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小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
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玉アリ!(笑)こと、埼玉スーパーアリーナ! 2009年、初めてGACKTのライブに逝ってからもう7年・・・あのときにあのツアーに参加していなければ、もしかしたらファンクラブにだって入ってなかったかも知れないし、これほど彼を好きになっていなかったかも知れません。
そのときはまだファンクラブに入っていなくて、購入したCDについていたツアーの応募券で応募したら当選して。友人とふたりで参加したのがきっかけでした。
彼のコンサートは大きな物語が軸にあって、ライブでありながら物語であり、映画であり、舞台であり・・・とにかく当時はその世界観に圧倒されてしまって、周囲のファンの方々のように「GACKT~~~!!」とか叫べませんでした。ようやく声が出せたのは、MCが始まった頃でしょうか。

「ただいま」
「おかえり」

これだけで1時間近くコール・アンド・レスポンスをやり(笑)確かそのときの私はだいぶ弱っていたので、「ただいま」と誰かに言えることが、また「おかえり」と誰かに言ってあげられることがすごく嬉しくて、ものすごく嬉しくて、泣いてしまった記憶があります。そして、埼玉スーパーアリーナの、ステージから一番遠い席まで彼の生声が届いたときに、「あぁ、この人は本物だ」と思い。MCのときなんて、声ボロボロなんですよ。掠れてて。それなのに、何でこんなに声が出るんだろう、と。そのあとの歌もそう。激しいダンスを踊っていても、ライブの終盤でも、まったく声がブレない。ブレないだけじゃなくて、「届く」んです。それはマイクやスピーカーがあるという意味ではなくて、耳ではなく心に届くんです。

人の歌声にあんなに力があるなんて、きっと彼に出会わなければ知らなかったのではないかと・・・。本当に、すごい人です。
そこから何度かライブや舞台に逝きましたが、今回は『VISUALIVE』としては最後なのかな。ただのライブではなく、映画でもなく、舞台やミュージカルでもなく──そのすべてでもある『VISUALIVE』。

『LAST VISUALIVE LAST MOON~最期の月~』

これは彼がソロ活動を初めてからずっと描いてきていた、『MOON SAGA』シリーズのひとつといったところでしょうか。ソロ活動の最初の頃は、リアルタイムでは知りません。あとからアルバム買ったりはしましたが、当時高校生くらいだったかな。同級生では彼のことを好きな子はいましたけど、私はあまり興味がなくて。

知らないなりに書いてみます。長いので、ご興味のあるかたは続きをどうぞ。


『MOON SAGA』

ヴァンパイアの起源は、日本にある──。

その昔、日本には『物ノ怪』と呼ばれる人に非ざるものが存在していた。その『物ノ怪』と人との間に生まれたのが、人でありながら人に非ざる者──『者ノ不』。源義経はその『者ノ不』のひとりで、普段は気弱で仲間思いな青年ながら、その身の内には『百鬼』という鬼の力が宿っており、戦いに身を投じる中で鬼の血が覚醒して暴走、親友をその手にかけてしまう。更に、平家と源氏の争いもまた熾烈になっていく。(舞台『義経秘伝』)

義経の子孫や他の『者ノ不』が海外に渡り、『闇の住人』と呼ばれるようになった。『闇の住人』を駆逐するため人体実験の結果創り出されたのが『13使徒』──後の『ヴァンパイア』。『使徒』たちが力の暴走で命を落とす中、『ARUCARD』(逆読みで『DRACURA』)を筆頭に、生きる意味を見出すため、『闇の住人』に反旗を翻す。(LIVE『DIABOLOS』)

