小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
ADSLモデムが壊れたっぽく、自宅PCがネットに繋がらなくなりました。橘からネットワークを取り上げたら、何も残らんのよ・・・PC関係のトラブルは別段怖くも何ともありませんが、機械の故障だけはどうにもならん(笑)まぁ、3年使ってるので、壊れる時期といえば、時期かも知れません。どうせレンタルモデムなんだから、取り替えてもらうのが一番です。
というわけで、3~4日くらい、大人しくしていないといけないようです。簿記の勉強しろってことだよな(笑)陰陽師モノがまだ書けていないので、バレンタインにはとても間に合いそうにないのですが、ガリガリ書いてはいます。前回のカノキニがあまりにもデルフィニアとも音楽ともかけ離れていたので、今度は陰陽師っぽくしようと思ったら、襲色目をどうするかで悪戦苦闘するとは・・・相変わらず適当なんで、許して下さい。更に、何やら頭の中で伏線張りすぎて壮大なお話になりそうで怖いので、さっさとヤることヤってもらって(コラ)青龍シェラたんには、『ろりしょた』から『へろもんぼんばー』に変身してもらわないと・・・。
現在橘、ちーん、な感じで落ち込んでいるので、ほんのちょっと、うちのわんこに癒してもらいましょ。
というわけで、3~4日くらい、大人しくしていないといけないようです。簿記の勉強しろってことだよな(笑)陰陽師モノがまだ書けていないので、バレンタインにはとても間に合いそうにないのですが、ガリガリ書いてはいます。前回のカノキニがあまりにもデルフィニアとも音楽ともかけ離れていたので、今度は陰陽師っぽくしようと思ったら、襲色目をどうするかで悪戦苦闘するとは・・・相変わらず適当なんで、許して下さい。更に、何やら頭の中で伏線張りすぎて壮大なお話になりそうで怖いので、さっさとヤることヤってもらって(コラ)青龍シェラたんには、『ろりしょた』から『へろもんぼんばー』に変身してもらわないと・・・。
現在橘、ちーん、な感じで落ち込んでいるので、ほんのちょっと、うちのわんこに癒してもらいましょ。
**********
ここはファロット邸の母屋。
ソナタがリビングに入ったとき、キニアンは本を読んでいた。
ソファを背もたれにして、ふかふかのラグの上に長い脚を伸ばして座っている。
冬真っ盛りだが、大きな窓から入ってくる日差しは明るく、空調の効いた室内は暖かい。
キニアンの脚の上には大きな銀色の猫が寝そべっており、なお一層暖かそうだ。
「・・・何してるの?」
「読書」
「そっちか」
脚の上の人型猫ちゃんはスルーしてそんな風に返せるアルってば、やっぱり大物だわ、と。
軽く息を吐いたソナタは、足音ひとつ立てずにソファの方へと向かった。
「寝てるの?」
「んー」
キニアンは左手で本を持ちながら、右手は銀色の髪を梳いている。
ふわふわとしたやわらかなそれは、一度触ると癖になって困る。
いや、本当に困るのだ。
四六時中触っていたくなってしまうのだから、とは、口には出さないけれど誰もが読み取れる青年の本音である。
ぐっすりと眠っている白猫の頬を、ソナタはツンツンつついてみた。
「カノンが甘えたなのは珍しくないけど、本気で寝てるのは珍しいわ」
「な」
「脚、痺れない?」
「んー? 慣れた」
この言葉に、ソナタはくすっと笑った。
短い言葉しか返って来ないが、若葉色の瞳はとてもやさしい。
この青年も、普段口を開けば文句しか言わないカノンがたまに素直に甘えてくれるのは、嬉しくて仕方がないのだ。
「でも、あったかくて、気持ち良くて・・・俺も寝そうでさ。さっきからページが進んでいかないんだ」
苦笑する青年に、ソナタはにっこり笑った。
「ブランケット持ってきてあげる」
「さすがに風邪ひかないか?」
「少しくらいのお昼寝なら、大丈夫だよ」
「そうかな・・・うん、じゃあ頼む」
「りょーかい」
ぴしっ、と敬礼をしたソナタは、上機嫌で自室へ向かったのだった。
──そして、2時間後。
(か・・・かわいい・・・っ!!)
