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小ネタや更新記録など。妄想の赴くままに・・・
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待ちに待った、ほんとに待ってた、これだけを楽しみに激務に耐えてた、ガッ君のライブだよ~~~~~~~!!!!!!≧▽≦

『LAST VISUALIVE』

大きなコンセプトツアーはこれが最後らしいです。とても楽しみ。で、今久々に発売されたアルバム『LAST MOON』を聴いてます。その中でも1曲を延々リピ。明るい曲調なのに聴いたあとは切なくなって、気付くと涙が零れている。ガッ君の歌は、そういうの多いです。アップテンポのバラードを歌わせたら、彼の右に出るものはいないだろう、と思うのですよ。

そんなわけで。・・・短いですけど。


**********

「・・・キミだけの、ボクでいるから」

ささやくように口ずさむ。
どこで聴いた歌だったか覚えていないが、一度聴いただけで、なぜか心の奥深くに刻み込まれていた。
腕の中には、すやすやと寝息を立てる銀髪の天使。
本当に、眠っていればこの上もなく愛らしいのに。

「台詞のように聞こえるかもだけど・・・」

怒ってばかりの顔が思い出されて、少し笑った。
軽く撫でた髪はツルリと滑るほどに細くなめらかで、銀にほんの少し白金を混ぜて薄く伸ばしたのではないかと思える、金属のような光沢を放っている。

「壊れるほど、抱きしめたくて・・・でも涙が何故か溢れ出して」

歌詞につられたわけでもないだろうが、眼の奥が熱くなる。
胸をギュッと握られるような、それでいてやさしく愛撫されているような、不思議な感覚。
見上げた天井は無機質で。
これで星空でも見えたなら・・・どうだろう。

「あいしてる・・・この言葉さえ」

あたたかい身体を子どもにするように『トントン』とやさしく叩くと、やっと呼吸の仕方を思い出したように、息を大きく吸えるようになった。

「何もまだ分かってない、かもだけど・・・」

ほんの少しだけ、腕に力を入れる。
起こさないように、本当に、少しだけ。

「・・・真っ暗な道を・・・がむしゃらに走ってた」

自ら命を絶つことも出来ず、かといって仕事で命を落とすのは矜持が許さず。
自分でも、よく分かっていた。
あれは私情だった。
命じられた任務ではなく──限りなくそれに近付くように仕向けた。
あのときのことを口にすると、今でも怒られて・・・泣かれて。
・・・まだ泣いてくれることが嬉しくて。

「ボクが・・・生まれたのは」

キミに会うため。
キミをずっと守り続けるため。

「世界中にボクの笑顔で花を咲かせよう」


──お前、最近よく笑うな・・・。


そんな風に言われると、勝手に口許が綻んで。
そうすると、驚いたように目を瞠って、瞳を泳がせて・・・それでも「その方がいい」なんて言ってくれるから。

「──・・・愛してる」

そのちいさな手から溢れるほど、永遠にずっと──『愛してる』の花束を贈ろう。


**********

彼の声は、何というか・・・すごいです。
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