小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
どうしても書きたくなった。
**********
パント(賢者♂)×ルイーズ(スナイパー♀)夫妻
+++++
弓を扱うアーチャーやスナイパーは、飛行系ユニットには無類の強さを発揮する。
飛行系ユニットにとって弓矢は特攻武器──つまり、攻撃力が3倍となる脅威の武器であった。
「──はっ!」
気合の声とともに、ルイーズは一撃必殺の矢を射る。
攻撃力と防御力に優れたドラゴンナイトでさえも、アーチャーの上級職たるスナイパーの彼女の前では赤子に等しい。
陽光を弾く金髪に、大国の王家にも繋がる血筋の上品な顔立ちは美しく、室内で刺繍でもしているのが似合いそうな白い手は、しかし貴婦人にしては節が目立つ。
たおやかな外見とは正反対に、彼女は針を扱うよりも弓を扱う方が遥かに得意であった。
上空を見上げ、敵を射落としたことを確認すると、ふぅ、と息を吐き出した。
戦況は激しくなる一方で、特に最近は大陸最強の軍事国家たるベルンを相手取っているため、決して楽な戦いではない。
けれど、ベルンが誇るドラゴンナイト部隊に対して、スナイパーとしての彼女の攻撃力は脅威であった。
夫であるパントが、少年たちの戦いに同行することを決めた──ならば、自分の取る道はひとつだ。
「いつも、きみには迷惑をかけてしまうな」
そう言って端正な容貌を困ったようにして見せた夫に、ルイーズは花のような笑みを浮かべて言った。
「そんなことありませんわ。私、こうしているだけでとっても幸せです──だって、パント様がいらっしゃるんですもの」
妻の言葉にパントは驚いたように目を瞠り、そうしてやわらかく微笑みを返してくれた。
「弓が一番得意です! パント様をお守りしますので、どうかお嫁さんにしてください」
あれは、14の時だった。
大国エトルリアの魔導軍将であり、リグレ公爵という地位にもあるパントの花嫁候補が集められた場で、ルイーズはそう言った。
集められた各国の美姫たちは、馬鹿正直なルイーズを嘲笑った。
けれど、パントだけがやさしい瞳で見つめてくれた。
数百年を生きる大賢者アトスの愛弟子であり、魔導国家で最高位の魔道士たるパントは、ルイーズの助けなどなくても決して負けることはないのだけれど。
それでも、自分の言葉と、自分の手を取ってくれた夫に恥じることのないよう、ルイーズは結婚してからも決して弓の鍛錬を怠るようなことはなかった。
──けれど、弓使いには決定的な弱点があった。
「ぐっへへへ」
下卑た笑いがすぐ傍で聞こえ、ルイーズは空に向けていた目を地上に戻した。
「──あら」
まぁ、と弓を持っていない右手で口許を押さえる。
そこには、暗殺集団【黒い牙】の一味と思しき斧使いの戦士がいた。
元々は義賊集団と名高かった【黒い牙】も、今は見る影もない。
少しずつ、少しずつ、最初からいたメンバーが消され、悪意に満ちた男たちがネルガルの元から送り込まれるようになったからだ。
「戦場でこんな別嬪と会うたぁ、オレぁツイてるなぁ」
舌なめずりでもしそうな男の様子に、ルイーズはただただ目を丸くしていた。
慌てず、騒がず。
その上品な美貌には「困りましたわ」といった表情しか浮かんでいない。
弓使いは、その武器の特性故に一歩離れた場所にいる敵への間接攻撃しか出来ない。
すぐ目の前に立つ敵には、為す術がないのだ。
「すぐに殺しちまうのは、ちょいともったいねぇなぁ・・・なんせ久々のオンナだ。それもこんな上玉、滅多にお目にかかれるもんでもねぇ」
さて、どう料理してくれようか。
欲望にギラつく目をした男が、手にした武器を肩に担ぐ。
男の持つ武器は、鋼の斧だ。
戦士という兵種と重めの武器ということもあり、命中率はそうそう高くないだろうが、攻撃力が高いので当たれば痛い。
避けられるかどうかは五分五分といったところだが、相手の行動をよく見て攻撃をかわそうとしたルイーズの耳に、それは届いた。
──ヒュン、ヒュン、ヒュン!
