『LIAR GAME』のシーズン１を見終わってしまった・・・次はシーズン２です。やっぱり、だいぶPCのスペックが高いんでしょうね。ダウンロードもエンコードも速い、速い。素敵です。

さ、興味があれば。

昨日見た９～１１話（最終回３時間スペシャル）は、『LIAR GAME』３回戦。プレイヤーが２組に分かれて、現金の密輸を行うというもの。現金を密輸するプレイヤーと、それを暴く検査官をひとりずつ選ぶ。ふたりで ブースに入り、検査官は密輸人の持つアタッシュケースの中に現金が入っていると思えば『Doubt』を宣言。入っていないと思えば『Pass』を宣言。でまぁ、現金をいかに多く自分たちの領地に持ち込むか、ってゲームです。
今回は、秋山さんのお母さんを死に至らしめ、秋山さんが潰したはずのマルチ商法組織の代表者・ヨコヤも参加していました。で、過去のことを秋山さんに告げて、秋山さん怒りに我を忘れ・・・という流れ。

今日イチは・・・ヨコヤがマルチの代表者だったと知り、自暴自棄になって暴走を始める秋山さんに、「そんなの秋山さんらしくありません！」と言う直ちゃん。「これがほんとの俺だよ！　お前に何が分かる！」と、よくある台詞を吐く秋山さん。「俺がお前らの金を密輸してきてやる」と、密輸に必要なお金を引き出すキャッシュカードを出せ、と言い、チームの人間からカードを取り上げた秋山さんは、直ちゃんからもカードを取り上げます。
ぷるぷる震えながら涙を浮かべてカードを差し出す直ちゃんかわゆす（笑）これ、シェラがやったら超絶可愛いだろうなぁ、と。あの、うさぎみたいな怯え方は良かったよ。上目遣いで涙浮かべてぷるぷるぴるぴる震えて秋山さんを見つめる直ちゃん。そりゃあ、秋山さんもチームの他のプレイヤーからはカードひったくってたのに、直ちゃんからは静かに受け取るでしょうよ（笑）なんか悪いことしてる気分になるもんなー。きっと秋山さんは、内心で「ごめんなさい」って呟いてたと思うんです（笑）

でも、今日イチはちょっと違う。秋山が暴走して、『Doubt』ミスをしたりして自国に金がどんどん入ってきていると思い込んで余裕の表情を浮かべていたヨコヤだったが、ふとモニタを見ると秋山が笑っている。あの表情かなり怖かった。モニタの解像度が荒いせいもあるんだけど、幽鬼のようでしたよ。で、事務局の人間が現在の途中経過を発表すると、大勝しているはずの自分のチームと、秋山たちのチームの金額差があまりないことに気づくヨコヤ。
暴走は秋山の演技だろうとは思ってましたけど、「うわこの男こえぇ！」と思いました。この表情。この表情が、今日イチ。見た人にしか分からない今日イチ（笑）松田君は、やっぱり目に力あるから、喋らない方が巧く見えるよね。下手なわけではないんだけど、人間、意識して喋ろうとすると妙な抑揚がついてしまうからなぁ。平面的に喋るのは難しいけど、実は人間って普段はかなり平面的に喋ってる。

まぁ、それはいいとして。、実は暴走していると思わせながら、ヨコヤのいるもうひとつのチームの人間と手を組んでいた秋山さん。まんまとヨコヤだけを欺き、形勢逆転していきます。今度こそヨコヤを潰す、と宣言した秋山さんですが、そのヨコヤですら救おうとする直ちゃんの心に動かされ、なかなか素敵なラストでした。
また、『LIAR GAME』の出資者のひとりが発覚するのですが、北大路欣也さんでした！　なんとダンディー！！（笑）あーいうパパ欲しい（笑）橘の中では、パパファロッ トは結構あんな感じ。北大路さんちょっと顔が厳しいけど、でもダンディー。北大路さんの役どころは、人間の醜さを嫌というほど見てきて、人は信じるに値しない ものだと思って生きている政財界の大物。それが、馬鹿正直の直ちゃんに感化されていく、という感じでした。

良いねー、良いねー。みんな直ちゃん大好きだねー（笑）北大路さん演じる『あのお方』も仰ってましたが、『危ういくらいに無垢』。馬鹿っぽく見えて馬鹿なんですけど（コラ）、でも、きっと世の中の人間みんな彼女のようだったら平和だろうなぁ、と。

さ、次はシーズン２です。