小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
というほどのものでもないけど・・・
うちのカノンちゃんはどうしても『ツン』が出来ない子なんだ、というのを再認識(笑)仕方ないよね。寂しがりやの構ってもらいたがりやさんだから。あー、もう可愛い!(コラ)
キニアンはわんこ系ヘタレ、ヴァンツァーはにゃんこ系ヘタレ、たぶんわんこ系ヘタレの方が人気(笑)ヴァンツァーはふてぶてしい(笑)
うちのカノンちゃんはどうしても『ツン』が出来ない子なんだ、というのを再認識(笑)仕方ないよね。寂しがりやの構ってもらいたがりやさんだから。あー、もう可愛い!(コラ)
キニアンはわんこ系ヘタレ、ヴァンツァーはにゃんこ系ヘタレ、たぶんわんこ系ヘタレの方が人気(笑)ヴァンツァーはふてぶてしい(笑)
**********
痴話喧嘩夫婦が帰ったところで、ソナタはぽつりと呟いた。
「・・・カノン、痛がるフリしたなら、どうして一緒に帰ったのかしら?」
さすがの双子も、レンアイジジョウになると分からないことが出てくるらしい。
「いや、あれは本当に痛かったんだと思うよ」
「──え?」
ライアンの言葉に、ソナタは目を丸くした。
「あのまま力入れてたら、手首痛めてたかも知れないね」
「そうだったんだ・・・じゃあ、キニアンが力抜いてくれて良かったんだね」
しかし、あれ? と思ったソナタだ。
「だったら、どうしてカノンは『痛がるフリした』なんて言ったのかな?」
これにはヴァンツァーはちいさく笑った。
「カノンは誰かさんに似て、意地っ張りだからな」
その『誰かさん』は、ヴァンツァーの台詞は綺麗さっぱり無視してソナタに教えてやった。
「それにね、たぶん逆にあのまま倒されてたら、カノンは帰らなかったと思うよ」
「──え? そうなの?」
「うん。『人の弱みにつけ込むなんて、ぼくのこと好きじゃないんでしょう!』って怒ってたんじゃないかな」
くすくす笑うシェラの言葉に、ソナタはなんとなくその場面が想像出来る気がして苦笑した。
「キニアン、人の弱みにつけ込むなんて出来ないもんね」
「やさしい子だから」
「お似合いだと思うんだけど、喧嘩ばっかりなんだよね~」
「カノンのは、怒ってるっていうよりも、恥ずかしくて素直に甘えられないから、ああいう言い方になっちゃうだけなんだけどね」
シェラの言葉に、ヴァンツァーが呆れた視線を向ける。
「・・・人のことだとよく分かるんだな」
「何の話だ。失礼な男だな」
ふいっ、と横を向いてしまったシェラに、ため息を零すヴァンツァー。
ソナタとライアンは、それを見てくすくすと笑っている。
この夫婦も、これで結構仲が良いのだ。
「でも、そう考えると、ライアンって『当たり』よね~」
最初は綺麗なのに変な人だと思ってたんだけど、と笑う。
「あ、私も思ってた」
シェラにも同意されてしまったが、当の本人は気にした様子もなく誰も手をつけていなかったマフィンをぱくついている。
「喧嘩したことないもんね~」
「あー、おれね、女の子と喧嘩するって意味が分からないの」
「──へ?」
「だってさ、力だったら絶対男の方が強いわけだし、口でなんて女の子に勝てるわけないんだから、『ごめんなさい』って謝ればそこでおしまいでしょう? 喧嘩して苛々するって、身体に良くないよね~」
あはは、と笑っている青年に、同じ顔をした親子は顔を見合わせた。
これは本気で当たりだ、と思ったらしい。
「それにね、うちの母親の教育方針が『男は女を守ってナンボ』って感じだからさ」
「だから鍛えてるの?」
「ん? あぁ、これは趣味と実益を兼ねて。おれ、昔からよく痴漢に遭ってたから」
「可愛かっただろうね、ちいさい頃のライアン」
「もう、いちいち『男です』って言って歩くのも面倒で、それなら男相手に手加減することないんだし、返り討ちにすればいいかぁ、と思って」
笑顔で物騒なことを言う青年だが、所構わずその力を発揮するわけではない。
話し合いで解決出来るときは、穏便に済ませることにしている。
「やっぱり、握力とかも見れば分かっちゃうの?」
「うん。だいたいね。だから、シェラさんがアー君より強いのも分かってたし」
「真面目なアー君だから、すごく真剣に勝負しようとしてるのは分かったんだけど・・・早く仲直りして欲しいじゃない?」
そうしたら、大人気ないのがひとりいたんだけど、とジロリと隣を睨む。
「成長するには試練が必要なんだよ」
しれっとそんなことを言う男に、シェラは柳眉を吊り上げた。
「何言ってるんだ。『俺、最弱・・・』ってすごいショック受けてたじゃないか、可哀想に」
「そこから這い上がって来られるかどうかが大事なんだ」
「──・・・お前、もしかしてやきもち妬いてるのか?」
「別に」
「あー、絶対そうだ。こういうときじゃないとカノンが甘えてくれないから、アー君にやきもち妬いてるんだ」
そうか、そうか、とにんまり笑うシェラに、ヴァンツァーはちょっと嫌そうな顔を向けた。
「お兄ちゃん、可愛いもんね」
「キニアンも、ライアンくらいデキる子だったら、もっと素直にいちゃいちゃしてそうだけど」
「でも、アー君はあの鈍感さだからいい気がする。あんまりストレートに甘やかされてると、カノンの場合飽きちゃいそうだもん」
「あ、それも分かる」
