小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
ひと月近く更新していません・・・マジかよ、おい・・・。小ネタを書いているから、書いた気になっているんでしょうね。今月はちょっとダメですね。引っ越しがあるので・・・。
そうそう、引っ越しといえば、昨日知り合いを呼んで大きいタンスとか、冷蔵機能が麻痺した冷凍庫を処分してもらいました。私にとって必要ないものしかない家だったので、そういうのが大きいものだけでもなくなると、「あ、やっぱ一軒家って広いんだな」って思いました(笑)そりゃそうだよな。一応3Kなんだから。6畳2間に4畳半で狭いわきゃねーんだよ(笑)
男手がふたり分あると、全然違いますね。とても助かりました。労働後の焼肉の、また旨いこと(笑)お酒も飲んだら今朝は電車で寝過しました。次は家を決めないとなぁ・・・はぁ。頑張ろう。
そうそう、引っ越しといえば、昨日知り合いを呼んで大きいタンスとか、冷蔵機能が麻痺した冷凍庫を処分してもらいました。私にとって必要ないものしかない家だったので、そういうのが大きいものだけでもなくなると、「あ、やっぱ一軒家って広いんだな」って思いました(笑)そりゃそうだよな。一応3Kなんだから。6畳2間に4畳半で狭いわきゃねーんだよ(笑)
男手がふたり分あると、全然違いますね。とても助かりました。労働後の焼肉の、また旨いこと(笑)お酒も飲んだら今朝は電車で寝過しました。次は家を決めないとなぁ・・・はぁ。頑張ろう。
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「・・・ってかさ、これ、男子だよな?」
自分で組んだプログラムだが、レティシアはリンクで練習に励むシェラを見て呟いた。
実際にシェラに滑らせてから、最初に組んだものとは若干変更を加えた。
冒頭の3A、次に3Lo-3Loのコンビネーション、I字にも見えるY字スピン、ステップからの3F、直接得点には反映されないが、シェラの美しいスパイラルをプログラムに組み込まないなんてことはあり得ない。
そして、これでもか、というくらいツイズルを組み込んだストレートラインステップ。
「なぁ、なんであいつあんなくるくるツイズル回れるの?」
「本人はかなり好きみたいだぞ、ツイズル。スピンも軸がブレないしな。身体のバランスの良さは現役選手では群を抜いている」
「バランスだけじゃねーだろーが。どこの女子が3Lo-3Loなんて回るんだよ」
「男子でも見ないな」
珍しくおかしそうに喉を鳴らす男に、レティシアは言ってやった。
「その男子様でも、SPで3A落とすことなんてザラだぜ?」
「今はまだ矯正中だから不安定だが、あいつは100%決めるよ」
「──そうそう、それだ。助走短くねーか?」
「その方が難しいからな」
「・・・おーまーえーねー・・・あのね、3Aはそれだけでも難しいの。むちゃくちゃ難しいの」
「知ってる。跳べるようになってしまえば、正直4回転の方が楽なくらいには」
「あーあー、クワド・キング様は仰ることが違いますね」
「でも、俺はアクセルの方が好きだった」
「何でよ」
ここでヴァンツァーは、あろうことかにっこりと笑って見せたのだ。
「──前向きだから」
「・・・下手な冗談やめろよ。鳥肌立ったじゃねーか」
ぞわり、と悪寒にも似た衝撃が駆け抜けた身体を撫でるレティシア。
どの口がそんなことを言っているのだか。
「あいつの言葉を借りただけだ」
「あん?」
「前向きだから、アクセルが好きなんだそうだ」
「お嬢ちゃん?」
「あぁ。──あいつらしすぎて、笑えるだろう?」
「まぁ・・・確かに」
リンクでは、何度ジャンプで失敗しても立ち上がり、『険しい』というよりは『負けるものか』といった感じでまた助走に入っていくシェラがいる。
今季、シェラはジャンプの矯正を行っている。
3Aが跳べることは大きな武器であり、サルコウやルッツが苦手でプログラムに入れられないことを補っても余りある。
しかし、サルコウはともかく、ルッツが跳べればもっと点数が伸びる。
また、すべてのジャンプを跳ぶことが出来れば演技の幅が飛躍的に広がる。
むろん、点数だけがすべてではないことをシェラもヴァンツァーも把握している。
それでも、自分がそのときに出来る最上級の演技をして点数がついてこないことより辛いこともない。
──それならば、誰にも文句を言わせないくらいに強く。
それは、シェラとヴァンツァー共通の思いだった。
「シェラのジャンプは、もともと跳躍してから回転を始める。そこに助走の短さも加われば、加点も大きくなる」
「間に合うのか?」
「少し違う──間に合わせるんだ」
自信に満ちた、というよりは確信している口調に、レティシアは苦笑した。
「──お手並み拝見といきますか」
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あー、楽しい。
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