小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
詮ないことですが、しんどいですなぁ・・・橘から食欲を取ったらただの萌えカスしか残らないとかうまいこと言ってみる。はは。ウケる。
国別対抗フィギュアは、見れてないんです。あっこちゃんが自己ベストで優勝というのを知ってとても嬉しかったのですが、みんな来季で引退かぁ、と考えると寂しいですね。大輔も、今季最後の試合で優勝出来て良かったね。むらくんもしっかり日本のトップに名を連ねるような結果を残していて、来季も楽しみです。真央ちゃんが引退を考えているのはとても残念ですが、まぁ、今のジャッジの制度じゃ、試合するだけ馬鹿馬鹿しいよね。どんな人間だって、認められなかったらモチベーション上がらないよ。でも、私たちはあなたのスケートが大好きなので、もしプロに転向してももちろん応援するし、まったく別のことをするのだとしてもあなたが笑顔であることを祈っています。来季、最高の演技が出来るといいですね。
さて。今の橘、まもときーやんのデュオを大音量で聴いてキニアンとライアンのデュオを妄想するくらいしか楽しみがない・・・ので、書いてみます。本家が好きな方、ごめんなさいな内容だったらごめんなさい。
国別対抗フィギュアは、見れてないんです。あっこちゃんが自己ベストで優勝というのを知ってとても嬉しかったのですが、みんな来季で引退かぁ、と考えると寂しいですね。大輔も、今季最後の試合で優勝出来て良かったね。むらくんもしっかり日本のトップに名を連ねるような結果を残していて、来季も楽しみです。真央ちゃんが引退を考えているのはとても残念ですが、まぁ、今のジャッジの制度じゃ、試合するだけ馬鹿馬鹿しいよね。どんな人間だって、認められなかったらモチベーション上がらないよ。でも、私たちはあなたのスケートが大好きなので、もしプロに転向してももちろん応援するし、まったく別のことをするのだとしてもあなたが笑顔であることを祈っています。来季、最高の演技が出来るといいですね。
さて。今の橘、まもときーやんのデュオを大音量で聴いてキニアンとライアンのデュオを妄想するくらいしか楽しみがない・・・ので、書いてみます。本家が好きな方、ごめんなさいな内容だったらごめんなさい。
**********
「──“サヨナラアリガト”って」
生真面目な性格そのままに、乱れを知らないピッチで刻まれる音。
「云わずにお願い Lady」
相棒よりも力の抜けた歌い方で、美しく遊ぶ高音が特徴の声。
「「──時を止めて」」
人気デュオ『ライキニ』のふたりは、抜群の歌唱力に加え、その端正なルックスも相まって現在のヒットチャートの常連だった。
「“桜の坂で 2人乗りしたね”」
女の子のように綺麗な顔立ちながら、しなやかな長身と色気のあるハスキーヴォイスで中高生に人気のライアンと、
「 “海で花火 観て Kissを」
「「した”」」
相棒よりも更に長身、マイクを手にしていないときは物静かでどこか気難しそうな印象なのに、ステージ上ではその比類なき音楽性で場を支配し、『ライキニ』の楽曲の作詞・作曲・アレンジまですべてを一手に引き受け、どちらかといえばOLからマダム世代に人気のキニアン。
世の中の女性の大半はふたりのどちらかが好きと答えるほどの超絶人気ユニットだ。
「「恋しくて 壊れるほど 抱きしめたいのに
Oh no… 君は行くよ
恋しぐれ 予報はずれの雨でナミダ 消して」」
『王子様』と称される外見もさることながら、耳障りの良い音楽と確かな歌唱力で女性のみならず男性ファンも決して少なくない。
「秒速5センチ」
「メートルで」
「「──花が散ってゆく」」
見た目だけで中身の伴わない『アイドル』ではない。
彼らは確かに『アーティスト』だった。
+++++
「──アー君、おつかれ~」
「あぁ」
ディレクターのOKが出て歌番組の収録が終わると、ライアンは笑顔で相棒に向けて手を上げた。
