小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
頭が尋常でなく凝ってます。目を開けるのって、すごい労力が必要なんですね。閉じておけばいいのに(コラ)
ただでさえ頭痛いのに、上司が私の日報に変なコメント残すから余計頭痛い・・・。
いらんこと書いたから削除。いかんいかん、本気で自分に余裕がない(笑)
GWはとりあえずカレンダー通りのお休みです。休めるだけありがたいです。ありがとうございます。
ヲタヴァンを更新したからか、結構拍手をいただいていて、とても嬉しいです。ちょっと元気になりました。自分を励ますためにも、アホなこと書いてみようかと思います。
ただでさえ頭痛いのに、上司が私の日報に変なコメント残すから余計頭痛い・・・。
いらんこと書いたから削除。いかんいかん、本気で自分に余裕がない(笑)
GWはとりあえずカレンダー通りのお休みです。休めるだけありがたいです。ありがとうございます。
ヲタヴァンを更新したからか、結構拍手をいただいていて、とても嬉しいです。ちょっと元気になりました。自分を励ますためにも、アホなこと書いてみようかと思います。
**********
──イタ車の痛車って、誰が上手いこと言えと・・・。
ジャスミンの突拍子もない婚約記念のプレゼントに頭を抱えたシェラは、1週間後に自分の認識の甘さを呪うことになる。
「なんだ、女王。あんたソレにしたのかよ!」
婚約をしてからというもの、シェラはヴァンツァーとふたりで彼の実家へ赴くことが多くなった。
ヴァンツァーは迷惑そうにしているのだが、息子や弟が可愛くてしかたのない家族たちは、ここぞとばかりに彼を屋敷に呼び寄せていた。
もちろん、ヴァンツァー同様シェラも大層歓迎されている。
ある日のこと。
ジャスミンからヴァンツァーにプレゼントされた痛車の話になったときの驚いたケリーの様子に、シェラはぱちぱちと瞬きをした。
「ひでぇ冗談だ。丸被りじゃねぇか」
ペチン、と額を叩くケリーの様子に、シェラは頬を引き攣らせた。
──・・・お義兄様も痛車かよ・・・。
弟の好みを非常によく把握していると言うことも出来るが、ちょっとやり過ぎだろう、と思ったシェラだった。
「まぁ、仕方ねぇ。ヴァンツァー」
「なんだよ」
相変わらず愛想のない弟に、ケリーはジャスミン同様目録を渡したのだった。
「まぁ、モノが違うから勘弁してくれ」
車種が違うということだろうか? 今度はベ○ツか? と首を捻るシェラの横で、ケリーから受け取った封筒を開けたヴァンツァーは、またもや言葉にならない奇声を発した。
そして、ジャスミンのとき以上にきらきらときらめく藍色の瞳を見て──嫌な予感しかしなかった。
ヴァンツァーの手からひったくるようにして目録にある絵を見ると。
「──っ、はぁぁぁぁぁぁぁ?!」
馬鹿なの?! と叫ばなかっただけ、シェラは偉い。
──痛ジェットって何だよ!!
そう。
そこには、自動車ではなくジェット機が。
そして、多少デフォルメされてはいるが、やはりツインテール姿の己が描かれていた。
「にいさん、ありがとう!!」
大好き! とケリーに飛びつくヴァンツァーを抱きとめ、大企業の経営者はその美貌を笑み崩した。
「あー、もう、この笑顔のためなら何でもしてやるぜ!」
──限度があるでしょうがっ!!
