行ってる。明後日まで帰って来ないけど・・・約束してた?」
首を傾げるソナタに、キニアンは首を振った。
「メールしたんだけど、返って来なかったから・・・そっか。なら仕方ないな」
嘆息し、帰ろうとしたキニアンに、待ったが掛けられた。
「暇なら、パルちゃんと遊んであげて?」
「え?」
「連邦大学惑星初めてなの。ほんとは私が案内してあげればいいんだけど、これからライアンと出掛けるから」
「・・・シェラは?」
「パパと夕飯の買い物。パルちゃん来てるから、ごちそう作るんだって」
「あぁ、なるほど」
「メニューは内緒にしたいからって、パルちゃんお留守番なの」
「そっか」
シェラの張り切っている姿が浮かんで、キニアンはちいさく笑った。
「わたしは平気よ」
パルティータがソナタに顔を向ける。
「ここでのんびりさせてもらうわ」
「えー、でもせっかくなんだし」
「彼にも迷惑でしょうから」
ちらっとキニアンに視線を向ける。
それだけのことで、また心臓が跳ねた。
──・・・俺、そんなに銀髪に弱いのかな・・・それとも瞳かな・・・。
ちょっと心配になったキニアンだが、彼は無愛想な外見とは裏腹に心根のやさしい青年だ。
「俺で良ければ」
と、ほとんど反射的に口にしていた──打算がなかった、とは言わないけれど・・・。
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にょたーん(笑)
パルちゃんの胸は、ソナタよりも大きいのです。
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