小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
さむっ!(笑)今年は、20数年に1度の大寒波らしいです。北海道のどこだったかはマイナス31度。例年より12度低いそうですが、10度以上差があるっておかしくないですか? 夏の熊谷で50度近くを記録するようなもんでしょ?
未曾有の不況に地震、原発事故、酷暑に大寒波・・・──ミンス逝ね!!(笑) まぁ、不況に関しては一朝一夕で起こるものではなく、様々な要因が関与して数年越しに陥るものなので、ミンスだけが悪いわけではありませんし、私が物心ついてからの日本はずっと不況と言われていますが、対応が遅いどころか対応していない(笑)というのも事実。中国や朝鮮への保障を手厚くする前に、やることあるでしょあんたたち。
朝から何を考えているんですかねぇ、私は。きっとさっき地震があったからですね。山梨で震度5だそうです。震度5って、地震に慣れた日本人でも結構驚く揺れです。皆さん大丈夫でしたか? もう、みんなザビー教へようこそしようよ(笑)
まだちょっと眠いんですが、目が覚めてしまったので。
未曾有の不況に地震、原発事故、酷暑に大寒波・・・──ミンス逝ね!!(笑) まぁ、不況に関しては一朝一夕で起こるものではなく、様々な要因が関与して数年越しに陥るものなので、ミンスだけが悪いわけではありませんし、私が物心ついてからの日本はずっと不況と言われていますが、対応が遅いどころか対応していない(笑)というのも事実。中国や朝鮮への保障を手厚くする前に、やることあるでしょあんたたち。
朝から何を考えているんですかねぇ、私は。きっとさっき地震があったからですね。山梨で震度5だそうです。震度5って、地震に慣れた日本人でも結構驚く揺れです。皆さん大丈夫でしたか? もう、みんなザビー教へようこそしようよ(笑)
まだちょっと眠いんですが、目が覚めてしまったので。
**********
猫は気紛れだ。
好奇心の塊でもある──それはきっと、彼らの狩猟本能故なのだろうが。
アリス・キニアンがその『猫』を飼い始めたのは半年ほど前のこと。
猫とはいっても、人間の姿になるなかなかにふぁんたじーな猫だ。
人間の姿をしているときは、ふわふわとした癖のある銀色の髪、真っ白い肌に湖畔に咲く菫色の瞳の、天使のような容貌の少年。
そんな猫少年が、朝起きていたら自分のベッドの中で一緒に眠っていた──しかも全裸で。
──何もなかった。断じて、何もなかった・・・・・・と、思う。
酒はあまり飲めないので、深酒をして記憶をなくしているというのは考えにくい。
ちゃんとひとりでベッドに入ったことも覚えている。
──とすると。
「やっぱり天使か」
この青年の頭の中も、なかなかにふぁんたじーな造りをしている。
彼は才能豊かな音楽家なので、「まぁ、芸術家ってそんなモンよね」と言ってしまえばそれまで。
天使のような美少年である猫の容貌もさることながら、青年もなかなかに端正な容姿をしている。
若干目つきがきつく、その感性に比べてあまり表情豊かではないので無愛想な印象を与えるが、非常に心やさしい青年だ。
また、そのやさしさを感じてか、動物にはとても好かれる。
これまでに動物を飼ったことはなかったが、この猫になる少年──少年になる猫?──を放り出さなかったのも、ゴロゴロと懐いてくる姿がとても可愛らしかったからだ。
──俺はショタコンじゃない。
青年が大学生であるのに対して、少年はまだほんの仔猫だった。
まだ丸みの残るやわらかそうな四肢についつい目が行ってしまったとしても、それはあくまでも庇護欲から来るものなのだ、と青年は自身に言い聞かせていた。
大学の課題をこなすためにチェロを抱えていた青年だったが、雑念が多すぎて相棒の音が響かないな、と何度目かのため息を零したとき。
・・・すりすり。
ん? と首を傾げて足元に目をやると、毛糸玉で遊んでいる少年の背があった。
両手で左右にコロコロと毛糸玉を転がしながら、一緒に首も左右に振りつつ。
尻尾は慕わしげに青年の脚を摩っている。
「カノン?」
名前を呼んでも、毛糸玉で遊ぶことに夢中らしい少年は振り返りもしない。
しかし、銀色の髪の毛の中からひょこん、と現れている白い耳が、ぴくぴくと動いていた。
「カーノン」
もう一度呼ぶと、はた、と気づいたらしい少年の首だけが青年を振り返った。
大きな瞳が、不思議そうにこちらを見つめてくるのに、青年はちいさく笑みを零した。
