残ったひと組を書きますが、びっくりするくらい短いです。本気で短いです。覚悟して下さい（何）

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Q.あなたのプロポーズの言葉を教えて下さい。

ソナタ：「テレビ見てたら、ミューゼルランドで結婚式やってるのが映ってて」
ライアン：「ソナタちゃんが『いいなぁ～』って言うから、『じゃあ、指輪買いに行こうか』って」
ソナタ：「『うんっ！』って答えたの」


──以上（コラ）

以下、分かる人にしか分からないネタ。


ライアン：「パパさん、さすが大株主だよね。まさか本当に貸し切れるとは思ってなかったよ」
ソナタ：「ドレス着たままの『シュワルツ・ランツェンレイター』最高だった～」
ライアン：「おれは、招待客の面子に笑ったなぁ」
ソナタ：「美形の品評会だったよね」
ライアン：「やっぱり美骨は美骨を呼ぶんだよね。あー、今思い出しても興奮する！！」
ソナタ：「誰が好きだった？」
ライアン：「ん～、おれ顔と身体のバランス考えたらパパさんとかケリーさんが最高だと思うんだよね。特に腹直筋と外腹斜筋がおれの知る中でもベスト・オブ・ベストで、生で見させてもらったときなんて拝んじゃったもん。──あ、でもジャスミンさんの僧帽筋から広背筋のラインは神の造形だし、ミッターマイヤーさんの大臀筋なんて、思わず『触ってもいいですか？』とか言っちゃったし」
ソナタ：「言ってた、言ってた！　きょとん、とした顔してたけど、みったまったら『こんなものでよければどうぞ』とか言っちゃって。ロイ様に殺されなくて良かったよね～」
ライアン：「あー、ロイエンタールさんといえば、あの橈側手根屈筋見た？！」
ソナタ：「あはは、きっと読者さんは読めもしないと思うよ」
ライアン：「ほんっと気温上がって良かったよ。あの捲くった白いシャツから覗く橈側手根屈筋ってばさ～」
ソナタ：「ライアン、ほんと好きだよねぇ」
ライアン：「キルヒアイスさんは大腿四頭筋が絶品でさぁ。すごい美脚なんだよ。もう、どうして隠すのかなぁ？」
ソナタ：「ソナタ、ラインハルトさんの顎のライン好き」
ライアン：「あー、分かる！　髪上げればいいのに、ってずっと思ってたんだよ」
ソナタ：「ダメダメ。そんなことしたら社員の皆さんの仕事が止まっちゃうもん」
ライアン：「お兄ちゃんも大変みたいだしね」
ソナタ：「結婚指輪してても変わらないらしいよ」
ライアン：「アー君が無言で威嚇してて、面白かった～」
ソナタ：「──してた？」
ライアン：「してた、してた。他の人と話してるときでも、ずっとお兄ちゃんの腰抱いてたもん」
ソナタ：「あー、そういえば！　ライアンよく見てるね～」
ライアン：「いや、あんまり面白くてさ」
ソナタ：「あはは、良かったね～」
ライアン：「うん。──でも」
ソナタ：「ん？」
ライアン：「──やっぱり、ソナタちゃんが一番綺麗で可愛かったよ」



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おーわりっ。プロポーズよりも、結婚式の方がいろんな意味で大変なふたり（笑）