矢を射る音にも似たそれは、ルイーズに馴染みの深いものであった。
そして、その音が聞こえた直後。
「──っ、ぐああああああああ!!」
断末魔の悲鳴を上げて、戦士の男は消し炭と化した。
菫色の瞳を真ん丸にしたままのルイーズの耳に、今度は落ち着いた低めの声が届いた。
「無事かい、ルイーズ?」
「パント様」
軽く抱くようにして肩に手を置かれたルイーズは、すぐ左にある夫の端正な容貌を見上げた。
長く伸ばした銀髪を軽く結っている、学者のような姿。
大国の公爵であり、師である大賢者以外には並ぶもののない魔導の力を持つとされる才能に溢れた賢者。
「はい、大丈夫ですわ」
「それは良かった」
にっこりと微笑みを浮かべる妻に、パントも笑みを返した。
「でもパント様」
「なんだい?」
「今の呪文、『エルファイアー』のものでは?」
「そうだけれど、それが?」
「パント様の魔力でしたら、『ファイアー』でも倒せましたでしょう?」
「あぁ、今は『エルファイアー』しか持っていないんだ。輸送隊まで戻っている時間もなかったしね」
「そうなんですの・・・」
少し表情を曇らせる妻に、パントは首を傾げた。
「ルイーズ? どうしたんだい?」
「いえ・・・私の不注意のせいで、貴重な『エルファイアー』の魔導書を使わせてしまったのか、と・・・」
「なんだ、そんなこと」
呆れたようにため息を零したパントに、ルイーズは目をぱちくりさせた。
「貴重といっても、『エルファイアー』は買うことができる。けれど、きみの命はそうじゃないだろう?」
「パント様・・・」
「きみの命の方が、ずっと大事だよ」
そう言って微笑みを浮かべ、そっとルイーズの頬に触れる。
あたたかな手の温もりに、ルイーズもふんわりと微笑んだ。
「はい──次は、必ず私がお守りしますわ」
「頼りにしているよ、ルイーズ」
誰よりも強い夫からの信頼の言葉が、ルイーズにとっては何よりの誇りだった。
「・・・えげつねぇ・・・」
リグレ公爵夫妻の戦いの様子を少し離れたところから見ていた少年剣士ギィは、思わずぽかん、と口を開けてしまった。
「ぼさっとしてると、お前も危ないぜ?」
身軽が身上の盗賊マシューは、今しがた敵の懐から失敬した高価なアイテムにキスをしながらそう忠告してやった。
「いや、だってよ! いくらあの魔導軍将が強いっつったって、『エルファイアー』って確か必殺補正ないだろう?!」
「よくお勉強してんな、お前」
「べ、別にっ・・・あの女が」
「女? ルイーズさんかい?」
「あいつが、何か知らないけどおれに話しかけてくるからっ」
「──あぁ、あの人お前の支援相手なの?」
「あ、あっちが勝手に話しかけてくるだけでおれはっ!!」
あー、はいはい、と、マシューは真っ赤になって否定しようとする少年の肩を叩いた。
「美人だもんなー、ルイーズさん」
「ばっ、別にそんなんじゃ!」
「『人妻』って響きがまた」
いいねぇ、なんて言っているマシューに、ギィは視線をきつくした。
「あんた、戦場でなんてこと言ってんだ!」
「関係ないだろ。戦場だろうがどこだろうが、美人は美人だ」
「そ・・・」
それはそうだけど、と思ったギィではあるが、誇り高い剣士の血が、彼の口を噤ませた。
「で? ルイーズさんが旦那の自慢話ばっかりするから、ちょっと妬いてたって?」
「は?! 何でそうなるんだ!」
「だって、お前が魔法に詳しいわけねぇし。ルイーズさん辺りから、魔道士について聞いてたんじゃねぇの?」
「それは・・・でも、別にあの人、旦那さんの自慢してるわけじゃないし・・・まぁ、確かに魔法のことはちょっと聞いたけど・・・おれ、魔防弱いし・・・だから、『エルファイアー』は威力強いけど、『サンダー』みたいに必殺補正ないとか、そのくらいのことは知ってて・・・」
