小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
雪はとても好きです。しかし寒い(笑)夕方まで続くそうです。
明日は待ちに待ったPCが届くので、家の中で暖かくしてセットアップしたいと思います。ふふふふふ。
さて。寒い日には、やはりほのぼのしたいですからね。
明日は待ちに待ったPCが届くので、家の中で暖かくしてセットアップしたいと思います。ふふふふふ。
さて。寒い日には、やはりほのぼのしたいですからね。
**********
目覚ましはセットしていなかったが、いつもと同じ時間に目が覚めた。
休みの日にこんなに早く起きる必要はないのだが、二度寝が出来そうなほど眠くもない。
隣には、幸せそうな顔ですやすやと眠る女王様。
──寝てるときは、天使みたいだよなぁ。
くすっと笑みを浮かべると、その天使な女王様が僅かに身動ぎをした。
ふるふると長い睫毛が震えて、ゆっくりと瞼が持ち上がる。
現れた宝石のような菫色の瞳に、また微笑んだ。
「おはよう」
「・・・おはやくない」
ぼそっと呟くと、布団を引き上げてまた寝ようとするカノン。
それはそれで構わないので、よしよし、と髪を撫でてやると、彼自身は起き上がった。
カノンが寒くないように、しっかり布団を掛けてやろうとしたら手首を掴まれた。
「カノン?」
「おはやくないの」
「え?」
「もうちょっと寝るの」
「うん。寝てていいぞ」
俺は起きるけど、と暗に告げる青年に、カノンは布団の端からぷっくり頬の膨らんだ顔を覗かせた。
「俺も、おはやくないの!」
「・・・・・・」
若葉色の目をぱちくりさせている青年の腕を引き、布団の中に引き摺り込む。
「・・・っと。カノン?」
「俺もおはやくないの。まだ寝るの」
「でも俺」
「アリスいなくなったら、ぼく寒くなっちゃうじゃん」
「・・・・・・」
可愛い恋人が寒い思いをしてもいいのか、とぷんすかちいさな角を頭から生やしている様子に、「──ぷっ」と思わず吹き出す青年。
「何で笑うの?」
「いや、可愛いなぁ、と思って」
「・・・当たり前じゃん」
布団を頭から被ってそんなことを言う。
不機嫌そうにぼそっと呟いてはいるのだけれど、きっと紅くなった顔を隠したくて布団に隠れたんだろうな、と。
それくらいのことは分かるようになってきた青年は、出かけたベッドの中に戻っていった。
「なぁ、カノン」
「ん」
「朝食、何にしようか」
「・・・ふわふわオムレツ」
「ふわふわはハードル高いから、オムレツな」
「ふわふわ!」
「はいはい、頑張ります」
どんなものを作っても、カノンは全部平らげてくれる。
味見はするから不味いものにはなっていないだろうけれど、何せ相手はシェラの手料理で舌が肥えている。
一緒に暮らし始めて最初の頃は不安もあったけれど、ちょっと自信のないものや、シェラの味付けと違うものでも、「これはこれで美味しい」と言ってくれる。
本当に美味しかったときは、目をきらきらさせて食べてくれる。
そういうのを見ると、今度はもっと美味しいものを作ろう、と思えてくる。
「ちょっとシェラの気持ち分かるなぁ」
「・・・何が?」
「んー? 大事な人に、美味しいもの食べさせたい、っていう気持ち」
「・・・ふんっ」
とかいいつつ、腕の中に潜り込んでくるちょっと天使が多めの女王様が、可愛くて仕方のないキニアンなのだった。
**********
あぁ、『今日のわんこ』落ちも鉄板か。いいな、使えるな、キニアン。やればデキるじゃないか。
すっかりカノンの声は頭の中で石田さんに変換されているので、死ぬほど可愛くて仕方ないです。そりゃ、耳の良いキニアンはめろめろでしょうともよ。
あ、そういや、新しいPCはブルーレイ見られるので、早くアドベントチルドレン・コンプリート買わなくちゃ!
目覚ましはセットしていなかったが、いつもと同じ時間に目が覚めた。
休みの日にこんなに早く起きる必要はないのだが、二度寝が出来そうなほど眠くもない。
隣には、幸せそうな顔ですやすやと眠る女王様。
──寝てるときは、天使みたいだよなぁ。
くすっと笑みを浮かべると、その天使な女王様が僅かに身動ぎをした。
ふるふると長い睫毛が震えて、ゆっくりと瞼が持ち上がる。
現れた宝石のような菫色の瞳に、また微笑んだ。
「おはよう」
「・・・おはやくない」
ぼそっと呟くと、布団を引き上げてまた寝ようとするカノン。
それはそれで構わないので、よしよし、と髪を撫でてやると、彼自身は起き上がった。
カノンが寒くないように、しっかり布団を掛けてやろうとしたら手首を掴まれた。
「カノン?」
「おはやくないの」
「え?」
「もうちょっと寝るの」
「うん。寝てていいぞ」
俺は起きるけど、と暗に告げる青年に、カノンは布団の端からぷっくり頬の膨らんだ顔を覗かせた。
「俺も、おはやくないの!」
「・・・・・・」
若葉色の目をぱちくりさせている青年の腕を引き、布団の中に引き摺り込む。
「・・・っと。カノン?」
「俺もおはやくないの。まだ寝るの」
「でも俺」
「アリスいなくなったら、ぼく寒くなっちゃうじゃん」
「・・・・・・」
可愛い恋人が寒い思いをしてもいいのか、とぷんすかちいさな角を頭から生やしている様子に、「──ぷっ」と思わず吹き出す青年。
「何で笑うの?」
「いや、可愛いなぁ、と思って」
「・・・当たり前じゃん」
布団を頭から被ってそんなことを言う。
不機嫌そうにぼそっと呟いてはいるのだけれど、きっと紅くなった顔を隠したくて布団に隠れたんだろうな、と。
それくらいのことは分かるようになってきた青年は、出かけたベッドの中に戻っていった。
「なぁ、カノン」
「ん」
「朝食、何にしようか」
「・・・ふわふわオムレツ」
「ふわふわはハードル高いから、オムレツな」
「ふわふわ!」
「はいはい、頑張ります」
どんなものを作っても、カノンは全部平らげてくれる。
味見はするから不味いものにはなっていないだろうけれど、何せ相手はシェラの手料理で舌が肥えている。
一緒に暮らし始めて最初の頃は不安もあったけれど、ちょっと自信のないものや、シェラの味付けと違うものでも、「これはこれで美味しい」と言ってくれる。
本当に美味しかったときは、目をきらきらさせて食べてくれる。
そういうのを見ると、今度はもっと美味しいものを作ろう、と思えてくる。
「ちょっとシェラの気持ち分かるなぁ」
「・・・何が?」
「んー? 大事な人に、美味しいもの食べさせたい、っていう気持ち」
「・・・ふんっ」
とかいいつつ、腕の中に潜り込んでくるちょっと天使が多めの女王様が、可愛くて仕方のないキニアンなのだった。
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あぁ、『今日のわんこ』落ちも鉄板か。いいな、使えるな、キニアン。やればデキるじゃないか。
すっかりカノンの声は頭の中で石田さんに変換されているので、死ぬほど可愛くて仕方ないです。そりゃ、耳の良いキニアンはめろめろでしょうともよ。
あ、そういや、新しいPCはブルーレイ見られるので、早くアドベントチルドレン・コンプリート買わなくちゃ!
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