読みました。

『思春期男子の不自然な７つの行動』

これが、うちの子たちだとどうなるのか、やってみましょ。

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【１．好きな人の近くに寄ったら、わざと大きな声を出す】

「ないない。無愛想の塊だから」
「こんな子どもみたいなことするかよ」
「ふぅん」
「・・・何だよ」
「別に」
「言いたいことあるなら言えって」
「大きな声は出さないけど、周りの男子睨みつけて威嚇はするなぁ、と思って」
「・・・・・・」
「ま、何にしても、ぼくへのアピールじゃないけど」


【２．好きな人ではなく、近くの友達に話しかける】

「何だこれ？　用事がある人間と話すに決まってるだろうが」
「そうですねー」
「・・・何だよ」
「いやぁ、うちのクラス来て友達と話してるときとか、ぼくの方ちらちら見てるなぁ、と思っただけ」
「・・・べ、別に俺は」
「はいはい。ぼくが誰と喋ってるのか、気になるんだねー。可愛い、可愛い」
「・・・・・・」


【３．心配してくれたのに、素っ気ない態度を取る】

「あー、これあるある」
「・・・素っ気ない態度なんて」
「うん。っていうか、心配したときどうこうじゃなくて、全体的に素っ気ない」
「いや、そんなことは」
「大体、返事が『あぁ』とか、『うん』とか、何で相槌だけなわけ？　年寄りかっての」
「・・・お前、どんどん口が悪くなっていくな」
「コミュニケーションは大事なの！」
「・・・善処します」


【４．口数が多く、早口になる】

「誰の前でも、無口で無表情で無愛想です」
「俺が社会不適合みたいなこと言うなよ」
「父さんも割りとそうだけど。あ、でもシェラが段々変わってきたんだよー、って言ってたから、そのうちアリスも変わるのかなぁ？」
「・・・知るか。・・・・・・何だよ、ちょっと口開くと『父さん、父さん』って」
「アリスー。声に出てる、出てる」
「──はっ！」


【５．目線を逸らす】

「これ、意外とないんだよ」
「何だよ、意外と、って」
「アリス礼儀正しいから、ちゃんと人の目を見て話すんだよね」
「当たり前だろ」
「ぼくがあんまり可愛くて、困っちゃうこととかないの？」
「──は？」
「あんまり見てると変な気分になっちゃうから、あんまり見ないようにしてる、とか」
「・・・ないよ、そんなの」
「つーまんないのー！」
「お前なぁ・・・」


【６．わざと電話に出ない、メールを返さない】

「あはは。こんなことしたら、音速で捨てる」
「これはやらないだろう」
「どうしていいか分からなくなって、こういう行動に出ちゃうんだって」
「いや、メールきたら返すし、電話には出ればいいじゃないか」
「アリスは、馬鹿正直だからねぇ」
「・・・褒めてないだろう、それ」


【７．本人を前にして逃げ出す】

「・・・逃げられませんが・・・？」
「何だかんだ言って、ぼくの方が足速いし」
「お前がおかしいんだよ。国体レヴェルじゃないか」
「父さんもシェラも、もっと速いけどね」
「・・・また『父さん』かよ・・・」
「何か言った？」
「いいえ、何も」


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何がしたいのかよく分かりませんが、いかにうちの子たちが規格外か、という（笑）でも、キニアンのかっこつけは年相応で可愛いと思うんですけどね。