ブチ切れそうになったシェラの前で、ヴァンツァーは最上級の上機嫌のまま、夢見るように潤んだ瞳でこう言ったのだ。
「・・・このジェットに車積んで、世界旅行かぁ・・・愉しそうだなぁ・・・」
うっとり、という表現がぴったりの美しい微笑みを見て、しかしシェラはほとんど発狂しそうになったのだった。
「──は?! それって、新婚旅行にソレで行くってこと?!」
「それが?」
一瞬前までの微笑みが嘘のような無表情になるヴァンツァーに、シェラはただただ無言で首を振った。
「別にお前の意見とか聞いてない」
「──っ、聞いてよ! 私、ヴァンツァーの奥さんになるんだよ?!」
「嫌だったらついて来なくていいし」
「新婚旅行に奥さんいないっておかしいでしょ?!」
「別に」
コレ連れてくから、とヴァンツァーが手にしたものを見て、今度こそシェラは卒倒したのだった。
**********
おー、ついにここまで来たか! ここから先が書きたかったハネムーン的なものですよ、きっと(笑)
──イタ車の痛車って、誰が上手いこと言えと・・・。
ジャスミンの突拍子もない婚約記念のプレゼントに頭を抱えたシェラは、1週間後に自分の認識の甘さを呪うことになる。
「なんだ、女王。あんたソレにしたのかよ!」
婚約をしてからというもの、シェラはヴァンツァーとふたりで彼の実家へ赴くことが多くなった。
ヴァンツァーは迷惑そうにしているのだが、息子や弟が可愛くてしかたのない家族たちは、ここぞとばかりに彼を屋敷に呼び寄せていた。
もちろん、ヴァンツァー同様シェラも大層歓迎されている。
ある日のこと。
ジャスミンからヴァンツァーにプレゼントされた痛車の話になったときの驚いたケリーの様子に、シェラはぱちぱちと瞬きをした。
「ひでぇ冗談だ。丸被りじゃねぇか」
ペチン、と額を叩くケリーの様子に、シェラは頬を引き攣らせた。
──・・・お義兄様も痛車かよ・・・。
弟の好みを非常によく把握していると言うことも出来るが、ちょっとやり過ぎだろう、と思ったシェラだった。
「まぁ、仕方ねぇ。ヴァンツァー」
「なんだよ」
相変わらず愛想のない弟に、ケリーはジャスミン同様目録を渡したのだった。
「まぁ、モノが違うから勘弁してくれ」
車種が違うということだろうか? 今度はベ○ツか? と首を捻るシェラの横で、ケリーから受け取った封筒を開けたヴァンツァーは、またもや言葉にならない奇声を発した。
そして、ジャスミンのとき以上にきらきらときらめく藍色の瞳を見て──嫌な予感しかしなかった。
ヴァンツァーの手からひったくるようにして目録にある絵を見ると。
「──っ、はぁぁぁぁぁぁぁ?!」
馬鹿なの?! と叫ばなかっただけ、シェラは偉い。
──痛ジェットって何だよ!!
そう。
そこには、自動車ではなくジェット機が。
そして、多少デフォルメされてはいるが、やはりツインテール姿の己が描かれていた。
「にいさん、ありがとう!!」
大好き! とケリーに飛びつくヴァンツァーを抱きとめ、大企業の経営者はその美貌を笑み崩した。
「あー、もう、この笑顔のためなら何でもしてやるぜ!」
──限度があるでしょうがっ!!
ブチ切れそうになったシェラの前で、ヴァンツァーは最上級の上機嫌のまま、夢見るように潤んだ瞳でこう言ったのだ。
「・・・このジェットに車積んで、世界旅行かぁ・・・愉しそうだなぁ・・・」
うっとり、という表現がぴったりの美しい微笑みを見て、しかしシェラはほとんど発狂しそうになったのだった。
「──は?! それって、新婚旅行にソレで行くってこと?!」
「それが?」
一瞬前までの微笑みが嘘のような無表情になるヴァンツァーに、シェラはただただ無言で首を振った。
「別にお前の意見とか聞いてない」
「──っ、聞いてよ! 私、ヴァンツァーの奥さんになるんだよ?!」
「嫌だったらついて来なくていいし」
「新婚旅行に奥さんいないっておかしいでしょ?!」
「別に」
コレ連れてくから、とヴァンツァーが手にしたものを見て、今度こそシェラは卒倒したのだった。
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おー、ついにここまで来たか! ここから先が書きたかったハネムーン的なものですよ、きっと(笑)
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