小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
自分に都合のいいように生きて、自分にやさしい世界、自分に甘い人たちだけに囲まれていたいなら、そーゆー人間集めて無人島にでも行け。
今やってる芝居の主役が、悩んでましてねぇ。まぁ、社会人になる時期ってみんなある程度不安定になるものなんですけどね。ぼくも『消えたい』とか『死にたい』とか、そんなことしか考えてなかった(笑)プチ家出繰り返してましたからねぇ。
でもさ、社会人やってりゃ上手くいかないことなんて山ほどあるわけ。というか、ほとんど自分の思った通りになんていかないわけで。それでも、そんな中でどう折り合いをつけていくかが大事なわけですよ。
「思っていたことと違う」
「そんなつもりはなかった」
「いまさらこんなこと言っても仕方ないけど」
よくある、よくある(笑)主役の子が、高校の先生に脚本頼んで、役者が集まったんですが、本の内容が自分の思っていたことと違うから演技出来ないんだって(笑)稽古始めたの1月ですよ。土曜日は本番です。稽古中から悩んでるのは見ていて分かってたけど、お前、何年役者やってんだよ、って話だよ(笑)
ぼくは彼女の能力をものすごく買っている。すごい役者なんだ。感性の役者なのに、頭でガチガチに考えるの(笑)考えちゃダメな役者なのに、考えるから余計深みにハマるのね(笑)
でも、ふとしたときにものすごい演技をするの。絶対意識してないんだよ。3年前に一緒に舞台に立ったとき、すごい役者がいたもんだ、と感動したもんです。けど、大学生活で何かあったのかなぁ・・・ものすごい殻が出来てましてねぇ・・・分厚いバリアが、ガチガチに彼女を囲ってるわけ。これがまた、壊せないんだ(笑)ぼくは自分を過小評価しないので、役者としての自分の能力はほぼ素人としては相当高いと思っているんですが、それでも、こっちが投げるエネルギーを受け取る気がない役者には何をしても無駄なのね(笑)最悪な意味で、のれんに腕押しなんですよ。
分かるんですよ、舞台に立ってれば。人の目は見ないし、見てもこっちの顔色伺ってるし、台詞にも瞳にも力はないし・・・こんな死んだような演技する子じゃなかったんだけどなぁ、と。このまま社会に出たら、彼女は早々に潰れるでしょうね。
だって、思い通りになんて進むわけがないんだから。開き直らないと生きていけないんだよ、社会人って。で、がむしゃらにやって、ひっかきまわして。若手の仕事って、今までガチガチに固まってた会社の体制とか上司を動かして、壊して、で、新しいことを創造することだと思ってるんですけど・・・うーん、心配。
彼女は、『人を嫌いになることもある、でもどうしたって人から離れていけない。人が怖くなることもあるけれど、でもやっぱり人を信じたいと思う。どうしようもなく苦しんでいる人にそっと手を差し出す、そういう芝居をしたい』って言ってるんです。でも、そう言ってる彼女自身が、舞台の上にいる仲間である役者を信用してないんだなぁ(笑)キツいけど、そう言ってやりました。泣かせちゃったよ(笑)でも、ぼくは甘いだけの冷たい人間じゃないんだ。厳しいことも言うけど、でも絶対差し出した手は離さない。こっちからはね。向こうはどうだか知らないけど(笑)
やさしさの反対は厳しさなんだ、と脚本家が言ってました。甘さの反対が冷たさなんだ、と。その通りだと思う。だって、甘くするのって簡単なんだもん。答えを教えてやるのって、すごく楽なんだよ。でも、本当は考え方を教えてやらなきゃいけないんだ。「はい、ここテスト出ま~す」って言って授業やってテストして、みんな満点で、「はい、良かったね~」なんて、そんなふざけた生き方したくないんだよ(笑)
自分で立てないときに、人の力を借りるのはいい。人は支えあうものだから。でも、もたれちゃダメなんだ。それじゃ、ただのお荷物だから。自分が楽な分、人が苦しくなる。支えてくれる人が苦しいなんて、絶対嫌だ。「ちょっと今だけ力を貸してね」って手を繋いでもらって、元気になったら今度はこっちが支える番。そういうもんだろ、人間って。
自分に都合のいい考え方だけ並べて安心したいなら、どんどん切り捨てていけばいいんだよ。絶対に成長出来ないけど、気持ちのいい空間は出来る。自分の人生くらい、自分にやさしくしてやっていい、とぼくは思っているけど、でもそれって自分のやるべきこともやらずに楽をするって意味じゃない。