「どうした?」
「にゃ?」
軽く首を傾げる青年と同じように、少年も首を傾げた。
無意識の行動だったのだろうか、と若葉色の瞳をぱちくりさせた青年は、「お腹空いたのか?」と訊ねてみた。
彼の母親ほどではないが、演奏に集中すると時間の感覚がまったくなくなる。
まぁ、今は集中も出来ていなかったので、ただ単に時間を浪費しただけなのだが。
「ご飯食べるか?」
時計を見ればちょっと早いが昼食の時間だ。
自分はさして空腹を覚えてはいなかったが、いたいけな少年を飢えさせるわけにはいかない。
──んーん。
しかし、予想に反して少年は頭を振った。
じゃあ何だろう? と青年は首を傾げた。
「にゃっ」
「え?」
毛糸玉をほっぽり出してこちらに向き直った少年は、ずいっと両腕を伸ばしてきた。
「にゃ」
「・・・抱っこ?」
「にゃ~」
きらきらと宝石が輝くような、幸福に満ちた満面の笑みが返ってきた。
その眩しさにやられてしまった青年は、口では「しょうがないなぁ」と言いつつも、やさしく少年を抱き上げ、膝の上に乗せてやった。
すりすり。
耳を、青年の肩の辺りに擦りつけると、そのままきゅう、と抱きついた。
空調の効いた室内ではあるが、猫にしては意外と成長が遅く、飼い始めて半年経ってもまだ仔猫である少年の体温は高くて心地が良い。
「ぅなぁ~~・・・」
へにょん、と大きな目を細めて口許を綻ばせる様子が何とも言えず可愛らしい。
「よしよし」
きつめの目元をやさしく緩めた青年は、ゴロゴロと鳴る喉を撫でてやった。
気持ち良さそうな笑みを浮かべる頬は薔薇色に染まっており、すりすりと擦りつけてくる頭からはふんわりと甘い香り。
うにうに、と動く唇はぷっくりとしてやわらかそうで・・・。
「──はっ」
いかん、と我に返った青年の腕の中で、少年は不思議そうに首を傾げた。
「うな?」
そして、『どうかしたの?』とでも言うようにペロリ、と青年の頬を舐めたのである。
猫特有のザラリとした感触の舌に、青年はくすぐったさと軽い震えを覚えた。
「カ、カノン・・・?」
ペロペロザラリ、と。
頬や顎を舐めてくる少年に驚き、青年はその細い肩を押し返した。
「・・・うな?」
きょとん、とした様子でこちらを見つめてくる瞳は綺麗なアーモンド型で、仔猫だからか潤みが強い。
本当に、きらきらと輝く宝石のよう。
きめ細かい肌に色を添える頬はまだふっくらとしてやわらかく、ちょこん、と乗った鼻も、ぷっくりとした唇も、食べてしまいたいくらいに可愛らしい。
──俺は・・・・・・。
断じて違うぞ、と思いながらも、青年は少年の唇に己のそれを重ねてみた。
つるん、ぷるん、とした感触に腰の辺りがざわざわするのを感じながら。
──・・・少し、だけ。
そっと舌を伸ばせば、人間と比べて発達した犬歯が舌の横に触れてくすぐったい思いをした。
そして、舌どうしが触れ合うと、意外と厚みのあるそれはやはりザラリとしていて人間のものとは違うのだけれど。
──これはこれで・・・。
クセになるかも、と舌を絡めた。
「ふ・・・ぅ、にゃ・・・」
もぞもぞと身動ぎする少年は、しかし決して青年には爪を出さない。
「なに? なに?」と驚いてパシパシ肩を叩きはするものの、引っ掻いたりはしないのだ。
「・・・・・・にゃ・・・?」
しばらくして唇を離した青年は、見下ろした少年の瞳が潤みを増し、頬と唇が紅さを濃くしているのを見ると。
────・・・・・・これは、ちょっと・・・・・・。
無理、と思って少年を抱き上げたのだった。
+++++
「──で、ヤっちゃったわけだ」
「・・・言葉を選んでくれ」
カフェテラスで呆れた顔を向けてくる金髪碧眼の美女の前で、頭を抱えるキニアン。
「ないよねー、それ、あの子たちにとってはただの毛繕いじゃない」
「分かってるよ」
「今はね」
「・・・・・・」
「うわー。あんないたいけな仔猫ちゃんに、ガッツいた状態のまま襲いかかったわけだ」
「ライアン!!」
ないわー、ないわー、と連呼している美女──もとい、美青年は、キニアンと同じように猫になる、こちらは少女の保護者をしていた。
「アー君、耐性なさそうだもんねぇ」
「・・・どうせ、あんたと違って経験ないよ」
「え、アー君どうt」
「──違う!!」
バン! とテーブルを叩くと、周囲からの視線が集まった。
「はいはい、落ち着いて」
「・・・・・・」
これが落ち着いていられるか、とばかりにむすっとした顔になった友人に。
