小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
ですね。閏年には五輪が開催されます。今年の夏は、より熱いかも知れませんねぇ。
そうそう。昨日ねむたんのDVD引き取ってきました。週末にでも見ますかねぇ。最終日の舞台を録画したのかなぁ? 分かりませんが、凱旋公演になってからは、出演者たちがとてもはっちゃけていたので結構楽しかったです。
さて、せっかく4年に1度しかないので、小ネタでも書かねば(コラ)
なんと、驚いたことに、続き用のテキストリンクに、既に『ハッピーシンセサイザ』が入っていたので、書けということなんでしょうね。いや、おかしいだろ。デフォルトは『つづきはこちら』になってるはずなんだから(笑)どんな魔法だよ、それ。
そうそう。昨日ねむたんのDVD引き取ってきました。週末にでも見ますかねぇ。最終日の舞台を録画したのかなぁ? 分かりませんが、凱旋公演になってからは、出演者たちがとてもはっちゃけていたので結構楽しかったです。
さて、せっかく4年に1度しかないので、小ネタでも書かねば(コラ)
なんと、驚いたことに、続き用のテキストリンクに、既に『ハッピーシンセサイザ』が入っていたので、書けということなんでしょうね。いや、おかしいだろ。デフォルトは『つづきはこちら』になってるはずなんだから(笑)どんな魔法だよ、それ。
**********
「「「──はい、踊ってー!」」」
1曲丸ごと踊りきった天使たちは、息ひとつ切らさず、満面の笑顔で男どもにそう言った。
「え? は? 踊る?」
当然、ただただ可愛い人たちの可愛いダンスを楽しんでいた青年は、予想もしていなかった無茶振りに冷や汗を流した。
「見本見せたでしょ。踊ってよ」
「説明しながら踊ったから、出来るでしょ?」
居丈高な女王様と、やさしいフリをして鬼のようなことを言う天使の双子。
「この曲可愛いよね。気に入っちゃった」
ふふふ、とはにかむように笑うツインテールの天使に、ヴァンツァーはにっこり笑って「お前の方が可愛いよ」と言った。
「じゃあ、お前もこれ踊って少しは可愛くなれ。覚えただろう?」
「まぁな」
「──え?! ヴァンツァー、覚えたんですか?!」
時間にして4分弱。
繰り返しの振り付けもあるとはいえ、全部はさすがに無理だぞ、と。
「ライアン覚えた~?」
ソナタに訊かれ、「覚えたよー」と笑みを返す金髪美人。
「は?! あんたも覚えたの?!」
「らくしょー、らくしょー」
「・・・ふたりしてどんな記憶力してんだよ」
「でもアー君、歌詞とメロディラインなら全部覚えてるでしょ?」
「え? あぁ・・・まぁ」
「同じことだよ」
「いや、だいぶ違うぞ。振り付け覚えたってことは、音とセットで覚えてるんだろ? あんたたちの方がすごいじゃないか」
「んーん。リズムとテンポは覚えたけど、音まで完璧に覚えてはいない」
「え、リズムとテンポが頭に入ってるのに、何で音が入らないんだ?」
「それは、アー君が特殊技能の持ち主だからだよ」
「いや、あんたに言われたくないけど・・・」
服の上からでも骨格を見通す目を持った人間なんて、絶対音感を持った人間より少ないに決まっている。
「アル」
「──あ、はい」
何ですか? と自分を呼んだ男の前に向かう。
「振り付け教えてあげるから、歌って?」
「──は?!」
笑顔でとんでもないことを言ってくる男に、キニアンは若葉色の目が零れ落ちそうなほど大きく目を瞠った。
「歌までは覚えてないから」
「いや、別に歌わなくても・・・歌流れるじゃないですか」
「アルの声で聴きたい」
「・・・・・・」
こういうところはほんとにそっくりだなこの父子、と。
腰に手を当ててこちらを眺めている女王様にちらり、と視線を送りながら、キニアンは嘆息した。
「・・・歌ったら、ヴァンツァー俺に何かくれますか?」
普段はこんなこと言わないのだけれど、あんな可愛いダンスを踊れとか言う上に歌えなんて、さすがに何か目標がないとやってられない。
きょとん、とした顔になったヴァンツァーは、僅かに首を傾げてこう言った。
「使い古しの俺の身体でいいなら好きに」
「──そういうことじゃなくて!!」
ちょっとほんと何言ってんのこの人! と。
真っ赤な顔になった青年に、ヴァンツァーはくすくすと笑った。
