小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
最近タイトル『眠い』しかつけてない気がする(笑)おはようございます。今日も元気に眠いです。
デュオデシムは、あとはデスペラードカオスを倒しにいく旅となりました。でも、そこへ行くまでの道すがら、ワールドマップをてくてく歩いていると、はぐれイミテーションがいます。Lv123っておかしくない? と思って攻撃仕掛けられる前に逃げました(笑)だって、Lv123が5体くらいいるんだよ? 無理だろ。でも、そいつの近くには宝箱が・・・しかし、スクエニはドSだから、苦労してイミテーション倒して意気揚々と宝箱開けたらダイヤとかクリスタルとか、そういうどーでもいー素材しか入ってないに違いない。絶対そうだ。
来月からDEARSになる橘、7月にはガッ君の新曲が出ます。『ボーカロイドの歌った歌を歌ってみた』って感じです。『GACKTが歌ってみた』ですよ? やばくね? 歌うのは、ちょっと前にニコ動でがくっぽいどを使って作った楽曲をガッ君が審査するってコーナーで選ばれた作品です。コーナーの中で「歌えなかったらかっこ悪いから言わないけど、歌えたら発表するよ」と言ってたんですよねー。そもそもボーカロイドは人間が歌うことを前提にしていないので、おかしなキーレンジでした。多少アレンジするんでしょうけど、歌うんですって。
是非この勢いで、ボカロやプロの歌手の歌もカバーしていただきたい。ガッ君の氷室ックとか、ルナシーとか、そういうDEARS向けのイヴェントで歌ってるのを聴きたいんだ!! いや、もしやるなら今度は私もそこに乗り込むけどな(笑)
あー、そろそろクーラー買おう。シーズン入ったら取り付けが大変になるでよ。
さて、今日はFFネタではありません(笑)久々に、キニアン書きたくなりました。あの子は、どうしてあんなに可愛いんだろうなぁ・・・。
デュオデシムは、あとはデスペラードカオスを倒しにいく旅となりました。でも、そこへ行くまでの道すがら、ワールドマップをてくてく歩いていると、はぐれイミテーションがいます。Lv123っておかしくない? と思って攻撃仕掛けられる前に逃げました(笑)だって、Lv123が5体くらいいるんだよ? 無理だろ。でも、そいつの近くには宝箱が・・・しかし、スクエニはドSだから、苦労してイミテーション倒して意気揚々と宝箱開けたらダイヤとかクリスタルとか、そういうどーでもいー素材しか入ってないに違いない。絶対そうだ。
来月からDEARSになる橘、7月にはガッ君の新曲が出ます。『ボーカロイドの歌った歌を歌ってみた』って感じです。『GACKTが歌ってみた』ですよ? やばくね? 歌うのは、ちょっと前にニコ動でがくっぽいどを使って作った楽曲をガッ君が審査するってコーナーで選ばれた作品です。コーナーの中で「歌えなかったらかっこ悪いから言わないけど、歌えたら発表するよ」と言ってたんですよねー。そもそもボーカロイドは人間が歌うことを前提にしていないので、おかしなキーレンジでした。多少アレンジするんでしょうけど、歌うんですって。
是非この勢いで、ボカロやプロの歌手の歌もカバーしていただきたい。ガッ君の氷室ックとか、ルナシーとか、そういうDEARS向けのイヴェントで歌ってるのを聴きたいんだ!! いや、もしやるなら今度は私もそこに乗り込むけどな(笑)
あー、そろそろクーラー買おう。シーズン入ったら取り付けが大変になるでよ。
さて、今日はFFネタではありません(笑)久々に、キニアン書きたくなりました。あの子は、どうしてあんなに可愛いんだろうなぁ・・・。
**********
「あ・・・アリス君・・・」
天気の良い日の平和な昼休み。
教室でカノンやソナタと一緒に昼食を摂っていたキニアンは、そう声を掛けられて目を丸くした。
顔を上げると、可愛らしい感じの顔立ちに丸い眼鏡をした少年の姿。
誰だっけ? と首を捻ったキニアンに、少年はずいっ、と何か包を差し出した。
思わず受け取ってしまったキニアンだったが、少年と包を交互に見てとりあえず訊ねてみた。
