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小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
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休みを。2日ほど。まぁ、1日ずつで2日ですけど。役場に行きたくて。朝一で役場に行って、あとはのんびりしてやるんだ。ふふふ。

次の日曜は簿記の試験なんですが、土曜日が友達の結婚式なんですよね。二次会に出るので、お酒も入るし、まぁ、簿記は2月にもう一度受けます(笑)
もう、ここ最近ずっと土日に予定があって、グランプリシリーズを放映日に見たことがない・・・ロシア杯のも、まだ見てないんですよ。早く動画探さないと。

どうでもいい話、☆矢Ωは、そのうちまとめて見ようかと思っています。とりあえず、貴鬼がアリエスの黄金聖闘士になってるのは見たい。ムウ様に『アッペンデックス(おまけ)』とか言われていたのが、立派になってまぁ・・・氷河は相変わらずマーマ言ってるらしいですね。紫龍は相変わらず満身創痍とか(笑)一輝兄さんはまだ出ていないという噂ですが、まぁ、正直出たら話終わっちゃうし(コラ)チートにもほどがあるもんな。余裕で黄金最強クラスと同程度の強さの青銅ってどーよ? サガには勝てないかも知れないけど、カノンには勝てるだろうし(笑)そもそも、カノンのこと「戦う価値がない」とか言ってたけど。兄さん、兄さんは15歳ですよね? カノン、中身ガキだったけど、あれで28歳なんすよ。あぁ、シャカにお姫様抱っこされていた頃が懐かしい。そのうちまた読み返そう。

さて。書くか。あ、結構拍手がいただけているようで、とても嬉しいです。可愛いものを愛でるのって、いいですよね~(笑)

**********

リハーサルが終わると、なぜか本人たちではなくソナタが質問攻めにあったり、もみくちゃにされたりしていた。

「ふたりとも歌上手くない?!」
「カノン君の声可愛い!」
「キニアン、イケボ!!」
「アリス・キニアンが踊るとか、ちょー意外なんだけど!」
「しかもあんな可愛いやつ!」
「くそ、歌って踊れるイケメンなんて男の敵だ!」
「カノン君って、やっぱり天使なの?!」
「オレ、羽見えた!」
「家に遊びに来たりする?!」
「一緒にいるときどんな感じ?」
「ソナタ、彼氏いたよね?! ダブルデートとかしないの?!」

女の子だけかと思いきや、中には男の子も混じっているらしい。
ポリポリと頭を掻いたソナタは、すぅっと息を吸い込んだ。

「──上手いんじゃない? カノンは声変わりしてもあんまり低くならなかったエンジェルヴォイスだし。キニアンはチェリストの卵で絶対音感あるし。真面目だから、踊ると決めたら練習の鬼よ。最初は恥ずかしがってても、音楽が耳に入ってくれば人変わるし。ちょっとそこ、歌って踊れるイケメンは一朝一夕で手に入るんじゃなくて努力で勝ち取るものなの。嘆く前に努力なさい。カノンは小悪魔、間違えないで、小悪魔よ。大事なことだから2回言いました。羽って衣装についてるやつじゃなくて? 白い翼? 小悪魔だって言ってるでしょ、眼科に行ってきなさい。キニアンならうちにはしょっちゅう来るわよ。パパもシェラもお気に入りだし。両親公認? 公認っていうか、キニアンはみんなのおも・・・マスコットよ。一緒にいるときねぇ・・・まぁ、基本カノンはツンデレ小悪魔系女王様だから本人はツンツンしてるつもりなんだろうけど、もう、彼氏が好きでしょうがないのよ、可愛いんだからまったく。ダブルデートどころか、両親交えてトリプルデートもしてますけど何か?」

どこかの国に大昔いたという、十人の言葉も聴き分けた聖人よろしく、ソナタは怒涛のごとくインプットされた情報を、同じほどの勢いでアウトプットした。
一瞬ソナタの周りはシンと静まり返ったが、次の瞬間にはまたワッ! と質問攻めに遭ったので、

──・・・帰りにキニアンにクレープ奢らせてやる・・・。

と固く心に誓って、面倒くさそうにしながらも身内自慢をしたのだった。



+++++


そして、予餞会当日。

午前中いっぱいを使って行われるこの行事。
音響と照明以外ほとんど大掛かりな装置や舞台転換を必要としないカノンたちの出し物は、プログラムの後ろの方に割り振られていた。
演劇や吹奏楽など、どうしてもモノを用意する必要がある出し物は、前日にセットした状態のまま、翌朝一番のプログラムとして組むのが普通だ。
その方が、舞台転換の効率が格段に良いことは言うまでもない。
出し物をする卒業生も、自分たちが出る時間以外は他の生徒の演目を見るのが礼儀であり、カノンたちも自分たちの順番がくる20分前までは体育館に設営されたパイプ椅子の座席についていた。

「この学校で何かするのも、これが最後かぁ・・・」

ステージ裏で出番を待つ間、カノンはポツリと呟いた。
耳が拾った言葉に、キニアンはちいさく笑った。

「まだ卒業式があるだろう、主席卒業者さん?」

入学式のときにも挨拶をしたカノンだったが、卒業式でも答辞を述べることとなった。
今度はさすがに隣に妹はおらず、彼ひとりきり。
それだけが理由ではないのだが、カノンはむすぅっと唇を尖らせた。

「ぼく、やだって言ったんだよ? 生徒会長だった人がやればいいのに・・・」
「・・・いやいや、カノンさん。生徒会長も成績優秀者だけどな? ちょっと桁が違うんだよ。しかも、お前この学校から初のイル・ヴァーレ生じゃないか」
「だって、だって」
「ヴァンツァーもやったんだろう?」
「・・・・・・」
「ほら。もうすぐ本番なんだから、そんな不機嫌そうな顔しない」

ふにふに、とやわらかな頬を軽くつまむ彼氏を見上げ、カノンは「じゃあ」とおねだりをした。

「もっかい、して?」
「何を?」
「緊張しなくなるおまじない」

おや、緊張してたんですか、と緑の目を丸くしたキニアンは、ふ、と笑みを浮かべると、カノンの両手を取って額にあてた。

「「──『楽しく出来ますように』」」

声を揃えたふたりは、顔を見合わせて微笑むと、ヘッドセットをつけて拍手の聴こえるステージへと向かった。



**********

あー、何かキリがいいので。あと1回か2回で終わると思います。たぶん。私自身、予餞会の記憶は、ほとんど残っていません。なので、適当なこと書いてます。だってもう、何年前の話だよ(笑)

今日の発見。カノキニだけじゃなくて、ソナたんも可愛かった。うちの子たち、まじ天使。
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