(俺も混ざりたい)
(やめろ、台無しになる!)
静かに、だがかなり激しい攻防を繰り広げている熟年夫婦がいたり。
「ハニー、この札かけていい?」
「『可愛がって下さい』って・・・それ、彫ったの? 周り、装飾がすごいんですけど」
「アール・ヌーボー調にしてみました♪」
「無駄に見事というか・・・」
「これくらいなら10分で彫れます!」
「・・・よ、職人」
「そんな褒められると照れるなぁ。でもほら、お兄ちゃんとアー君の愛らしさを引き立てるにはこれくらいでないと」
嬉々として、手彫りの木札をそっとブランケットの上に置く彫刻家と誰よりも冷静な妻がいたり。
その後は、寄り添って眠る茶色いわんこと銀色の猫の可愛らしさにいたく感激した家族たちによる、宅内撮影会が始まったのだった。
**********
イメージは、わんちゃんと猫ちゃんがほっぺたくっつけてお昼寝してるやつ。あれあれ。
ここはファロット邸の母屋。
ソナタがリビングに入ったとき、キニアンは本を読んでいた。
ソファを背もたれにして、ふかふかのラグの上に長い脚を伸ばして座っている。
冬真っ盛りだが、大きな窓から入ってくる日差しは明るく、空調の効いた室内は暖かい。
キニアンの脚の上には大きな銀色の猫が寝そべっており、なお一層暖かそうだ。
「・・・何してるの?」
「読書」
「そっちか」
脚の上の人型猫ちゃんはスルーしてそんな風に返せるアルってば、やっぱり大物だわ、と。
軽く息を吐いたソナタは、足音ひとつ立てずにソファの方へと向かった。
「寝てるの?」
「んー」
キニアンは左手で本を持ちながら、右手は銀色の髪を梳いている。
ふわふわとしたやわらかなそれは、一度触ると癖になって困る。
いや、本当に困るのだ。
四六時中触っていたくなってしまうのだから、とは、口には出さないけれど誰もが読み取れる青年の本音である。
ぐっすりと眠っている白猫の頬を、ソナタはツンツンつついてみた。
「カノンが甘えたなのは珍しくないけど、本気で寝てるのは珍しいわ」
「な」
「脚、痺れない?」
「んー? 慣れた」
この言葉に、ソナタはくすっと笑った。
短い言葉しか返って来ないが、若葉色の瞳はとてもやさしい。
この青年も、普段口を開けば文句しか言わないカノンがたまに素直に甘えてくれるのは、嬉しくて仕方がないのだ。
「でも、あったかくて、気持ち良くて・・・俺も寝そうでさ。さっきからページが進んでいかないんだ」
苦笑する青年に、ソナタはにっこり笑った。
「ブランケット持ってきてあげる」
「さすがに風邪ひかないか?」
「少しくらいのお昼寝なら、大丈夫だよ」
「そうかな・・・うん、じゃあ頼む」
「りょーかい」
ぴしっ、と敬礼をしたソナタは、上機嫌で自室へ向かったのだった。
──そして、2時間後。
(か・・・かわいい・・・っ!!)
(俺も混ざりたい)
(やめろ、台無しになる!)
静かに、だがかなり激しい攻防を繰り広げている熟年夫婦がいたり。
「ハニー、この札かけていい?」
「『可愛がって下さい』って・・・それ、彫ったの? 周り、装飾がすごいんですけど」
「アール・ヌーボー調にしてみました♪」
「無駄に見事というか・・・」
「これくらいなら10分で彫れます!」
「・・・よ、職人」
「そんな褒められると照れるなぁ。でもほら、お兄ちゃんとアー君の愛らしさを引き立てるにはこれくらいでないと」
嬉々として、手彫りの木札をそっとブランケットの上に置く彫刻家と誰よりも冷静な妻がいたり。
その後は、寄り添って眠る茶色いわんこと銀色の猫の可愛らしさにいたく感激した家族たちによる、宅内撮影会が始まったのだった。
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イメージは、わんちゃんと猫ちゃんがほっぺたくっつけてお昼寝してるやつ。あれあれ。
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