ピアノを弾いているときと歌っているときは明らかに上機嫌な面持ちのキニアンは、ライアンからのハイタッチの要求に応えてパチン、と手を合わせた。
「今日はこれで終わりだっけ?」
「だな──その代わり、明日は朝5時からアルバムのジャケットの撮影だ」
分刻みのスケジュールに、二十代の青年たちの顔にも若干の疲れが見える。
「あああ~~~! チョコパフェとプリンパフェとショートケーキとアップルパイが食べたい!!」
無類の甘味好きである相棒の叫びに、どちらかといえばそれらが苦手なキニアンは苦笑した。
「我慢しろ。この時間にそんなもの食べたら太るぞ」
「平気だよ、おれ代謝いいし」
「半裸のジャケ写で腹がたるんでたら、ファンが泣くぞ」
「アー君ってホント真面目だよねー」
「・・・悪かったな」
「いやいや、褒めてるんだって」
「堅物だってことだろ?」
「違うって! 欲望に忠実なおれのいいストッパー役だって、ほんと!」
にっこりと微笑むとどこからどう見ても女にしか見えない金髪碧眼の相棒に、若葉色の瞳をふと緩めた青年は、入れ替わりに収録会場へやってきたふたり組に目を遣った。
『ライキニ』が『王子様』なら、彼らは『天使』だ。
「あ~、『ライキニ』さんだぁ~。おはよーございまーす!」
手をぶんぶん振って元気よく挨拶してくるのは、長い黒髪の美少女。
生きていることが愉しくて仕方ないとでも言いたげに、いつもにこにこと笑みを絶やさない彼女は、どんなハードな現場でもムードメーカーとして活躍している。
「おはよう。そうか、今日は君たちも収録だったっけ」
「はい。このあと雑誌の取材3本と料理番組の収録もあるから、一発OK出さなくちゃ」
「あはは、相変わらずハードだなぁ」
「それを言うなら『ライキニ』さんだって」
にこやかに会話をしているライアンと美少女の横で、キニアンは睨むような──否、しっかりきっぱりこちらを睨みつけてくる菫色の瞳を黙って受け止めていた。
「・・・次は、ぼくたちが1位を取る」
「ふぅん」
挑むような視線と台詞をどう受け止めたのか、キニアンは気のない返事をした。
それが癪に障ったのか、ふわふわとした銀髪の少年は、『天使』と評判の美貌を思い切り顰めた。
「・・・相変わらず、仲がいいのか悪いのか」
「カノンがああいう態度取るのひとりだけなんで、ちょーレアですよ」
「──あぁ、アー君トクベツ?」
「はい、そりゃあも」
「──ソナタ!」
「はい~」
八つ当たり気味の声で呼ばれた少女は、くすくすと愉しそうな笑みを浮かべたまま少年に駆け寄った。
「それじゃ、頑張って」
「は~い、ありがとうございま~す!」
やはりにこやかな挨拶をするソナタとライアンを尻目に、カノンは肩をいからせてステージに上がり、キニアンは特に何の表情も浮かべず相棒の隣にやってきた。
「──あれ。アー君、もしかして、ちょっと嬉しい?」
「──え? 何で?」
「なんとなく」
「ふぅん」
そんな会話をしつつ、『ライキニ』のふたりは収録現場をあとにしたのだった。
**********
何をしたいのかよく分からんが、友人の書く話にインスパイアされつつ。あー、寝よ。
「──“サヨナラアリガト”って」
生真面目な性格そのままに、乱れを知らないピッチで刻まれる音。
「云わずにお願い Lady」
相棒よりも力の抜けた歌い方で、美しく遊ぶ高音が特徴の声。
「「──時を止めて」」
人気デュオ『ライキニ』のふたりは、抜群の歌唱力に加え、その端正なルックスも相まって現在のヒットチャートの常連だった。
「“桜の坂で 2人乗りしたね”」
女の子のように綺麗な顔立ちながら、しなやかな長身と色気のあるハスキーヴォイスで中高生に人気のライアンと、
「 “海で花火 観て Kissを」
「「した”」」
相棒よりも更に長身、マイクを手にしていないときは物静かでどこか気難しそうな印象なのに、ステージ上ではその比類なき音楽性で場を支配し、『ライキニ』の楽曲の作詞・作曲・アレンジまですべてを一手に引き受け、どちらかといえばOLからマダム世代に人気のキニアン。
