小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
ファロット一家のヴァンツァーを書いてみようかと。
あ、そうそう。だいぶ前に書いた腕相撲。あれは私の中の握力設定がだいぶ間違っていたようでして・・・。本当は、こんな感じ。
カノン:50(左)、45(右)
キニアン:50(左)、55(右)
シェラ:60(左右)
ライアン:70(右)←ちなみに片手でリンゴが潰せる握力です
ヴァンツァー:80(左右)←メーターがあるのか知りません
でも、よく考えたら腕相撲と握力はあんまり関係ありません。わかちこ。
こんな感じ。50以下は男として認めない、という名言を残した体育の女性教員がいたんですよ。はい。ちなみに彼女が50でした・・・。普通の女の子は、30ないと思います。はい。
あー、あと9時間後には、5m先にあの美貌と生脚と胸元がっ!!!!
**********
「──男は43歳を越えると、オジサンだそうだ」
雑誌から顔を上げたシェラは、ソファの向かいで優雅に珈琲を飲んでいる男に告げた。
「お前も、もうオジサンだな」
やーいやーい、といった顔つきなるが、ヴァンツァーの美貌は20年前から変わらない。
案の定、本人は首を傾げたものだ。
「見えるか?」
「いやまったく」
日頃から体調に気を使っており、運動も欠かさないとはいえ、相変わらず腹が立つほど美しい容姿をしている。
筋力は衰えることを知らず、腹が『ぷにっ』としているところなど見たこともない──というか、想像も出来ない。
まさしく、鋼のような肉体だ。
そのくせ、決して大柄なわけではなく、長身ではあるが細身なのである。
──世の男の敵だ。
シェラでさえ、そう思っていた。
「40代に見えた方がいいか?」
「子どもたちは若い方が嬉しいんじゃないか?」
「お前は?」
「どっちでもいいよ」
別にそんなの、お前が若かろうと老けてようと興味ない、と嫌そうな顔をしたシェラに、ヴァンツァーは形の良い唇をゆるり、と持ち上げた。
「どんな俺でも好き、ってことだろう?」
「・・・お前のその究極のポジティヴシンキングが羨ましいよ」
「安心しろ。まだまだ現役だからな」
「・・・そういう発言が『オヤジ』だと言われるんだ」
馬鹿が、と吐き捨てるシェラ。
ヴァンツァーは気にした風もない。
「シェラ」
「何だ」
「──耳が赤い」
にやり、と笑って指摘され、シェラは思わず両耳を押さえた。
「嘘だよ」
「~~~~~~っ、ヴァンツァー!!」
くすくすと笑った男は、珈琲カップを傾けた。
「お前のそういうところが、好きだよ」
「──っ・・・」
「ほんと、可愛い」
今度こそ真っ赤になったシェラに、ヴァンツァーは嬉しそうな微笑を向けたのであった。
***********
バカップルの日常。シェラの可愛さに眩暈がする。
「──男は43歳を越えると、オジサンだそうだ」
雑誌から顔を上げたシェラは、ソファの向かいで優雅に珈琲を飲んでいる男に告げた。
「お前も、もうオジサンだな」
やーいやーい、といった顔つきなるが、ヴァンツァーの美貌は20年前から変わらない。
案の定、本人は首を傾げたものだ。
「見えるか?」
「いやまったく」
日頃から体調に気を使っており、運動も欠かさないとはいえ、相変わらず腹が立つほど美しい容姿をしている。
筋力は衰えることを知らず、腹が『ぷにっ』としているところなど見たこともない──というか、想像も出来ない。
まさしく、鋼のような肉体だ。
そのくせ、決して大柄なわけではなく、長身ではあるが細身なのである。
──世の男の敵だ。
シェラでさえ、そう思っていた。
「40代に見えた方がいいか?」
「子どもたちは若い方が嬉しいんじゃないか?」
「お前は?」
「どっちでもいいよ」
別にそんなの、お前が若かろうと老けてようと興味ない、と嫌そうな顔をしたシェラに、ヴァンツァーは形の良い唇をゆるり、と持ち上げた。
「どんな俺でも好き、ってことだろう?」
「・・・お前のその究極のポジティヴシンキングが羨ましいよ」
「安心しろ。まだまだ現役だからな」
「・・・そういう発言が『オヤジ』だと言われるんだ」
馬鹿が、と吐き捨てるシェラ。
ヴァンツァーは気にした風もない。
「シェラ」
「何だ」
「──耳が赤い」
にやり、と笑って指摘され、シェラは思わず両耳を押さえた。
「嘘だよ」
「~~~~~~っ、ヴァンツァー!!」
くすくすと笑った男は、珈琲カップを傾けた。
「お前のそういうところが、好きだよ」
「──っ・・・」
「ほんと、可愛い」
今度こそ真っ赤になったシェラに、ヴァンツァーは嬉しそうな微笑を向けたのであった。
***********
バカップルの日常。シェラの可愛さに眩暈がする。
PR
この記事にコメントする