「でもまぁ、怪我とかしてないんでしょう?」
「・・・まぁ」
「熱出さなかった?」
「平気」
「それ以降近寄って来なくなったとか?」
「普通に寄ってくるよ」
それじゃあ。
「何でおれは呼び出されたわけ?」
切羽詰まった様子で電話を掛けて来たから出向いてみれば。
「・・・あんた、その・・・自分のとこの猫に・・・その・・・」
「キスはするよ」
「・・・じゃあ・・・」
「やー、おれ、さすがに中学生くらいに見える女の子に手ぇ出す趣味ないし」
と、当然のような顔で言われ。
「・・・・・・ですよね」
とがっくり項垂れて、頭を抱えたキニアンなのだった。
**********
なんか中途半端だけど、続けるととんでもなく長くなりそうだからここで切ろう。
久々に書いたな、にゃんこネタ。
全部可愛いカノンがイケナイことにしましょう、そうしましょう。
猫は気紛れだ。
好奇心の塊でもある──それはきっと、彼らの狩猟本能故なのだろうが。
アリス・キニアンがその『猫』を飼い始めたのは半年ほど前のこと。
猫とはいっても、人間の姿になるなかなかにふぁんたじーな猫だ。
人間の姿をしているときは、ふわふわとした癖のある銀色の髪、真っ白い肌に湖畔に咲く菫色の瞳の、天使のような容貌の少年。
そんな猫少年が、朝起きていたら自分のベッドの中で一緒に眠っていた──しかも全裸で。
──何もなかった。断じて、何もなかった・・・・・・と、思う。
酒はあまり飲めないので、深酒をして記憶をなくしているというのは考えにくい。
ちゃんとひとりでベッドに入ったことも覚えている。
──とすると。
「やっぱり天使か」
この青年の頭の中も、なかなかにふぁんたじーな造りをしている。
彼は才能豊かな音楽家なので、「まぁ、芸術家ってそんなモンよね」と言ってしまえばそれまで。
天使のような美少年である猫の容貌もさることながら、青年もなかなかに端正な容姿をしている。
若干目つきがきつく、その感性に比べてあまり表情豊かではないので無愛想な印象を与えるが、非常に心やさしい青年だ。
また、そのやさしさを感じてか、動物にはとても好かれる。
これまでに動物を飼ったことはなかったが、この猫になる少年──少年になる猫?──を放り出さなかったのも、ゴロゴロと懐いてくる姿がとても可愛らしかったからだ。
──俺はショタコンじゃない。
青年が大学生であるのに対して、少年はまだほんの仔猫だった。
まだ丸みの残るやわらかそうな四肢についつい目が行ってしまったとしても、それはあくまでも庇護欲から来るものなのだ、と青年は自身に言い聞かせていた。
大学の課題をこなすためにチェロを抱えていた青年だったが、雑念が多すぎて相棒の音が響かないな、と何度目かのため息を零したとき。
・・・すりすり。
ん? と首を傾げて足元に目をやると、毛糸玉で遊んでいる少年の背があった。
両手で左右にコロコロと毛糸玉を転がしながら、一緒に首も左右に振りつつ。
尻尾は慕わしげに青年の脚を摩っている。
「カノン?」
名前を呼んでも、毛糸玉で遊ぶことに夢中らしい少年は振り返りもしない。
しかし、銀色の髪の毛の中からひょこん、と現れている白い耳が、ぴくぴくと動いていた。
「カーノン」
もう一度呼ぶと、はた、と気づいたらしい少年の首だけが青年を振り返った。
大きな瞳が、不思議そうにこちらを見つめてくるのに、青年はちいさく笑みを零した。
「どうした?」
「にゃ?」
軽く首を傾げる青年と同じように、少年も首を傾げた。
無意識の行動だったのだろうか、と若葉色の瞳をぱちくりさせた青年は、「お腹空いたのか?」と訊ねてみた。
彼の母親ほどではないが、演奏に集中すると時間の感覚がまったくなくなる。
まぁ、今は集中も出来ていなかったので、ただ単に時間を浪費しただけなのだが。
「ご飯食べるか?」
時計を見ればちょっと早いが昼食の時間だ。
自分はさして空腹を覚えてはいなかったが、いたいけな少年を飢えさせるわけにはいかない。
──んーん。
しかし、予想に反して少年は頭を振った。
じゃあ何だろう? と青年は首を傾げた。
「にゃっ」
「え?」
毛糸玉をほっぽり出してこちらに向き直った少年は、ずいっと両腕を伸ばしてきた。
「にゃ」
「・・・抱っこ?」
「にゃ~」
きらきらと宝石が輝くような、幸福に満ちた満面の笑みが返ってきた。
その眩しさにやられてしまった青年は、口では「しょうがないなぁ」と言いつつも、やさしく少年を抱き上げ、膝の上に乗せてやった。