「ふむふむ」
斧使いの敵の攻撃をかわしながら、相槌を打つマシュー。
反撃で敵のHPを削るが、自分の力では倒しきることは難しい。
「あの旦那、そもそもの魔力が高いのに、それが必殺で威力3倍になったら跡形も残らないよな・・・」
「そうねぇ──あ、ほら、お前の獲物だ」
「え?! くっ、──はぁ!!」
「おー、さすがさすが。ソードマスターまであと一歩なだけあって、見事な斬りっぷりだな。サカ一の剣士を目指してるだけのことはあるぜ」
「あんた! 背中押すなよ!!」
危ないじゃないか! と食ってかかってくるギィに、マシューはへらっと笑って「悪かった、悪かった」と言った。
謝る気なんてさらさらないことは明白で、だからギィは深々とため息を吐いたのだった。
「だが、あれくらい対処出来ないようじゃ、最強の剣士は遠いぜ?」
「・・・やっぱり、あれくらい強い男じゃないとダメなのかなぁ・・・」
ぼそっと呟いた少年の声は、駆け寄ってくる敵の足音に消されたのだった。
**********
たぶん、こんな感じの楽しい戦場だと思う。
ルイーズさんのピンチにキレるパント様(笑)ヴぁっくんは激しくキレるけど、パント様はにっこり笑ってキレると思う。でも目が笑ってないという、一番怖いパターン(笑)
カプ系は、基本場所をわきまえないので、血なまぐさい戦場がそこだけお花畑になります(笑)
次はレイルセでも書きますかねぇ。
パント(賢者♂)×ルイーズ(スナイパー♀)夫妻
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弓を扱うアーチャーやスナイパーは、飛行系ユニットには無類の強さを発揮する。
飛行系ユニットにとって弓矢は特攻武器──つまり、攻撃力が3倍となる脅威の武器であった。
「──はっ!」
気合の声とともに、ルイーズは一撃必殺の矢を射る。
攻撃力と防御力に優れたドラゴンナイトでさえも、アーチャーの上級職たるスナイパーの彼女の前では赤子に等しい。
陽光を弾く金髪に、大国の王家にも繋がる血筋の上品な顔立ちは美しく、室内で刺繍でもしているのが似合いそうな白い手は、しかし貴婦人にしては節が目立つ。
たおやかな外見とは正反対に、彼女は針を扱うよりも弓を扱う方が遥かに得意であった。
上空を見上げ、敵を射落としたことを確認すると、ふぅ、と息を吐き出した。
戦況は激しくなる一方で、特に最近は大陸最強の軍事国家たるベルンを相手取っているため、決して楽な戦いではない。
けれど、ベルンが誇るドラゴンナイト部隊に対して、スナイパーとしての彼女の攻撃力は脅威であった。
夫であるパントが、少年たちの戦いに同行することを決めた──ならば、自分の取る道はひとつだ。
「いつも、きみには迷惑をかけてしまうな」
そう言って端正な容貌を困ったようにして見せた夫に、ルイーズは花のような笑みを浮かべて言った。
「そんなことありませんわ。私、こうしているだけでとっても幸せです──だって、パント様がいらっしゃるんですもの」
妻の言葉にパントは驚いたように目を瞠り、そうしてやわらかく微笑みを返してくれた。
「弓が一番得意です! パント様をお守りしますので、どうかお嫁さんにしてください」
あれは、14の時だった。
大国エトルリアの魔導軍将であり、リグレ公爵という地位にもあるパントの花嫁候補が集められた場で、ルイーズはそう言った。
集められた各国の美姫たちは、馬鹿正直なルイーズを嘲笑った。
けれど、パントだけがやさしい瞳で見つめてくれた。