この争いで生き延びた『使徒』や『闇の住人』たちは人の世界で生きていく──。

この後、『MOON CHILD』という映画の世界に。

今回の『LAST MOON』は少し前までやっていた『義経秘伝』の世界観を交えて描かれていました。何というか・・・。

──魔王様が見た、愚かな人間どもの争い。

ひと言で言うとそんな感じ。ツアーのパンフレットを読む限りでは『月はいつでも見つめている』ということのようですが、まぁ、月っつーか、魔王ですよ(笑)
がくちゃんの魔王様は鉄板ですが、「なぜ人は同じ過ちを繰り返すのか? 同じ血を引く者でさえ、一度は愛しあったものでさえ、互いに争い、そして自らが犯した罪の愚かさに後悔する」そんな視点で、魔王様が魔界から義経たちの戦いを見つめている、という感じでした。

第1部から第4部まで、たっぷり4時間(笑)のライブでしたが、第1部は魔王様の居城からお届け。

「愚かであまりにも儚い者たちよ。我らはただ、オマエたちを迎えるのみ──」

争いの果てに敗れたものたちを、月の使者が迎えにいく、ということのようですが、えぇ、月っつーか魔王様が魂魄をお出迎えです(笑)

第2部は義経が描かれます。漆黒の狩衣に立烏帽子姿の義経が麗しすぎて(笑)そら、頼朝も寵愛するでしょうよ。えぇ、あんな美貌の異母弟に「兄者♡」(頼朝視点)って呼ばれたら、政子そっちのけでも仕方なごほん、ごほん。
第2部は大好きな『暁月夜』の前半をアカペラで聴かせていただきました。いや、たまらん(笑)「きみを紅く染めたこの手はいつの日にか、洗い流せるときが来るのですか?」って歌詞が、もう、大好きで。
アルバム収録の『傀儡が如く』って曲も、アップテンポのダンスナンバーでかっこいいです。えぇ、狩衣に烏帽子でダンスです(笑)上体反らして何で歌えるのか、彼の身体はオカシイと思う(褒めてる)

第3部はコール・アンド・レスポンスを含む、ちょっとしたブレイクタイム。ずっと緊張してると人の心は動かなくなるのでね。真面目なことやってる中で、心を緩める時間があってこそ、感動が生まれるのですよ。
長いコール・アンド・レスポンスを経た『U+K』は、可愛いのに切なくて、歌ってると笑いながら泣いてしまう、そんな曲。昔から大好きです。相変わらず猫耳つけて歌ってました。『恋いのFRIDAY!!』も好き。可愛いんですよ。例えるなら、恋いするキニアン(笑)かっこ可愛い・・・いや、かっこつけ可愛い曲です(笑)
そして、うちのヘタレなヴァンツァーに捧げた『キミだけのボクでいるから』。ガッ君の歌う『キミ』シリーズは泣ける歌が多いですが、これもまた良い曲です。
そして、『P.S. I LOVE U』で大泣き(笑)元々感動的な曲ではありますけど、ライブのそれまでの流れや空気感というものがあり、涙が止まらなくなりました。

第3部は現代っぽいですが、時間軸はあまり関係なく、ライブ全体を通して『人間の営み』というものを月が見つめている、という表現なのかな。

第4部は、一般のコンサートで言うところのアンコール。ガッ君のライブにアンコールはありません。そこも『物語』の一部。曲は『雪月花』。えぇ、何年か前にNHKホールでの音楽番組の収録で観覧に当選し、生で聴いたあれです。トリに登場した魔王様を、今でも覚えていますよ(笑)今回は兄・頼朝に討たれた義経が歌ってました。椅子に腰掛け──いや、寄り掛かり、非常に不安定な体勢なのに、なぜあんなに声が出るのか・・・やっぱり彼はオカシイです。そりゃあ、口パクだと思われますよ。普通歌えませんから。


そんなわけで、4時間たっぷり楽しんできました。やー、4時間もやってた感じはしませんけどね。楽しい時間はあっという間です。とりとめのない内容で、皆様には伝わってないかと思いますが、気になる方は、いつかライブのDVDが発売されると思いますので、買ってみて下さい(笑)もしくは、楽園祭辺りから参戦とかどうでしょう?(笑)

あ~、楽しかった!!
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