やいのやいの、と人の恋愛事情をネタにティータイムを過ごしているファロット一家+αは、今日もとても平和だった。
***********
うーむ・・・何がしたいのかよく分からん。
何かちょっと書き足りない気がするんだけど・・・何が足りないのかも、よく分からん(笑)
平和で愛情いっぱい夢いっぱいの一家を書いて、癒されようという魂胆なのか・・・ま、私が楽しいからいいや(コラ)
痴話喧嘩夫婦が帰ったところで、ソナタはぽつりと呟いた。
「・・・カノン、痛がるフリしたなら、どうして一緒に帰ったのかしら?」
さすがの双子も、レンアイジジョウになると分からないことが出てくるらしい。
「いや、あれは本当に痛かったんだと思うよ」
「──え?」
ライアンの言葉に、ソナタは目を丸くした。
「あのまま力入れてたら、手首痛めてたかも知れないね」
「そうだったんだ・・・じゃあ、キニアンが力抜いてくれて良かったんだね」
しかし、あれ? と思ったソナタだ。
「だったら、どうしてカノンは『痛がるフリした』なんて言ったのかな?」
これにはヴァンツァーはちいさく笑った。
「カノンは誰かさんに似て、意地っ張りだからな」
その『誰かさん』は、ヴァンツァーの台詞は綺麗さっぱり無視してソナタに教えてやった。
「それにね、たぶん逆にあのまま倒されてたら、カノンは帰らなかったと思うよ」
「──え? そうなの?」
「うん。『人の弱みにつけ込むなんて、ぼくのこと好きじゃないんでしょう!』って怒ってたんじゃないかな」
くすくす笑うシェラの言葉に、ソナタはなんとなくその場面が想像出来る気がして苦笑した。
「キニアン、人の弱みにつけ込むなんて出来ないもんね」
「やさしい子だから」
「お似合いだと思うんだけど、喧嘩ばっかりなんだよね~」
「カノンのは、怒ってるっていうよりも、恥ずかしくて素直に甘えられないから、ああいう言い方になっちゃうだけなんだけどね」
シェラの言葉に、ヴァンツァーが呆れた視線を向ける。
「・・・人のことだとよく分かるんだな」
「何の話だ。失礼な男だな」
ふいっ、と横を向いてしまったシェラに、ため息を零すヴァンツァー。
ソナタとライアンは、それを見てくすくすと笑っている。
この夫婦も、これで結構仲が良いのだ。
「でも、そう考えると、ライアンって『当たり』よね~」
最初は綺麗なのに変な人だと思ってたんだけど、と笑う。
「あ、私も思ってた」
シェラにも同意されてしまったが、当の本人は気にした様子もなく誰も手をつけていなかったマフィンをぱくついている。
「喧嘩したことないもんね~」
「あー、おれね、女の子と喧嘩するって意味が分からないの」
「──へ?」
「だってさ、力だったら絶対男の方が強いわけだし、口でなんて女の子に勝てるわけないんだから、『ごめんなさい』って謝ればそこでおしまいでしょう? 喧嘩して苛々するって、身体に良くないよね~」
あはは、と笑っている青年に、同じ顔をした親子は顔を見合わせた。
これは本気で当たりだ、と思ったらしい。
「それにね、うちの母親の教育方針が『男は女を守ってナンボ』って感じだからさ」
「だから鍛えてるの?」
「ん? あぁ、これは趣味と実益を兼ねて。おれ、昔からよく痴漢に遭ってたから」
「可愛かっただろうね、ちいさい頃のライアン」
「もう、いちいち『男です』って言って歩くのも面倒で、それなら男相手に手加減することないんだし、返り討ちにすればいいかぁ、と思って」
笑顔で物騒なことを言う青年だが、所構わずその力を発揮するわけではない。
話し合いで解決出来るときは、穏便に済ませることにしている。
「やっぱり、握力とかも見れば分かっちゃうの?」
「うん。だいたいね。だから、シェラさんがアー君より強いのも分かってたし」
「真面目なアー君だから、すごく真剣に勝負しようとしてるのは分かったんだけど・・・早く仲直りして欲しいじゃない?」
そうしたら、大人気ないのがひとりいたんだけど、とジロリと隣を睨む。
「成長するには試練が必要なんだよ」
しれっとそんなことを言う男に、シェラは柳眉を吊り上げた。
「何言ってるんだ。『俺、最弱・・・』ってすごいショック受けてたじゃないか、可哀想に」
「そこから這い上がって来られるかどうかが大事なんだ」
「──・・・お前、もしかしてやきもち妬いてるのか?」
「別に」
「あー、絶対そうだ。こういうときじゃないとカノンが甘えてくれないから、アー君にやきもち妬いてるんだ」
そうか、そうか、とにんまり笑うシェラに、ヴァンツァーはちょっと嫌そうな顔を向けた。
「お兄ちゃん、可愛いもんね」
「キニアンも、ライアンくらいデキる子だったら、もっと素直にいちゃいちゃしてそうだけど」
「でも、アー君はあの鈍感さだからいい気がする。あんまりストレートに甘やかされてると、カノンの場合飽きちゃいそうだもん」
「あ、それも分かる」
やいのやいの、と人の恋愛事情をネタにティータイムを過ごしているファロット一家+αは、今日もとても平和だった。
***********
うーむ・・・何がしたいのかよく分からん。
何かちょっと書き足りない気がするんだけど・・・何が足りないのかも、よく分からん(笑)
平和で愛情いっぱい夢いっぱいの一家を書いて、癒されようという魂胆なのか・・・ま、私が楽しいからいいや(コラ)
PR
この記事にコメントする