綺麗に生きなくていい。がむしゃらでいい。ひたむきに頑張ってる姿に、そのエネルギーに、人はどうしようもなく惹かれ、力を貸したくなるものだから。頑張ってる人間にはね、自然と手が差し伸べられるものなんだ。みんな自分のことで精一杯だから、人のこと考える余裕なんてそうそうない。それでも、「あぁ、この人のお手伝いが出来たらいいな。嬉しいな」って思うことがある。人を助けることで、自分が救われる。人と人の関係って、そういうものなんじゃないかな、と思う今日この頃です。
何だか長くなった上に思ったことをつらつら書いているのでめちゃくちゃでしょうが、それもまた一興(笑)
ぼくの演技を見て、「台詞がブレなくてストレートに届くから、すごく重い」と言う人たちがいる。それは、自分の中に揺るがないものがあるから。それさえ忘れなければ、何をしてても還る場所はひとつ。ちゃんと芯の通った人間に見えるんだ。人間だから、あれこれ悩む。あれこれ考える。でも、信じているものはある。それが他人の目からどう見えても、それはどうでもいいことなんだ。
ぼくは、他の誰でもないぼくの人生を生きている。舞台上でも、今このときでも。芝居だから主役はいる。でも、それぞれのキャストすべてが、それぞれの人生の主役なんだと思う。誰かを目立たせなきゃ、とか、誰かの都合のいいように、とか、そんなこと考えて生きなくていい。みんなが輝けば、すごく強い光になる。信じるって、そういうこと。自分が目立つとあの人が目立たなくなるから・・・そんなのは、その人の力を信じていないから。信じてるなら、「ここまで来いよ」って言ってやらないと。自分が降りていくんじゃない。引っ張り上げてやればいい。
俯いて歩いている人に、空の青さを知ってもらえたら。
そう思って、ぼくは今日も生きている。
さて、拍手レスの前に何でこんなに語ったんだ、ぼくは(笑)
今やってる芝居の主役が、悩んでましてねぇ。まぁ、社会人になる時期ってみんなある程度不安定になるものなんですけどね。ぼくも『消えたい』とか『死にたい』とか、そんなことしか考えてなかった(笑)プチ家出繰り返してましたからねぇ。
でもさ、社会人やってりゃ上手くいかないことなんて山ほどあるわけ。というか、ほとんど自分の思った通りになんていかないわけで。それでも、そんな中でどう折り合いをつけていくかが大事なわけですよ。
「思っていたことと違う」
「そんなつもりはなかった」
「いまさらこんなこと言っても仕方ないけど」
よくある、よくある(笑)主役の子が、高校の先生に脚本頼んで、役者が集まったんですが、本の内容が自分の思っていたことと違うから演技出来ないんだって(笑)稽古始めたの1月ですよ。土曜日は本番です。稽古中から悩んでるのは見ていて分かってたけど、お前、何年役者やってんだよ、って話だよ(笑)
ぼくは彼女の能力をものすごく買っている。すごい役者なんだ。感性の役者なのに、頭でガチガチに考えるの(笑)考えちゃダメな役者なのに、考えるから余計深みにハマるのね(笑)
でも、ふとしたときにものすごい演技をするの。絶対意識してないんだよ。3年前に一緒に舞台に立ったとき、すごい役者がいたもんだ、と感動したもんです。けど、大学生活で何かあったのかなぁ・・・ものすごい殻が出来てましてねぇ・・・分厚いバリアが、ガチガチに彼女を囲ってるわけ。これがまた、壊せないんだ(笑)ぼくは自分を過小評価しないので、役者としての自分の能力はほぼ素人としては相当高いと思っているんですが、それでも、こっちが投げるエネルギーを受け取る気がない役者には何をしても無駄なのね(笑)最悪な意味で、のれんに腕押しなんですよ。
分かるんですよ、舞台に立ってれば。人の目は見ないし、見てもこっちの顔色伺ってるし、台詞にも瞳にも力はないし・・・こんな死んだような演技する子じゃなかったんだけどなぁ、と。このまま社会に出たら、彼女は早々に潰れるでしょうね。
だって、思い通りになんて進むわけがないんだから。開き直らないと生きていけないんだよ、社会人って。で、がむしゃらにやって、ひっかきまわして。若手の仕事って、今までガチガチに固まってた会社の体制とか上司を動かして、壊して、で、新しいことを創造することだと思ってるんですけど・・・うーん、心配。
彼女は、『人を嫌いになることもある、でもどうしたって人から離れていけない。人が怖くなることもあるけれど、でもやっぱり人を信じたいと思う。どうしようもなく苦しんでいる人にそっと手を差し出す、そういう芝居をしたい』って言ってるんです。でも、そう言ってる彼女自身が、舞台の上にいる仲間である役者を信用してないんだなぁ(笑)キツいけど、そう言ってやりました。泣かせちゃったよ(笑)でも、ぼくは甘いだけの冷たい人間じゃないんだ。厳しいことも言うけど、でも絶対差し出した手は離さない。こっちからはね。向こうはどうだか知らないけど(笑)