世の中の女性の大半はふたりのどちらかが好きと答えるほどの超絶人気ユニットだ。
「「恋しくて 壊れるほど 抱きしめたいのに
Oh no… 君は行くよ
恋しぐれ 予報はずれの雨でナミダ 消して」」
『王子様』と称される外見もさることながら、耳障りの良い音楽と確かな歌唱力で女性のみならず男性ファンも決して少なくない。
「秒速5センチ」
「メートルで」
「「──花が散ってゆく」」
見た目だけで中身の伴わない『アイドル』ではない。
彼らは確かに『アーティスト』だった。
+++++
「──アー君、おつかれ~」
「あぁ」
ディレクターのOKが出て歌番組の収録が終わると、ライアンは笑顔で相棒に向けて手を上げた。
ピアノを弾いているときと歌っているときは明らかに上機嫌な面持ちのキニアンは、ライアンからのハイタッチの要求に応えてパチン、と手を合わせた。
「今日はこれで終わりだっけ?」
「だな──その代わり、明日は朝5時からアルバムのジャケットの撮影だ」
分刻みのスケジュールに、二十代の青年たちの顔にも若干の疲れが見える。
「あああ~~~! チョコパフェとプリンパフェとショートケーキとアップルパイが食べたい!!」
無類の甘味好きである相棒の叫びに、どちらかといえばそれらが苦手なキニアンは苦笑した。
「我慢しろ。この時間にそんなもの食べたら太るぞ」
「平気だよ、おれ代謝いいし」
「半裸のジャケ写で腹がたるんでたら、ファンが泣くぞ」
「アー君ってホント真面目だよねー」
「・・・悪かったな」
「いやいや、褒めてるんだって」
「堅物だってことだろ?」
「違うって! 欲望に忠実なおれのいいストッパー役だって、ほんと!」
にっこりと微笑むとどこからどう見ても女にしか見えない金髪碧眼の相棒に、若葉色の瞳をふと緩めた青年は、入れ替わりに収録会場へやってきたふたり組に目を遣った。
『ライキニ』が『王子様』なら、彼らは『天使』だ。
「あ~、『ライキニ』さんだぁ~。おはよーございまーす!」
手をぶんぶん振って元気よく挨拶してくるのは、長い黒髪の美少女。
生きていることが愉しくて仕方ないとでも言いたげに、いつもにこにこと笑みを絶やさない彼女は、どんなハードな現場でもムードメーカーとして活躍している。
「おはよう。そうか、今日は君たちも収録だったっけ」
「はい。このあと雑誌の取材3本と料理番組の収録もあるから、一発OK出さなくちゃ」
「あはは、相変わらずハードだなぁ」
「それを言うなら『ライキニ』さんだって」
にこやかに会話をしているライアンと美少女の横で、キニアンは睨むような──否、しっかりきっぱりこちらを睨みつけてくる菫色の瞳を黙って受け止めていた。
「・・・次は、ぼくたちが1位を取る」
「ふぅん」
挑むような視線と台詞をどう受け止めたのか、キニアンは気のない返事をした。
それが癪に障ったのか、ふわふわとした銀髪の少年は、『天使』と評判の美貌を思い切り顰めた。
「・・・相変わらず、仲がいいのか悪いのか」
「カノンがああいう態度取るのひとりだけなんで、ちょーレアですよ」
「──あぁ、アー君トクベツ?」
「はい、そりゃあも」
「──ソナタ!」
「はい~」
八つ当たり気味の声で呼ばれた少女は、くすくすと愉しそうな笑みを浮かべたまま少年に駆け寄った。
「それじゃ、頑張って」
「は~い、ありがとうございま~す!」
やはりにこやかな挨拶をするソナタとライアンを尻目に、カノンは肩をいからせてステージに上がり、キニアンは特に何の表情も浮かべず相棒の隣にやってきた。
「──あれ。アー君、もしかして、ちょっと嬉しい?」
「──え? 何で?」
「なんとなく」
「ふぅん」
そんな会話をしつつ、『ライキニ』のふたりは収録現場をあとにしたのだった。
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何をしたいのかよく分からんが、友人の書く話にインスパイアされつつ。あー、寝よ。
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