すりすり。
耳を、青年の肩の辺りに擦りつけると、そのままきゅう、と抱きついた。
空調の効いた室内ではあるが、猫にしては意外と成長が遅く、飼い始めて半年経ってもまだ仔猫である少年の体温は高くて心地が良い。
「ぅなぁ~~・・・」
へにょん、と大きな目を細めて口許を綻ばせる様子が何とも言えず可愛らしい。
「よしよし」
きつめの目元をやさしく緩めた青年は、ゴロゴロと鳴る喉を撫でてやった。
気持ち良さそうな笑みを浮かべる頬は薔薇色に染まっており、すりすりと擦りつけてくる頭からはふんわりと甘い香り。
うにうに、と動く唇はぷっくりとしてやわらかそうで・・・。
「──はっ」
いかん、と我に返った青年の腕の中で、少年は不思議そうに首を傾げた。
「うな?」
そして、『どうかしたの?』とでも言うようにペロリ、と青年の頬を舐めたのである。
猫特有のザラリとした感触の舌に、青年はくすぐったさと軽い震えを覚えた。
「カ、カノン・・・?」
ペロペロザラリ、と。
頬や顎を舐めてくる少年に驚き、青年はその細い肩を押し返した。
「・・・うな?」
きょとん、とした様子でこちらを見つめてくる瞳は綺麗なアーモンド型で、仔猫だからか潤みが強い。
本当に、きらきらと輝く宝石のよう。
きめ細かい肌に色を添える頬はまだふっくらとしてやわらかく、ちょこん、と乗った鼻も、ぷっくりとした唇も、食べてしまいたいくらいに可愛らしい。
──俺は・・・・・・。
断じて違うぞ、と思いながらも、青年は少年の唇に己のそれを重ねてみた。
つるん、ぷるん、とした感触に腰の辺りがざわざわするのを感じながら。
──・・・少し、だけ。
そっと舌を伸ばせば、人間と比べて発達した犬歯が舌の横に触れてくすぐったい思いをした。
そして、舌どうしが触れ合うと、意外と厚みのあるそれはやはりザラリとしていて人間のものとは違うのだけれど。
──これはこれで・・・。
クセになるかも、と舌を絡めた。
「ふ・・・ぅ、にゃ・・・」
もぞもぞと身動ぎする少年は、しかし決して青年には爪を出さない。
「なに? なに?」と驚いてパシパシ肩を叩きはするものの、引っ掻いたりはしないのだ。
「・・・・・・にゃ・・・?」
しばらくして唇を離した青年は、見下ろした少年の瞳が潤みを増し、頬と唇が紅さを濃くしているのを見ると。
────・・・・・・これは、ちょっと・・・・・・。
無理、と思って少年を抱き上げたのだった。
+++++
「──で、ヤっちゃったわけだ」
「・・・言葉を選んでくれ」
カフェテラスで呆れた顔を向けてくる金髪碧眼の美女の前で、頭を抱えるキニアン。
「ないよねー、それ、あの子たちにとってはただの毛繕いじゃない」
「分かってるよ」
「今はね」
「・・・・・・」
「うわー。あんないたいけな仔猫ちゃんに、ガッツいた状態のまま襲いかかったわけだ」
「ライアン!!」
ないわー、ないわー、と連呼している美女──もとい、美青年は、キニアンと同じように猫になる、こちらは少女の保護者をしていた。
「アー君、耐性なさそうだもんねぇ」
「・・・どうせ、あんたと違って経験ないよ」
「え、アー君どうt」
「──違う!!」
バン! とテーブルを叩くと、周囲からの視線が集まった。
「はいはい、落ち着いて」
「・・・・・・」
これが落ち着いていられるか、とばかりにむすっとした顔になった友人に。
「でもまぁ、怪我とかしてないんでしょう?」
「・・・まぁ」
「熱出さなかった?」
「平気」
「それ以降近寄って来なくなったとか?」
「普通に寄ってくるよ」
それじゃあ。
「何でおれは呼び出されたわけ?」
切羽詰まった様子で電話を掛けて来たから出向いてみれば。
「・・・あんた、その・・・自分のとこの猫に・・・その・・・」
「キスはするよ」
「・・・じゃあ・・・」
「やー、おれ、さすがに中学生くらいに見える女の子に手ぇ出す趣味ないし」
と、当然のような顔で言われ。
「・・・・・・ですよね」
とがっくり項垂れて、頭を抱えたキニアンなのだった。
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なんか中途半端だけど、続けるととんでもなく長くなりそうだからここで切ろう。
久々に書いたな、にゃんこネタ。
全部可愛いカノンがイケナイことにしましょう、そうしましょう。
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