小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
気持ちが良い天気です。今日は眠狂四郎の東京公演が千秋楽です。晴れて良かったね、ガッ君(^^)
そして、昨日ガッ君の携帯サイト覗いていたら、今度6月に行くライヴの曲がアルバムになるとのこと。リスト見たら、悶えました。ちょー喧嘩腰の内容なんだけど、大好きな『Flower』も、『JUSTIFIED』も入ってる。『JUSTIFIED』は音源化されるの初めてで、ちょー嬉しい!!
そんな感じでテンション高い橘。落ち着くか更に興奮するか分からないけど、何か小ネタ書いてみましょうかね。先週金曜、眠狂四郎見に行くまで時間あるから、と買った小説を、毎日ちまちま読んでいて・・・吸血鬼モノなので手に取ったら思いがけず、どエロな内容なのにびっくりしたので、そういう内容になったらごめんなさいね(コラ)
そして、昨日ガッ君の携帯サイト覗いていたら、今度6月に行くライヴの曲がアルバムになるとのこと。リスト見たら、悶えました。ちょー喧嘩腰の内容なんだけど、大好きな『Flower』も、『JUSTIFIED』も入ってる。『JUSTIFIED』は音源化されるの初めてで、ちょー嬉しい!!
そんな感じでテンション高い橘。落ち着くか更に興奮するか分からないけど、何か小ネタ書いてみましょうかね。先週金曜、眠狂四郎見に行くまで時間あるから、と買った小説を、毎日ちまちま読んでいて・・・吸血鬼モノなので手に取ったら思いがけず、どエロな内容なのにびっくりしたので、そういう内容になったらごめんなさいね(コラ)
**********
最近あちこちに巨大ショッピングモールが建設され、食傷気味ではあるものの、休日ともなればそれなりの人間が集まる。
オープン当初の賑わいはないが、だからこそのんびりと店舗を見て回れるのもいいのかも知れない。
この日、ファロット一家+αは、そんな連邦大学惑星内にあるショッピングモールのひとつにやってきていた。
6人一緒に建物に入ったときは、その圧倒的なまでの存在感と異様なまでの美形集団の出現に、ちょっとした人だかりが出来た。
何がすごいと言って、美少女ふたり──もちろんソナタとシェラだ──はさらっさらの長い髪が美しい天使だったし、銀髪の美少年はふわっふわの髪の天使なのに、小悪魔っぽい表情が何とも魅力的だった。
しかも男どもは軒並み180を超える長身。
約1名、180を超えながらも美女にしか見えない金髪碧眼の男がいたが、ともかく、スーパーモデル集団の来場に、建物内は何かの撮影があるのか、と騒ぎになった。
「・・・落ち着かない」
呟いたキニアンに、シェラがくすくすと笑った。
「アー君って、イケメンなのに自覚薄いよね」
「いや、絶対これ俺じゃないですって・・・」
思春期真っ盛り。
自分の見た目にもそれなりに気を使う年頃だったが、学校内ならばともかく、ファロット一家の中に入っても目立つような容姿をしていると思えるほど自惚れてはいなかった。
「一番背ぇ高いし~」
「アー君かっこいいよね~」
なぜかシェラとライアンが楽しそうにきゃっきゃ言っている。
「お兄ちゃんもそう思うでしょ?」
にこにこと、含むのもがあるのかないのかよく分からない美女然とした美青年の問いかけに、カノンはちらっと視線を向けると「並み」と答えた。
「恥ずかしがり屋さんだなぁ~」
「違うっ!」
「ちなみにパパさんは?」
更なるライアンの問いに、ちょっと嫌そうな顔をしつつ「黙ってれば特上」と返す。
「「同感~」」
とシェラとソナタが口を揃える。
暗に『喋るな』と言われた本人は、『シェラに褒められた』と思っているのかいないのか、何だか上機嫌に見える。
「パパさんが特上で、アー君が並み? じゃあおれは?」
「上の中」
「うわぁ、なんだろう。微妙すぎて『中の上』って言われた方が嬉しい気がする」
「じゃあ訊かなきゃいいじゃん」
ツン、と澄ましているカノンに、ライアンはやはりにこにこと微笑みかけたのである。
「でもやっぱり、お兄ちゃん恥ずかしがりだね」
「・・・何でそうなるのかな」
「だって、アー君かっこいいもん」
「それライアンの主観でしょ?」
「えー、絶対かっこいいと思うんだけどなぁ」
碧眼にじーっと見つめられて、ガッ! と手を握られ、思わずびくっ! としてしまったキニアンである。
「アー君」
「・・・はい」
「お兄ちゃんに『かっこいい』って、言わせよう」
「・・・・・・は?」
「よし! そうと決まれば、まずは服を買いに行こう!」
おー! と何だかやる気になっているライアン。
「パパさんは、プロの立場からアドバイスをお願いします」
「分かった」
「お兄ちゃんたちは別行動ね」