「・・・これ、何?」
「ぼ、ぼく調理部で・・・つ、作ったの・・・」
「で、何?」
「・・・・・・トリュフ、チョコ・・・」
消え入りそうな声でぼそぼそ喋る少年だったが、耳の良いキニアンにはしっかりと聞こえている。
そして、キニアンは片眉を跳ね上げた。
「あ、アリス君に、食べ・・・味見、して欲しいなー、って・・・」
「あー、それやめてくれ」
「え・・・?」
泣きそうな顔になった少年に、キニアンは困ったように頬を掻いた。
「名前。名前で呼ぶの、やめてくれ」
「・・・でも」
「苦手なんだ、名前で呼ばれるの」
「・・・・・・」
少年は、ちらり、とカノンに視線を移した。
うわー、ぼく殺されそう、と内心でこっそり思ったカノンだったが、もちろん気にしちゃいない。
シェラお手製のお弁当に舌鼓を打っている。
隣のソナタは、面白がるような表情で様子を見ていた。
「アルならいいよ」
「え?」
「アル。一応愛称・・・なのかな?」
「・・・その子は、呼んでる」
カノンのことを言っているらしい。
キニアンは、これまた困ったような顔になった。
「そいつは言っても聞かないんだよ」
「ちょーしつれーじゃない? ぼくが我が儘みたいじゃない」
「違うみたいじゃないですか」
「ふんっ」
顔を背けてしまったカノンに、キニアンは苦笑した。
別に怒っているわけではないことは、よく分かっている。
ちょっぴり、ほんのちょっぴり拗ねたフリをしているだけなのだ。
「カノン。あ」
あ、と自分の口を開いて、口を開けろ、と示す。
何だよ、とは思いつつも、カノンも「あ」と口を開けてやった。
直後感じる、苦味と甘味。
目を丸くしたカノンは、もぐもぐと口の中のそれを咀嚼した。
ソナタは「あ~あ、やっちゃった」という顔をしているし、ひとり立っている少年は真っ青な顔だ。
「美味い?」
「ん?」
「それ。美味い?」
「・・・・・・」
分かっていてやっているのかどうかが大問題だったが、カノンは口の中のチョコレートがなくなると、立っている少年に向かってにっこりと微笑んだ。
「美味しいね、これ」
「──っ!」
あー、これは本格的に殺されるかも、とは思ったが、やはり気にしちゃいない。
「だってさ」
ありがとな、と真顔で言うキニアンに、ソナタはちょっとした尊敬のこもった視線を向けた。
──・・・天然こわ・・・。
その視線に台詞をつけるとしたら、そんな感じだろうか。
「・・・アリ・・・アルは、食べてくれないの・・・?」
「あー、俺、甘いものダメなんだ。悪い」
すまなそうな顔で謝られると、怒るに怒れない。
少年は、ぎゅっ、と拳を握った。
「アリス、あ」
先ほどされたように、口を開けろ、と示すカノン。
「何だよ・・・」
「お裾分け。ぼくのデザートあげる」
「いらないよ」
「いいから口開ける」
「・・・・・・ったく」
口では文句を言いつつも、言っても無駄だと知っているキニアンは素直に口を開けた。
「──あれ、あんまり甘くない」
「シェラお手製の苺プリン。美味しいよね、これ」
「うん。美味い」
「シェラに言っとく。喜ぶよ」
にこにこ微笑んでいるカノンと「あぁ、よろしく」と返しているキニアンを見て、ソナタはまた内心で「こわっ・・・」と呟いた。
「──あ、そうだ。お前、用事ってあれだけ?」
今更気づいたように同級生らしい少年を見上げて訊ねるキニアン。
少年は、わなわなと肩を震わせると、脱兎のごとく教室から出て行ってしまった。
「・・・何だ、あれ?」
不思議そうに首を傾げるキニアンを見て、ソナタは「恐ろしい子っ!」とウラノチカコかミウチスズエかという瞳が真っ白い蒼白な顔になり、カノンはしれっとした顔で苺プリンをぱくぱく食べ続けたのであった。
**********
キニアンは、とてもモテるのだけれど、万事この調子。鈍感にも程がある。
「あ・・・アリス君・・・」
天気の良い日の平和な昼休み。
教室でカノンやソナタと一緒に昼食を摂っていたキニアンは、そう声を掛けられて目を丸くした。
顔を上げると、可愛らしい感じの顔立ちに丸い眼鏡をした少年の姿。
誰だっけ? と首を捻ったキニアンに、少年はずいっ、と何か包を差し出した。