数百年を生きる大賢者アトスの愛弟子であり、魔導国家で最高位の魔道士たるパントは、ルイーズの助けなどなくても決して負けることはないのだけれど。
それでも、自分の言葉と、自分の手を取ってくれた夫に恥じることのないよう、ルイーズは結婚してからも決して弓の鍛錬を怠るようなことはなかった。
──けれど、弓使いには決定的な弱点があった。
「ぐっへへへ」
下卑た笑いがすぐ傍で聞こえ、ルイーズは空に向けていた目を地上に戻した。
「──あら」
まぁ、と弓を持っていない右手で口許を押さえる。
そこには、暗殺集団【黒い牙】の一味と思しき斧使いの戦士がいた。
元々は義賊集団と名高かった【黒い牙】も、今は見る影もない。
少しずつ、少しずつ、最初からいたメンバーが消され、悪意に満ちた男たちがネルガルの元から送り込まれるようになったからだ。
「戦場でこんな別嬪と会うたぁ、オレぁツイてるなぁ」
舌なめずりでもしそうな男の様子に、ルイーズはただただ目を丸くしていた。
慌てず、騒がず。
その上品な美貌には「困りましたわ」といった表情しか浮かんでいない。
弓使いは、その武器の特性故に一歩離れた場所にいる敵への間接攻撃しか出来ない。
すぐ目の前に立つ敵には、為す術がないのだ。
「すぐに殺しちまうのは、ちょいともったいねぇなぁ・・・なんせ久々のオンナだ。それもこんな上玉、滅多にお目にかかれるもんでもねぇ」
さて、どう料理してくれようか。
欲望にギラつく目をした男が、手にした武器を肩に担ぐ。
男の持つ武器は、鋼の斧だ。
戦士という兵種と重めの武器ということもあり、命中率はそうそう高くないだろうが、攻撃力が高いので当たれば痛い。
避けられるかどうかは五分五分といったところだが、相手の行動をよく見て攻撃をかわそうとしたルイーズの耳に、それは届いた。
──ヒュン、ヒュン、ヒュン!
矢を射る音にも似たそれは、ルイーズに馴染みの深いものであった。
そして、その音が聞こえた直後。
「──っ、ぐああああああああ!!」
断末魔の悲鳴を上げて、戦士の男は消し炭と化した。
菫色の瞳を真ん丸にしたままのルイーズの耳に、今度は落ち着いた低めの声が届いた。
「無事かい、ルイーズ?」
「パント様」
軽く抱くようにして肩に手を置かれたルイーズは、すぐ左にある夫の端正な容貌を見上げた。
長く伸ばした銀髪を軽く結っている、学者のような姿。
大国の公爵であり、師である大賢者以外には並ぶもののない魔導の力を持つとされる才能に溢れた賢者。
「はい、大丈夫ですわ」
「それは良かった」
にっこりと微笑みを浮かべる妻に、パントも笑みを返した。
「でもパント様」
「なんだい?」
「今の呪文、『エルファイアー』のものでは?」
「そうだけれど、それが?」
「パント様の魔力でしたら、『ファイアー』でも倒せましたでしょう?」
「あぁ、今は『エルファイアー』しか持っていないんだ。輸送隊まで戻っている時間もなかったしね」
「そうなんですの・・・」
少し表情を曇らせる妻に、パントは首を傾げた。
「ルイーズ? どうしたんだい?」
「いえ・・・私の不注意のせいで、貴重な『エルファイアー』の魔導書を使わせてしまったのか、と・・・」
「なんだ、そんなこと」
呆れたようにため息を零したパントに、ルイーズは目をぱちくりさせた。
「貴重といっても、『エルファイアー』は買うことができる。けれど、きみの命はそうじゃないだろう?」
「パント様・・・」
「きみの命の方が、ずっと大事だよ」
そう言って微笑みを浮かべ、そっとルイーズの頬に触れる。
あたたかな手の温もりに、ルイーズもふんわりと微笑んだ。