「じゃあソナタたちはお茶してるね」
「あとで連絡するよ」
「おっけー」
ぱちん、と手を打ち合わせるソナタとライアン。
シェラは楽しそうにくすくす笑っている。
カノンひとりが、ぶすっ、とした顔になっている。
「・・・何でわざわざそんなこと」
ボソッ、と呟くカノンに、シェラが片目を瞑って見せた。
「素直に『かっこいいね』って言えばいいのに」
「思ってもいないことは言えません」
「またまたぁ~」
「・・・・・・」
つんつん、と突付かれた頬を、カノンはぷくっ、と膨らませた。
こうして、休日のお出かけは、所謂『彼氏改造計画』的なものへとその趣旨を変えていったのである。
***********
続く・・・んだろうな。きっと。
最近あちこちに巨大ショッピングモールが建設され、食傷気味ではあるものの、休日ともなればそれなりの人間が集まる。
オープン当初の賑わいはないが、だからこそのんびりと店舗を見て回れるのもいいのかも知れない。
この日、ファロット一家+αは、そんな連邦大学惑星内にあるショッピングモールのひとつにやってきていた。
6人一緒に建物に入ったときは、その圧倒的なまでの存在感と異様なまでの美形集団の出現に、ちょっとした人だかりが出来た。
何がすごいと言って、美少女ふたり──もちろんソナタとシェラだ──はさらっさらの長い髪が美しい天使だったし、銀髪の美少年はふわっふわの髪の天使なのに、小悪魔っぽい表情が何とも魅力的だった。
しかも男どもは軒並み180を超える長身。
約1名、180を超えながらも美女にしか見えない金髪碧眼の男がいたが、ともかく、スーパーモデル集団の来場に、建物内は何かの撮影があるのか、と騒ぎになった。
「・・・落ち着かない」
呟いたキニアンに、シェラがくすくすと笑った。
「アー君って、イケメンなのに自覚薄いよね」
「いや、絶対これ俺じゃないですって・・・」
思春期真っ盛り。
自分の見た目にもそれなりに気を使う年頃だったが、学校内ならばともかく、ファロット一家の中に入っても目立つような容姿をしていると思えるほど自惚れてはいなかった。
「一番背ぇ高いし~」
「アー君かっこいいよね~」
なぜかシェラとライアンが楽しそうにきゃっきゃ言っている。
「お兄ちゃんもそう思うでしょ?」
にこにこと、含むのもがあるのかないのかよく分からない美女然とした美青年の問いかけに、カノンはちらっと視線を向けると「並み」と答えた。
「恥ずかしがり屋さんだなぁ~」
「違うっ!」
「ちなみにパパさんは?」
更なるライアンの問いに、ちょっと嫌そうな顔をしつつ「黙ってれば特上」と返す。
「「同感~」」
とシェラとソナタが口を揃える。
暗に『喋るな』と言われた本人は、『シェラに褒められた』と思っているのかいないのか、何だか上機嫌に見える。
「パパさんが特上で、アー君が並み? じゃあおれは?」
「上の中」
「うわぁ、なんだろう。微妙すぎて『中の上』って言われた方が嬉しい気がする」
「じゃあ訊かなきゃいいじゃん」
ツン、と澄ましているカノンに、ライアンはやはりにこにこと微笑みかけたのである。
「でもやっぱり、お兄ちゃん恥ずかしがりだね」
「・・・何でそうなるのかな」
「だって、アー君かっこいいもん」
「それライアンの主観でしょ?」
「えー、絶対かっこいいと思うんだけどなぁ」
碧眼にじーっと見つめられて、ガッ! と手を握られ、思わずびくっ! としてしまったキニアンである。
「アー君」
「・・・はい」
「お兄ちゃんに『かっこいい』って、言わせよう」
「・・・・・・は?」
「よし! そうと決まれば、まずは服を買いに行こう!」
おー! と何だかやる気になっているライアン。
「パパさんは、プロの立場からアドバイスをお願いします」
「分かった」
「お兄ちゃんたちは別行動ね」
「じゃあソナタたちはお茶してるね」
「あとで連絡するよ」
「おっけー」
ぱちん、と手を打ち合わせるソナタとライアン。
シェラは楽しそうにくすくす笑っている。
カノンひとりが、ぶすっ、とした顔になっている。
「・・・何でわざわざそんなこと」
ボソッ、と呟くカノンに、シェラが片目を瞑って見せた。
「素直に『かっこいいね』って言えばいいのに」
「思ってもいないことは言えません」
「またまたぁ~」
「・・・・・・」
つんつん、と突付かれた頬を、カノンはぷくっ、と膨らませた。
こうして、休日のお出かけは、所謂『彼氏改造計画』的なものへとその趣旨を変えていったのである。
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続く・・・んだろうな。きっと。
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