やさしさの反対は厳しさなんだ、と脚本家が言ってました。甘さの反対が冷たさなんだ、と。その通りだと思う。だって、甘くするのって簡単なんだもん。答えを教えてやるのって、すごく楽なんだよ。でも、本当は考え方を教えてやらなきゃいけないんだ。「はい、ここテスト出ま~す」って言って授業やってテストして、みんな満点で、「はい、良かったね~」なんて、そんなふざけた生き方したくないんだよ(笑)
自分で立てないときに、人の力を借りるのはいい。人は支えあうものだから。でも、もたれちゃダメなんだ。それじゃ、ただのお荷物だから。自分が楽な分、人が苦しくなる。支えてくれる人が苦しいなんて、絶対嫌だ。「ちょっと今だけ力を貸してね」って手を繋いでもらって、元気になったら今度はこっちが支える番。そういうもんだろ、人間って。
自分に都合のいい考え方だけ並べて安心したいなら、どんどん切り捨てていけばいいんだよ。絶対に成長出来ないけど、気持ちのいい空間は出来る。自分の人生くらい、自分にやさしくしてやっていい、とぼくは思っているけど、でもそれって自分のやるべきこともやらずに楽をするって意味じゃない。
綺麗に生きなくていい。がむしゃらでいい。ひたむきに頑張ってる姿に、そのエネルギーに、人はどうしようもなく惹かれ、力を貸したくなるものだから。頑張ってる人間にはね、自然と手が差し伸べられるものなんだ。みんな自分のことで精一杯だから、人のこと考える余裕なんてそうそうない。それでも、「あぁ、この人のお手伝いが出来たらいいな。嬉しいな」って思うことがある。人を助けることで、自分が救われる。人と人の関係って、そういうものなんじゃないかな、と思う今日この頃です。
何だか長くなった上に思ったことをつらつら書いているのでめちゃくちゃでしょうが、それもまた一興(笑)
ぼくの演技を見て、「台詞がブレなくてストレートに届くから、すごく重い」と言う人たちがいる。それは、自分の中に揺るがないものがあるから。それさえ忘れなければ、何をしてても還る場所はひとつ。ちゃんと芯の通った人間に見えるんだ。人間だから、あれこれ悩む。あれこれ考える。でも、信じているものはある。それが他人の目からどう見えても、それはどうでもいいことなんだ。
ぼくは、他の誰でもないぼくの人生を生きている。舞台上でも、今このときでも。芝居だから主役はいる。でも、それぞれのキャストすべてが、それぞれの人生の主役なんだと思う。誰かを目立たせなきゃ、とか、誰かの都合のいいように、とか、そんなこと考えて生きなくていい。みんなが輝けば、すごく強い光になる。信じるって、そういうこと。自分が目立つとあの人が目立たなくなるから・・・そんなのは、その人の力を信じていないから。信じてるなら、「ここまで来いよ」って言ってやらないと。自分が降りていくんじゃない。引っ張り上げてやればいい。
俯いて歩いている人に、空の青さを知ってもらえたら。
そう思って、ぼくは今日も生きている。
さて、拍手レスの前に何でこんなに語ったんだ、ぼくは(笑)
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『エロ紳士』というか『変態紳士』というか、そういうのが居座ってて困っています。
稽古をね。本番まで日がないけど、本番に支障が出る方がまずいから。
いやー、体調管理の出来ない役者って、嫌ねぇ~。無理をしている自覚はあるんだけどな(笑)
いやー、体調管理の出来ない役者って、嫌ねぇ~。無理をしている自覚はあるんだけどな(笑)
のおかげで、風邪ひきました・・・って書いたっけ? もうそんなことも考えられないほど、頭が働いていません。
鼻はひどいし、咳出るし、気管支苦しいし・・・軽く熱もあるんですが、気づかなかったことにします。いや、背中寒いから間違いないんだけどさ、あはは。病は気から。大丈夫、大丈夫。
妖精さんに、癒してもらおう、そうしよう。
この前のは9.5扱いすることにしました。男どもの座談会、みたいな位置づけで。
鼻はひどいし、咳出るし、気管支苦しいし・・・軽く熱もあるんですが、気づかなかったことにします。いや、背中寒いから間違いないんだけどさ、あはは。病は気から。大丈夫、大丈夫。
妖精さんに、癒してもらおう、そうしよう。
この前のは9.5扱いすることにしました。男どもの座談会、みたいな位置づけで。