「はい──次は、必ず私がお守りしますわ」
「頼りにしているよ、ルイーズ」
誰よりも強い夫からの信頼の言葉が、ルイーズにとっては何よりの誇りだった。
「・・・えげつねぇ・・・」
リグレ公爵夫妻の戦いの様子を少し離れたところから見ていた少年剣士ギィは、思わずぽかん、と口を開けてしまった。
「ぼさっとしてると、お前も危ないぜ?」
身軽が身上の盗賊マシューは、今しがた敵の懐から失敬した高価なアイテムにキスをしながらそう忠告してやった。
「いや、だってよ! いくらあの魔導軍将が強いっつったって、『エルファイアー』って確か必殺補正ないだろう?!」
「よくお勉強してんな、お前」
「べ、別にっ・・・あの女が」
「女? ルイーズさんかい?」
「あいつが、何か知らないけどおれに話しかけてくるからっ」
「──あぁ、あの人お前の支援相手なの?」
「あ、あっちが勝手に話しかけてくるだけでおれはっ!!」
あー、はいはい、と、マシューは真っ赤になって否定しようとする少年の肩を叩いた。
「美人だもんなー、ルイーズさん」
「ばっ、別にそんなんじゃ!」
「『人妻』って響きがまた」
いいねぇ、なんて言っているマシューに、ギィは視線をきつくした。
「あんた、戦場でなんてこと言ってんだ!」
「関係ないだろ。戦場だろうがどこだろうが、美人は美人だ」
「そ・・・」
それはそうだけど、と思ったギィではあるが、誇り高い剣士の血が、彼の口を噤ませた。
「で? ルイーズさんが旦那の自慢話ばっかりするから、ちょっと妬いてたって?」
「は?! 何でそうなるんだ!」
「だって、お前が魔法に詳しいわけねぇし。ルイーズさん辺りから、魔道士について聞いてたんじゃねぇの?」
「それは・・・でも、別にあの人、旦那さんの自慢してるわけじゃないし・・・まぁ、確かに魔法のことはちょっと聞いたけど・・・おれ、魔防弱いし・・・だから、『エルファイアー』は威力強いけど、『サンダー』みたいに必殺補正ないとか、そのくらいのことは知ってて・・・」
「ふむふむ」
斧使いの敵の攻撃をかわしながら、相槌を打つマシュー。
反撃で敵のHPを削るが、自分の力では倒しきることは難しい。
「あの旦那、そもそもの魔力が高いのに、それが必殺で威力3倍になったら跡形も残らないよな・・・」
「そうねぇ──あ、ほら、お前の獲物だ」
「え?! くっ、──はぁ!!」
「おー、さすがさすが。ソードマスターまであと一歩なだけあって、見事な斬りっぷりだな。サカ一の剣士を目指してるだけのことはあるぜ」
「あんた! 背中押すなよ!!」
危ないじゃないか! と食ってかかってくるギィに、マシューはへらっと笑って「悪かった、悪かった」と言った。
謝る気なんてさらさらないことは明白で、だからギィは深々とため息を吐いたのだった。
「だが、あれくらい対処出来ないようじゃ、最強の剣士は遠いぜ?」
「・・・やっぱり、あれくらい強い男じゃないとダメなのかなぁ・・・」
ぼそっと呟いた少年の声は、駆け寄ってくる敵の足音に消されたのだった。
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たぶん、こんな感じの楽しい戦場だと思う。
ルイーズさんのピンチにキレるパント様(笑)ヴぁっくんは激しくキレるけど、パント様はにっこり笑ってキレると思う。でも目が笑ってないという、一番怖いパターン(笑)
カプ系は、基本場所をわきまえないので、血なまぐさい戦場がそこだけお花畑になります(笑)
次はレイルセでも書きますかねぇ。
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