「冗談だ」
ほんとかよ、と疑わしげな目になったキニアンは、だいぶ成長してきたと言えるのかも知れない。
「じゃあ、これをあげよう」
そう言って取り出したのは、チケット2枚。
チケットに書かれた名前と会場に、キニアンは緑色の目を輝かせた。
「や、やります! 俺、何でもやります!!」
もともとあげるつもりだったものだが、キニアンを釣るのは簡単だなぁ、と微笑ましくなったヴァンツァーだった。
**********
・・・踊ってねぇ・・・
っていうか、この話、キニアンが可愛いだけの話になっていく気がする。まぁいい。可愛いキニアンは大好きだ。
「「「──はい、踊ってー!」」」
1曲丸ごと踊りきった天使たちは、息ひとつ切らさず、満面の笑顔で男どもにそう言った。
「え? は? 踊る?」
当然、ただただ可愛い人たちの可愛いダンスを楽しんでいた青年は、予想もしていなかった無茶振りに冷や汗を流した。
「見本見せたでしょ。踊ってよ」
「説明しながら踊ったから、出来るでしょ?」
居丈高な女王様と、やさしいフリをして鬼のようなことを言う天使の双子。
「この曲可愛いよね。気に入っちゃった」
ふふふ、とはにかむように笑うツインテールの天使に、ヴァンツァーはにっこり笑って「お前の方が可愛いよ」と言った。
「じゃあ、お前もこれ踊って少しは可愛くなれ。覚えただろう?」
「まぁな」
「──え?! ヴァンツァー、覚えたんですか?!」
時間にして4分弱。
繰り返しの振り付けもあるとはいえ、全部はさすがに無理だぞ、と。
「ライアン覚えた~?」
ソナタに訊かれ、「覚えたよー」と笑みを返す金髪美人。
「は?! あんたも覚えたの?!」
「らくしょー、らくしょー」
「・・・ふたりしてどんな記憶力してんだよ」
「でもアー君、歌詞とメロディラインなら全部覚えてるでしょ?」
「え? あぁ・・・まぁ」
「同じことだよ」
「いや、だいぶ違うぞ。振り付け覚えたってことは、音とセットで覚えてるんだろ? あんたたちの方がすごいじゃないか」
「んーん。リズムとテンポは覚えたけど、音まで完璧に覚えてはいない」
「え、リズムとテンポが頭に入ってるのに、何で音が入らないんだ?」
「それは、アー君が特殊技能の持ち主だからだよ」
「いや、あんたに言われたくないけど・・・」
服の上からでも骨格を見通す目を持った人間なんて、絶対音感を持った人間より少ないに決まっている。
「アル」
「──あ、はい」
何ですか? と自分を呼んだ男の前に向かう。
「振り付け教えてあげるから、歌って?」
「──は?!」
笑顔でとんでもないことを言ってくる男に、キニアンは若葉色の目が零れ落ちそうなほど大きく目を瞠った。
「歌までは覚えてないから」
「いや、別に歌わなくても・・・歌流れるじゃないですか」
「アルの声で聴きたい」
「・・・・・・」
こういうところはほんとにそっくりだなこの父子、と。
腰に手を当ててこちらを眺めている女王様にちらり、と視線を送りながら、キニアンは嘆息した。
「・・・歌ったら、ヴァンツァー俺に何かくれますか?」
普段はこんなこと言わないのだけれど、あんな可愛いダンスを踊れとか言う上に歌えなんて、さすがに何か目標がないとやってられない。
きょとん、とした顔になったヴァンツァーは、僅かに首を傾げてこう言った。
「使い古しの俺の身体でいいなら好きに」
「──そういうことじゃなくて!!」
ちょっとほんと何言ってんのこの人! と。
真っ赤な顔になった青年に、ヴァンツァーはくすくすと笑った。
「冗談だ」
ほんとかよ、と疑わしげな目になったキニアンは、だいぶ成長してきたと言えるのかも知れない。
「じゃあ、これをあげよう」
そう言って取り出したのは、チケット2枚。
チケットに書かれた名前と会場に、キニアンは緑色の目を輝かせた。
「や、やります! 俺、何でもやります!!」
もともとあげるつもりだったものだが、キニアンを釣るのは簡単だなぁ、と微笑ましくなったヴァンツァーだった。
**********
・・・踊ってねぇ・・・
っていうか、この話、キニアンが可愛いだけの話になっていく気がする。まぁいい。可愛いキニアンは大好きだ。
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