フィギュア見られませんでした・・・今動画で見ようと思ってるんですが・・・とりあえず、Pちゃんが神だったと聞いて一番に見ました。

ひと言言わせてくれ。


──何も言うことはない。


いや、ほんとにすごかった。９８点って何点だよ（笑）PCSなんて、プロトコル見てないですけど、４５点出たってことは、全部９点出てる換算だろ。何だこれ。でも、この点数は出ても納得というか・・・「うん、すごかったですもんね」と頷いてしまう演技でしたね。
やっぱりプログラムなんだって、Pちゃんに足りなかったのは。振り付けしたバトルも、４回転跳ばずに世界獲るような選手でしたからね。Pちゃん、上手いのに何滑ってもつまんねー演技から、上手くてひたすら美しい演技になりました。そうかー。パッションがないなら、ひたすら美しさを追求すればいいのか。勉強になったよ。あれなら、インタープリテーションで点数出る意味分かるわ。そうそう、得意なことを伸ばせばいいんだよな。カメレンゴ辺りに綺麗にそれまでの世界を壊してもらうのも良いかと思ったんですが、バッハのように究極の美を追求するのも、それはそれで良いなぁ。初めてPちゃんの演技に音楽を感じたわ。

演技自体は、華やかでは決してない。派手な印象は、何も残らない。ヤグディンのような繊細かつ力強い演技性も、プルシェンコのようにすべてをねじ伏せる圧倒的なパワーも、見ている人をグイグイ惹きつける大輔のようなカリスマ性も、ゆづのような若い色気や派手さも、４回転を武器に戦う多くの選手のようなゴリ押しのパワーもない。いや、Pちゃん、パワーはあるんだけどな。ゴリ押ししないだけで。ただただ、誠実な演技がそこにあって、演技のどの部分を切り取っても美しいんだ。だから、わーーーーー！　うおおおおおお！！　っていう感動はないんだけど、こう、静かに、「あぁ、綺麗なものを見たなぁ。世界は美しいなぁ」と思わせてくれる。演技後に、自然と拍手を贈りたくなってしまう、そんな綺麗な演技でした。何度も何度も繰り返し見たくなるわけじゃない。けど、見られたことに感謝するくらい素晴らしい演技でした。

全然漕がないのに、いきなりトップスピードに乗ってたり、ちょっとしたターンの軽さ、体重なんて感じないくらい軽やかなジャンプやステップ、もちろん滑ってる音なんてしねーし、神かこいつ、と。元々スケーティングは世界最高に美しいんだから、覚醒すると手がつけられん（笑）
いやー、冒頭の４－３も素晴らしく美しかったんだけどさ、何がすごいって、ジャンプ直後にステップ入るんだよ。それもことごとく。相当綺麗に着氷出来ないと、そんなこと出来ないわけさ。Pちゃん、今の調子の良さなら、４－４跳べてしまうかも知れないね。あはは、それ出来たらプルシェンコ並みの宇宙人だな。人間よ、さようなら（笑）

よし、もうPちゃん、３００点超えろ！！（笑）見てみたくなったよ、３００点（笑）行ける、行ける。異次元の彼方まで行ってしまえ！！（笑）素晴らしい演技をありがとう！！