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小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
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眠くてテンションおかしー久遠です、どうもおはようございます。今日は2駅寝過ごしました。よくある、よくある。

そして、今日は合宿です。噂では夜中酒飲みながら稽古するとか(笑)明日ゲネなのに(笑)まぁ、私は飲むと寝てしまうので、ほどほどに。
さて、今日で今週もおしまい。・・・来週は本番だってよ、どーすんだ、これ。


**********

シェラは真剣な表情で、コーチである青年に訊ねた。

「・・・私にも、シャーリーちゃんみたいな表現力、身につく・・・?」
「無理だな」

即答され、ズキリ、と胸が痛んだ。

「何か勘違いしていないか? お前は、彼女のどこに『表現力』を見出した」
「・・・表情、とか・・・」
「とか?」
「・・・仕草が色っぽくて」
「で?」
「だ、と、とにかく!! 衣装も振り付けも表情も子どもっぽいんだもん!!」

癇癪を起こしたように眉を吊り上げる少女に、青年はわざとらしくため息を吐いた。

「馬鹿だ、馬鹿だ、とは思っていたが、そこまで馬鹿だとは思わなかった」
「何よ! そんな馬鹿、馬鹿言わなくたって」
「なぜ、彼女と同じでなければいけない?」
「・・・・・・」
「3アクセルも、高い柔軟性も、お前にはお前の良さがあるのに、どうしてそれを全部潰して彼女と一緒にしなければいけないんだ?」
「・・・潰す・・・?」
「そうだろう? 毎年、毎年中身は同じプログラム。ぱっと見は華やかに見えるが、規定の要素をこなすだけ」
「・・・・・・」
「俺には、そんなプログラムは作れない。もし彼女と同じようなプログラムがいいなら、コーチかコリオグラファーを変えるんだな」
「──そんな!」
「お前が言っているのは、そういうことだ」

シェラはきつく、唇をかみ締めた。


**********

あー、やばい。ヴァンツァーがかっこいい、何これ魔法みたい。
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