思わず受け取ってしまったキニアンだったが、少年と包を交互に見てとりあえず訊ねてみた。
「・・・これ、何?」
「ぼ、ぼく調理部で・・・つ、作ったの・・・」
「で、何?」
「・・・・・・トリュフ、チョコ・・・」
消え入りそうな声でぼそぼそ喋る少年だったが、耳の良いキニアンにはしっかりと聞こえている。
そして、キニアンは片眉を跳ね上げた。
「あ、アリス君に、食べ・・・味見、して欲しいなー、って・・・」
「あー、それやめてくれ」
「え・・・?」
泣きそうな顔になった少年に、キニアンは困ったように頬を掻いた。
「名前。名前で呼ぶの、やめてくれ」
「・・・でも」
「苦手なんだ、名前で呼ばれるの」
「・・・・・・」
少年は、ちらり、とカノンに視線を移した。
うわー、ぼく殺されそう、と内心でこっそり思ったカノンだったが、もちろん気にしちゃいない。
シェラお手製のお弁当に舌鼓を打っている。
隣のソナタは、面白がるような表情で様子を見ていた。
「アルならいいよ」
「え?」
「アル。一応愛称・・・なのかな?」
「・・・その子は、呼んでる」
カノンのことを言っているらしい。
キニアンは、これまた困ったような顔になった。
「そいつは言っても聞かないんだよ」
「ちょーしつれーじゃない? ぼくが我が儘みたいじゃない」
「違うみたいじゃないですか」
「ふんっ」
顔を背けてしまったカノンに、キニアンは苦笑した。
別に怒っているわけではないことは、よく分かっている。
ちょっぴり、ほんのちょっぴり拗ねたフリをしているだけなのだ。
「カノン。あ」
あ、と自分の口を開いて、口を開けろ、と示す。
何だよ、とは思いつつも、カノンも「あ」と口を開けてやった。
直後感じる、苦味と甘味。
目を丸くしたカノンは、もぐもぐと口の中のそれを咀嚼した。
ソナタは「あ~あ、やっちゃった」という顔をしているし、ひとり立っている少年は真っ青な顔だ。
「美味い?」
「ん?」
「それ。美味い?」
「・・・・・・」
分かっていてやっているのかどうかが大問題だったが、カノンは口の中のチョコレートがなくなると、立っている少年に向かってにっこりと微笑んだ。
「美味しいね、これ」
「──っ!」
あー、これは本格的に殺されるかも、とは思ったが、やはり気にしちゃいない。
「だってさ」
ありがとな、と真顔で言うキニアンに、ソナタはちょっとした尊敬のこもった視線を向けた。
──・・・天然こわ・・・。
その視線に台詞をつけるとしたら、そんな感じだろうか。
「・・・アリ・・・アルは、食べてくれないの・・・?」
「あー、俺、甘いものダメなんだ。悪い」
すまなそうな顔で謝られると、怒るに怒れない。
少年は、ぎゅっ、と拳を握った。
「アリス、あ」
先ほどされたように、口を開けろ、と示すカノン。
「何だよ・・・」
「お裾分け。ぼくのデザートあげる」
「いらないよ」
「いいから口開ける」
「・・・・・・ったく」
口では文句を言いつつも、言っても無駄だと知っているキニアンは素直に口を開けた。
「──あれ、あんまり甘くない」
「シェラお手製の苺プリン。美味しいよね、これ」
「うん。美味い」
「シェラに言っとく。喜ぶよ」
にこにこ微笑んでいるカノンと「あぁ、よろしく」と返しているキニアンを見て、ソナタはまた内心で「こわっ・・・」と呟いた。
「──あ、そうだ。お前、用事ってあれだけ?」
今更気づいたように同級生らしい少年を見上げて訊ねるキニアン。
少年は、わなわなと肩を震わせると、脱兎のごとく教室から出て行ってしまった。
「・・・何だ、あれ?」
不思議そうに首を傾げるキニアンを見て、ソナタは「恐ろしい子っ!」とウラノチカコかミウチスズエかという瞳が真っ白い蒼白な顔になり、カノンはしれっとした顔で苺プリンをぱくぱく食べ続けたのであった。
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キニアンは、とてもモテるのだけれど、万事この調子。鈍感にも程がある。
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