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小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
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今日は会社の忘年会でした。19時~20時までボーリング、その後会食という流れ。金曜の夜、へろへろのお腹ペコペコ状態の時に、缶チューハイ飲みながらボーリング・・・実に十数年ぶりでした。
ゲームが始まる前に数分間練習出来るんですが、まー、見事にガーターばかり(笑)しかし、ゲームが始まった途端に8ピン、8ピン、9ピン、ストライクと、スコアを伸ばす橘(笑)やればデキる子なんです(笑)でも、2ゲーム目の後半は、疲れが出てボロボロでした(笑)

二次会でボーリングならともかく、ボーリングメインってやめてくれよ・・・と思ってましたし、今も思っていますが、仕事にくたびれたおっさまが昔取った杵柄でスコアを伸ばして喜ぶ姿を見たり、チーム戦だったので、同じチームの仲間たちが励ましあったりする姿というのは、悪くないですね。仕事の面では言いたいことたくさんある人たちですが、こんな日くらい忘れたっていいさ。

あ、あと、すごく驚いたことがひとつ。

10月に、私はPHPの勉強をしに講習会に参加したのですが、その講師をしていた女性の方。うちの会社の、別の事業部の経理担当の奥さんでした(笑)今日、会食のときに「PHPの講習会行った?」と訊かれたので、「はい」と答えたら、なんとなんと。奥さんから、「あなたの会社に、橘さんって人いる?」と言われて知ったらしいですね。おー、世間狭すぐる(笑)
受講内容はすごく分りやすかったですし、楽しかったですよ、と伝えたら、その男性社員の方、「ふ~ん、ちゃんと仕事してるんだー。家だと結構適当なんだけどなー。『プログラム動かないけど、ま、いっか』とか言ってるのになー」と言いながらもすごく嬉しそうに笑ってて、何だかこっちまで嬉しくなってしまいました。また、美人な奥さんなんですよ。これが。仲良しなんだろうなぁ、と思って、ちょっと幸せになりました。

うん。それが一番楽しかったな(笑)あ、あと、団体で3位になったグループにお局様がいるんですが、賞品の商品券を横流ししてもらっちゃいました(笑)その方は個人でもiPodもらってたので、「これ久遠ちゃんにあげる。会食で席が隣になったから」、と。その方には、何だかとても可愛がっていただいている自覚があります。まぁ、基本、橘は年上には可愛がられるタイプです(笑)

ささ。明日は演劇仲間との飲み会。顧問が誕生日なので、プレゼントも渡しますよー。

からの、ファロット一家+α。

**********

「あー、アリスまた真っ直ぐじゃーん」
「真ん中はダメだってばー」

双子の言葉に「ボーリングってそういうものだろう?!」と言いたくなったものの、確かに自分の球がレーンのほぼど真ん中にしか行かないというのは、何かの呪いかも知れない、と思ったキニアンだ。
だって、右端とか、左端を狙って投げても、なぜだか球が吸い込まれるのは真ん中なのだ。
おかしいではないか。
それなら、ガーターになるべきだ。

「アー君は気性が真っ直ぐだからねぇ」
「間違ってもカーブとか、かけられないだろうし」
「じゃあ、次はアル用に『冬の大三角残し』にしよう」

正直なところ、これが普通のボーリングのゲームだったら今のところ一番スコアが良いのはキニアンなのだが、

──ストライク取ったら罰ゲーム

という、ルールそのものが罰ゲームみたいな決まりになってしまったため、1ゲーム目を160近いスコアで戦ったキニアンはつまり最下位で。
また、そのフレームによって倒すピンをあらかじめ決めておいて、いかにその指令に近い倒し方が出来るかで勝敗が決まるので、『1ピンと5ピン残して』とかいう無茶ぶりには、応えられないのが普通なのだ。

「ほら、アル。シリウスを狙って、弾いたピンでプロキオンを倒して、最後はプロキオンでベテルギウスを倒すんだ。スピードが命だぞ」
「・・・・・・」

にっこり笑って1、7、10ピン以外を倒した男に、キニアンはひどい頭痛を覚えた。

「・・・ヴァンツァー」
「うん?」
「あれ、1ピン立ってますけど、『スネークアイ』ですよね」
「そうだな」
「まず取れませんよね・・・?」
「アルは、1ピン得意だから。頑張れば、7か10も一緒に倒れるかも知れない」
「・・・・・・」

嘆息したキニアンは、「ちなみに」と兄貴分に訊ねてみた。

「ヴァンツァーは、あれ取れますか?」
「5回に1回くらいは」
「・・・・・・」

じゃあ俺は10年かかっても無理ですね、とは思ったものの。

「取ったらシェラがキスしてくれる、って言ったら?」
「──死んでも取る」

やけに真剣な顔をして答えた男に、「死んでもしない」と呟くシェラ。
まぁ、ゲームだし、と割り切ったキニアンは、「とりあえず1ピンを倒そう」と自分に言い聞かせて投球した。
結果、1ピンと7ピンは倒れたものの、10ピンはそのまま。
普通倒れないので別に悔しいも何もないのだが、『5回に1回かぁ』と考えてしまう。
そして、変則ゲームが終わったあとは、通常のルールでゲームを楽しむこととなった。
けれど、ゲームが終わってみてキニアンはまた思ったのだ。

──スペアとストライクしか出してないのに、俺最下位ってなに・・・?

本気で泣いても、きっと許されると思ったキニアンだった。


**********

スペアとストライクが並ぶと、200。
ちなみに、ヴァンツァーは当然のようにパーフェクトゲームを達成してドヤ顔をしたらしいです。
スコア300って、どうやったら出るんだよ・・・100超えるのがやっとだっつーの。
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